2008年11月17日

ア・ハード・デイズ・ナイト

さて、続きまして11月10日の旅の様子を。
早朝、ブロックリー村を散策
もちろん朝食前!←学習したぞ
天気は生憎小雨がパラついていました
地図を持って出るのを忘れたが、「えーい、迷うが旅よ」と敢行。
景色
景色もさることながら、可愛いお屋敷がたくさんありました。

お屋敷2BlogPaint

馬ん?なんだ?
どこからかポッカポッカという音が
まさかの馬!
雨の中、馬に乗って犬のお散歩です

教会昨晩の教会。
朝はそれほど恐くありませんw

木School Laneという通りを下って行くと、T字路に突き当たった。
右に行くか、左に行くか
OK、こっちだ!
川小川沿いに右に進むことに!
おっと、突き当たりか、と思いきや、「こっちがありますよ」的な小さな小道を辿っていくと・・・

遠景いきなり視界が開けた!!
迷ってみるもんですね。
雨の中、寒かったのですが、ご褒美を頂いた様な気分になりました。

庭実はここブロックリー村には、「ミルディーンガーデン」という有名なお庭があり、そこにたどり着きたいというのがこの散歩の目的。
迷いながらも「Mill Dene Garden」という標識を見つけて、気分はハッピー!
ハッキリ言って、超偶然w

看板しかし、このガーデンが見学できるのは、10月末まで。
大丈夫、知っていたのでショックはありませんでした

ミルディーン中には入れないけど、三脚にカメラを載せて、潜望鏡のようにして塀の内側の撮影に成功←!
小さな池やアヒルがいたりして、なるほど、Lovely(アメリカでは一度も耳にしたことがなかったが、ここ英国では皆さんこの言葉を使います)なお庭の様です。
実は、このお庭の前に「School Lane」という道路標識があり、あれ?なんか見覚えがあるぞ!?と思っていたら、案の定、お庭の前を少し通り過ぎると、これまた見覚えのあるT字路が!
そう、先程のT字路を左に行けば、というか、T字路の左側がミルディーンガーデンでしたw
しかし、あそこを逆に行ったお陰できれいな景色に遭遇できたわけで、やはり旅は迷ってみるものですね。
ちなみに、軽く2キロくらいは余計に歩いたと思います(^^ゞ
コーンフレーク目玉焼き

パンお散歩の後の朝食は美味しかった
密かにこのパン置き←が欲しい。
初めは、『こんなん下にポロポロ落ちてダメじゃん』と思っていたが、皿の上にパンを重ねて置くと蒸れてしまうが、これだとそれがない。
買って帰りたかったなぁ。
日本にあるかなぁ。

ホテル←ブロックリーで宿泊したホテル。
怪力ジュリアン、ありがとう〜


ということで、一路チッピングカムデンへ

道道2こういった道路がずっと続いていて、道路脇に可愛いお家があります。

茅葺きチッピングカムデン村に入る少し手前で見つけた茅葺きのお家。
雨が降ってなければ、真正面から撮ったのになぁ。
車内からの撮影でご容赦

教会ハイストリート手前チッピングカムデンのハイストリート(メインストリート)の入口辺りにある教会←とハイストリート沿いの家並み

トンネル市場跡ゲートの向こうには可愛いお家。
ハイストリートの中央にあるマーケットホール跡→
1627年に作られたものらしいけど、もっと古そうに思えた。

雨の坂道雨は嫌だなと思ってたけど、こうして見るとなかなか味わいがある。
春から夏にかけては花が咲き乱れてさぞかし美しいんだろうけど、秋の紅葉も捨てがたい!

