2009年08月03日
間違った読み方だろうけど@1Q84

BOOK1とBOOK2の下に<4月−6月><7月ー9月>とあるので、<10月ー12月>を期待してしまうところだが、続きを書くかどうかはまだ決めてないという。
これで「終わり」というのは、ちょっと納得できない感じもするが、続きを書いたところで納得できるものになりそうもない気もする。
2つの物語が交互に展開され、やがて1つに集約されていくのだが(集約というわけでもないか)、それらが元から1つの物語なら、こんな書き方をする必要もないような....
ん?もしかすると、これは別の読み方をする、読み方を見つけるのがポイントなのでは?と考えた。
「別の読み方?」
はい。別の読み方。
僕は見つけました。
決してこの読み方が正しいわけではありません。
というか、間違いなく間違った読み方ですw
それはどんな読み方かというと:
「天吾」の方は村上春樹が書いたストーリー。
そして、「青豆」の方のストーリーは、「空気さなぎ」を改稿した後に「天吾」が書き始めた小説。
そう仮定して読むと、面白かったし、ほとんどすべての矛盾が解消される。
既に読んだ方、試しにそう思いながら読み返してみては?
間違った読み方なんだろうけど。
ただ、BOOK1のP550に僕の説があながち間違ってはいないかもしれないと思えるような記述がありますよ。