2008年11月21日

ロンドン市内観光ファイナル

さて、英国旅行も残り1日半。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。

ブランズウエスト女神のアドバイスに従い、朝食はホテルの外で食べることに!
というか、この日の朝は、前々からBRANS WESTという超美味しい朝食がいただけるお店に行くことを決めていました。
ホテルから歩いて15分、地下鉄のアールズコート駅から5分くらいのところにあり、開店とほぼ同時に入りました。(気合い入りまくり!)

噂に違わず、抜群に美味しかった!!
フルイングリッシュ僕はノーマルのブレークファーストでしたが、妻は、←フルイングリッシュブレークファーストをオーダー
ノーマルとフルの違いは、ビーンズとポテト。
このビーンズが実に美味!
驚きました。
食べ終わると、スタッフ(朝なので一人でホールとキッチン)がやってきて
I'm so proud of you!!
嬉しいねぇ、完食!と妻にw
もちろん、僕も手伝ったんだけど(^^ゞ
英国は、基本的に料理は美味しくないとされていますが、これはある程度事実w
けど、その分、朝食は美味しいです。
(なお、英国においてイタリアンはお薦めできませんw
 有名なお店なら大丈夫でしょうが、ブラリと入ると大失敗しますよ(経験者w))

いったんホテルに戻り、いざロンドン観光に出発!!

劇場まず、地下鉄でビクトリア駅へ。
前の晩、見損ねたミュージカル"Billy Elliot"の劇場の場所を確認。
これを左後ろに見ながら、歩くこと10分


バッキンガム宮殿バッキンガム宮殿です。
さすがは第一級の観光地、たくさんの観光客がいました。
名物の衛兵交替は1日おきらしく、残念ながらこの日はありませんでした。
と、突然、黄色い声が
社会科見学?はたまた修学旅行?の学生がたくさんいたのですが、この子たちが正面右手の門の方へと駆け出して行ったのです。
人だかり一応、僕も野次馬に参加(^^ゞ
みんな
「誰が出てくるの?」
「知らない」
と言いながら待っていましたw
5分くらい待ってましたが、何も起こらないので、次なる観光地へ向かおうかと思っていると!
現れました!

女王後部座席の黄色い帽子の女性。
間違いありません、エリザベス女王です
どうかいね、どうかいね、
衛兵交替より、はるかに貴重なシーンに遭遇しました

騎馬隊さらに、追い討ちをかけるように騎馬隊が!
いずれも超偶然に遭遇。
はっきり言ってこの旅は、幸運の連続でした。
つくづく自分の運の良さに感服しました。
計画していたら見逃していたことでしょうw
(計画してたホテルは泊まれなかったしw)

ビッグベンバッキンガム宮殿から歩いて行けないこともないのだけど、騎馬隊が通り過ぎると同時に目の前にタクシーが停車したので、「こりゃ乗れということじゃろう」と運命に従い、ビッグベン へ
見よ、この日本晴れ!
じゃなくて、ロンドン晴れ!
この時期ロンドンでこんな天気、滅多にありません。
ちなみに、英国は1日の内に四季がある、と言われるくらい天気がコロコロ変わるのですが、この日は、ずっと天気でした。
ロンドンアイテムズ川を挟んでビッグベンの斜め向かいにあるロンドンアイ。
ロンドンを見下ろしたいところだが、高所恐怖症だけにパスw

トラファルガーピカデリー地下鉄でトラファルガー広場へ。
塔の先端に立っているのはネルソン提督。高所恐怖症だったら笑えるw
トラファルガー広場から歩いてピカデリーサーカス→

ミュージカルの当日券が安く買える(こともある)レスタースクエアまで歩いて行ったが、残念ながらBilly Elliotは安くなってなかった。
ピカデリーサーカスまで歩いて戻り、今度は地下鉄でベイカーストリートへ
ホームズイラストここにはシャーロックホームズ博物館やマダムタッソー蝋人形館があるが、とても拝観している時間はない。
ホームズ像シャーロックホームズの銅像の前を通って、目指すはメリルボーンハイストリート
ここは大変おしゃれな通りで、この日のお目当ては、オーガニックの食材店 『THE NATURAL KITCHEN』
(おしゃれといっても洋服のお店が並んだ通りではない)
うー、残念、お店の写真がない。
東京にも感じのいい雑貨屋はたくさんあるが、この店の様にいい食材を扱っているお店は少ない。
うーーん、ここでランチを食べたかったなぁ。
(朝食のエネルギーがまだまだ残っていました)

大英博物館続きまして、地下鉄を乗り継いで向かったのは、大英博物館。ロゼッタストーン
ここのお目当てはやはりこれロゼッタストーン!
「ここにあってええん?」と思わせる資料がザックザク。
これって全部、略奪品でしょ?みたいなw
驚いたことに、ここは写真もビデオも撮り放題。

ダブルデッカーからそして、遂に、遂に、乗りました〜!!
何に?
二階建てバスに!!
アッパーデッキ最前列からの眺めです←
ちなみに、2階席は立って乗ることは禁止されているみたいです。
座れないほど上の階にお客が乗ると、危険なのでしょう。
距離的には地下鉄の駅3つ分くらいでしたが、バスだとかなり時間がかかってしまいました。
たどり着いたのは、マーブルアーチ駅。

スピーカーズマークスアンドスペンサーで最後の両替をして、向かったのがハイドパークの一角にあるこちら←
中学校の英語の教科書でその存在を知ったスピーカーズコーナー
なんでしょう、感慨深いものがありました。