ハイストリート逆ハチミツ色のライムストーンでできた町並み。
バイブリーやブロックリーといった小さな村ばかり見てきたからか、人口わずか2,000人の村でもとても大きな街に感じました。
大都会じゃw

さて、続いて、ストラットフォードアポンエイボンへ
ここはシェイクスピア生誕の地として有名。
劇場駐車場を探し求め、偶然迷い出た場所が、ロイヤル・シェイクスピア・シアターの裏。
現在は工事中でした。
氾濫川が氾濫し、アヒルや白鳥が我が物顔で歩いていました。
人の気配を感じると逃げるはずなのに、僕らを見つけると、どんどん近寄ってきます。
アヒルゆっくりゆっくり
のしのしと。
宮島の鹿を彷彿とさせるふてぶてしさw
ある意味、夜の墓地より恐かった。

教会シェイクスピアの生家に行くつもりが、シェイクスピアのお墓がある教会、というか敷地ではなく教会の中にお墓がありました。
なるほど、町の英雄だわ。

生家一方通行や進入禁止に悩まされながら、なんとかシェイクスピアの生家←近くの駐車場に車を止めた。
両替をするためにマークス&スペンサーへ行ったが、「大きな店舗でしかやっていない」とのこと。
隣の銀行を勧められたので行ってみたが、両替はしていないとのこと。
がっかりして外に出たら、その銀行で用事を済ませた見知らぬ女性が声をかけてくれた。
「両替をするなら郵便局が断然お得よ
「私もこれからその方向に向かうから」と案内してくれた。
いやー、感謝感謝
今考えると、彼女は一人目の女神でした
無事両替は済ませたものの、シェイクスピアミュージアムを見学している時間はなくなってしまった。
ちなみにストラッドフォードアポンエイボンは、チッピングカムデムよりも遙かに大きな村、いや町でした。
マンガそうそう、シェイクスピアの生家の向かいの本屋のショーウィンドウにこんなもが飾られていた!
"Manga Shakespeare Romeo and Juliet"
おいおい、これってどうなん?
ど真ん中にあったぞ〜w

さて、さて、このドライブも大詰め、今夜宿泊する予定のリバプールへと向かいます。
250キロくらいのロングドライブだ
羊Mクラスの高速道路を走ったのだが、これまでとは比べものにならないくらい混んでいた。
渋滞はしないものの、これまであまり遭遇しなかったトラックがたくさんいたので、予想よりかなり疲れた。空
ただ、こっちの高速道路の凄いところは、日本みたいに道路の側面に防音用のコンクリートの壁がなく、自然の木というかブッシュの様なものが植えられている(しかもかなり低い)だけなので、存分に景色が楽しめるのだ

途中、サービスエリアで休憩しながら、なんとか夕方6時頃にリバプール市内に入ることができた。
が、しかし!これまで僕たちをしっかりサポートしてくれてきたナビゲーションが、ここにきてい突如暴走を始めた
ゴール地点を宿泊予定のマリオットホテルにセットしておいたのだが、その付近まで行くと、突然、ルートを再検索し始めるのだ
その結果、何度も何度も同じところをクルクルさせられて・・・・
将棋で言うなら千日手w
どうすんなら〜!!
このままではらちがあかないので、ホテルの近くと思われる駐車場ビルに止めることにした(英断!)
「ここからは歩いて探すぞ」と駐車場ビルを出た目の前にマリオットホテル(Marriott Liverpool City Centre)が!
なんという幸運!
神に感謝
朝食前から散歩して動き回り、肉体的に限界だったので、本当に助かりました。

空港とりあえずホテルに荷物を置いて、レンタカーを返却するために、リバプールジョンレノン空港へ
再びナビのお世話になることになるが、このナビには全英のハーツレンタカーがプリセットされているので、これは簡単に行ける・・・はずだったのに・・・これまた同じところを回り始めた。
地図と言葉による指示とまたその指示をしてくるタイミングがデタラメで、どれを信じたら良いのか分からないw
道路標識と全然違う方向をうながすし、ほんと大変でした。
(これまで田舎道だったので問題なかっただけで、このナビ、市街地では使えないのかもしれないw)
が、なんとか空港近くまで来て、最後の最後、車を返却する時になると、今度は何も言わずだんまりを決め込むではないか!w
おいおい、ここからが一番肝心なのに〜
誤って一般の空港利用客が止める駐車場へと続く道路に入ってしまい、止めたくもない駐車場のゲートまで来てしまった。
ここで僕は、一番やってはいけない「逆走」をしてしまいましたw
さすがに「あれ?」と思ったのでしょう、あわてて係員が走って来て「おいおい、どうした!?」と声をかけてきました。
事情を説明すると、とにかく一旦駐車場の中に入って、それから出てこいと。
なるほど、10分以内なら、駐車料金はかからないみたいでした。(人間、窮地に追いやられると、何をしだすかわからないものですw)
それから、彼が教えてくれた方向に走ると、rent-a-car returnの看板が!!
車とりあえずHertzと書かれた看板近くの適当な場所に車を置き(ありがとう!アウディ)、ナビを持って飛行場内のカウンターへ。
車に傷はついてないか、とか色々チェックするのかと思いきや、どこに止めたかも確認することなく、「OK、サンキュー」
おいおいおい、これでええんかい。
ほんと、外国って大雑把じゃわw