スピーカーズコーナーそうこうしている間に、すっかり暮れてきました。
超ハードなロンドン観光もこれで終わり。
なんのなんの、昨晩の雪辱ということで、ビクトリアに戻って、Billy Elliotの当日券を購入!
ホテルに帰って一応ジャケットとかに着替えて、再びビクトリアへ
終わるのが22時半くらいらしいから、先に劇場の隣のカフェで夕飯を食べることに。
19時半から始まるというのに19時10分頃にお店に入り、料理が出てきたのが19時20分過ぎ。
料理が出されると同時にお会計をお願いし、5分くらいで食べられるだけ食べて、隣の劇場に飛び込んだ。
席は前から6列目の中央。
当日券でそんないい席がとれたからガラガラかと思っていたら、とんでもない!
満員だった!
ミュージカルは、1985年にニューヨークで一度鑑賞したことがあるが、それ以来。
演劇であれ、音楽であれ、ミュージカルであれ、やはり生は違う。
生身の人間が放つ迫力は、何事にも代え難い。
その瞬間のために、これだけ大勢の人間が、何ヶ月も練習を重ね、本番に臨む。
その瞬間のため?
そう、演じる側は繰り返し唄い、踊り、演じるかもしれないが、鑑賞する側にとっては一度きりだけに=その瞬間だ。
さりげないステップで、観る者をハッとさせる。
その瞬間のために費やされたであろう努力を読みとれるようになること、それが歳をとる良いところかもしれんのぉ。
が、そのステージよりも僕の心を揺さぶるものがあった。
それは、観客。
シアター内そう、ステージは、観客と一緒に作るのだ。
音楽のライブのようにコール&レスポンスをすることがなくても、拍手、笑い声、歓声、静寂でもって、観客はステージに参加し、一緒に作り上げていくのだ。
エンターテインメント文化の深さと長さの違いを見せつけられたわい。
その権化の様なお客が僕の目の前の席に座っていた。
プロレスラーの様な立派な体格で、頭はスキンヘッド。
とてもミュージカルファンとは思えない風貌なのに、全てのシーンに全身全霊で入り込んでいた。
誰よりも楽しそうに笑い、誰よりも悲しそうに泣き、誰よりも唄や踊りにあわせて身体を揺り動かしていた。
まさに「満喫」!
劇場外一人で来ていたみたいなのだが、本当に幸せそうだった。
もしかするとリピーターなのかもしれないが、あんなに新鮮なリアクションができるとなると、並の客ではない。
もしかして、さくら?と疑ってしまうほど、見事な客だった。
これでこの日は就寝。
ロイヤル翌最終日、ロイヤルアルバートホールの外観を見て、帰路に着きました。
ビートルズのA Day in the Lifeという曲の中にも出てくる大変有名なホール。
映画「ブラス」の決勝の舞台でもある。
本当は、このすぐ近くにあるヴィクトリア&アルバート博物館のお土産コーナーで買い物をしたかったのだけれど、タイムアップ
ピカデリーラインでヒースロー空港へ
ありがとう〜England〜あなたは見所満載でした♪

怒濤の6泊8日間。
これまで生きて来た中で、最も濃厚な一週間だった様な気がします。
時差ボケのせいか、毎日4時くらいに目覚めるのですが、なんやかんやで寝るのは12時過ぎ。
平均睡眠時間3時間ちょっとなのに、鬼のようなスケジュールをこなし、自分でも信じられない様な体力の持ち主でした。(単なる貧乏性なのでしょうが(^^ゞ)
ハプニングやピンチも多々ありましたが、必ず女神や天使、さらには奇跡の様な幸運が起こりました。
一番嬉しかったのは、あきらめていたキャバーンに入れた時だけど、一番強烈に幸運を感じたのは、リバプールでナビが暴走しはじめ、歩いてホテルを探す覚悟を決めた時に、目の前にホテルがあった時です。
その他にもたくさんの方々に助けられました。
ほんと、助けられてばかりで、恐縮なのですが、今後は東京で困ってる旅行者をみたら積極的にヘルプしようと思います。

それにしても、英国、最高でした。
特にドライブ、本当に最高!!
いつか訪れてみたいと思っている方、是非ともドライブをお薦めします。
いつかまた今回訪れることができなかったコッツウォルズの村々をドライブしたいと思っています。
湖水地方もいいなぁ...
おっと、その前に、アイルランドに行かんと!

waits2 at 01:43コメント(2)トラックバック(0)英国旅行  

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コメント一覧

1. Posted by kent   2008年11月21日 21:26
濃い旅じゃったねぇ・・・・。
英語が出来るんがええよね!
楽しく読ませてもらって、
その時の場面が目に浮かぶわぃ・・・。

日本との国交が危うくなるくらいの
英国では絶対やってはいけない事を
やってしもうた談話も楽しみにしときます(笑)
2. Posted by 風太   2008年11月22日 01:30
どうもです、kentさん
楽しんでもらえて、なによりです。
ほんと、凄い旅でした。
今でもふと気持ちのモードを切り替えれば色んなシーンが頭の中に鮮明に蘇ってきます。
国交が危うくなるくらいかぁ...なかなかないじゃろうw
せいぜい、ジョンレノン空港での逆走かのぉ。
あ!ジョンの像に寄りかかった時!
今思い出してもドキドキするよw
ほんと倒れなくてよかった。
もし倒れてたら、恥ずかしいワールドニュースになっとったかもw

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