実を言うと、今回の旅でジョンレノン空港に行く予定はなかった。
車を返却するのも、元々は別の場所だったのだが、カーナビ付きの車は空港でしか返却できないということで、仕方なく市街地から遠い空港まで車を届にきた。
しかし、こんなことでもなければ空港に来ることもないだろうから、ラッキーと思うことに。
ハッピー壁のあちこちにジョンの曲の歌詞が書かれていたのでそれを読んだりして喜んでいたが、密かに探しているものがあった。
それは、ジョンの銅像。
かなり疲れていたので、あきらめて帰るか、と思っていたのだが、ホテル近くまで運んでくれるシャトルバスの案内をしていた女性に声をかけてみると、
「ジョンの銅像ね!エレベーターを上がって右手にあるわよ」
「そうですか、でも、もうすぐバスが出る時間ですよね」
「大丈夫、あなたたちが帰ってくるまで、バスを待たせるから」
ここにも女神が!!
本日二人目の女神
ジョンとエスカレーターを駈けのぼり右に曲がると、待っていました。
ジョンの銅像。
本当はいけないのかもしれないが、台の上に乗ってパチリ。
実はここでヒヤリとしたことが起こった。
ジョンの像に寄りかかったところ、像がグラリと動いたのだ
見た目にはわからないが、僕とジョンははっきり認識したw
あの像、いつか絶対倒れるわw
いやぁ、あの時倒れなくて本当に良かった(^^ゞ

約束通り、女神はバスを待たせてくれていた。
タクシーなら15ポンドかかるけど、このシャトルバスなら2ポンドちょっと。
しかもお客は僕と妻だけの貸し切り状態。
バスは迷うことなく(当たり前)ホテル近くに到着。
キャバーンが、ホテルに戻る時間ももったいないので、そのままキャバーンクラブへ
簡単に見つかるかと思いきや、結構、迷ってしまった。
やっと見つけたと思ったら
「今夜は貸切りで入れません」
「うっそーーー」
ここには女神はいませんでした
仕方がないので、ビートルズがステージのあいまに時間をつぶしていたというパブ「THE GRAPES」に行った。
月曜日はカラオケデイということで、リバプールの若者が楽しげにカラオケを楽しんでいた。
みんな僕より英語は上手いんだろうが、歌は下手だったので、安心したw
それにしても、これがたった1日の出来事とは!
本当にハードなハードな一日でした。
まさに、A Hard Day's Nightということで、ホテルに帰ったらバタンキューでした

waits2 at 00:21コメント(5)トラックバック(0)英国旅行 | ドライブ 

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コメント一覧

1. Posted by kent   2008年11月17日 07:11
まさに忙しい旅じゃが、濃厚ですなぁ。
イギリスって料理は美味しいの?
確かに、散策した後の朝食は美味しいでしょうが。
何処を見ても映画のシーンに使えそうなねぇ。
2. Posted by りゅ   2008年11月17日 19:38
お帰りなさい〜
わ〜写真が一杯。
ゆっくり読ませていただきます^^
3. Posted by 風太   2008年11月18日 01:13
どうもです、kentさん
イギリス料理はまずいので有名よw
かなり舌がいい加減w
ただ、朝食だけは美味しいので有名。
ほんと、濃厚な一日、というか他の日も同じくらい濃厚で、これまでの一生で最も濃厚な一週間だった気がするw
4. Posted by 風太   2008年11月18日 01:14
どうもです、りゅさん
どうも、無事帰ってきました。
ゆっくり読んで、時々苦笑してくだされば幸いです(^^ゞ
5. Posted by デザイン腕時計   2011年09月03日 03:45
1 ミリタリーウォッチ

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