2010年09月26日

アイルランド旅行時系列編3

さて、アラン島の続きです。
このペースで書いていると、とてつもない量になってしまいそうですが、ご安心ください。モハーの断崖からアラン島にかけてがこの旅のクライマックスなので、これ以降はサササッといけると思います。

9月12日(前半)
午前5時起床。
3時間寝たかどうか?
さて、今朝の任務は?
朝日を撮るです!

前の晩、パブで「この時期、日の出って何時くらいなの?」と質問したところ、
ケルト人は「8時」。
他の皆さんは「6時だろう」
「いやいや7時だろう」とバラバラ。
最後にオステンフェルドさんの奥さんから
「ここに日の出時間を知ってるような人はいないということね」
と大正解のお答えをいただきましたw

最初の写真は6時ちょっと過ぎくらいだったのかなぁ?↓
P9120897P9120925P9120995
夕陽の場合、沈む前も沈んだ後も、ずっと楽しむ(味わう)ことができるけど、朝日の場合、正直どこから昇ってくるのかもわからないし、いつ昇ってくるのかもわからないので、かなり忍耐が必要ですw
結局2時間近く待ったような...
7時45分くらいだったのかな?
そう考えると、ケルト人の「8時」説が一番近かったということか!?
それにしても、真っ暗中、寒いのに、よく待ったなぁ。
P9121020おおおお
出たか!?

P9121038でたっ!(←おかだ風)
ちょうど太陽の高さの分だけ雲がすき間を空けてくれました。
なんという幸運!
なんという心遣い!

『今日は曇りでいくんじゃなかったん?』
『それが、日本から来た変な男が朝日を撮りたいんじゃそうな』
『ウレシじゃのぉ』
『ほんま、大ウレシよね。しょうがない、ちょっとだけあけちょいちゃるかぁ』
という広島弁の妖精たちのやりとりが聞こえたような気がしましたw

P9120922←日本から来たウレシ。
この写真(自分)を見て、以前どこかで見たことのある小泉八雲の写真を思い出した。
ググッてみると、ありました
かなり危ないw

宿に戻り、簡単な荷造りをして食堂へ。
...誰もいない。
他のゲストがいないのはいいんだけど、女将のテレサがいないw
僕らが10時15分の飛行機に乗ることは知っているはずなのに、もう8時過ぎてるのにいないw
どうしよう....
そうだ!と食堂に置かれていた宿のカードに書かれた番号に電話をかけると!?
"プルルルル"(←アイルランドでかける初めての電話)
『ん?もしかして、国番号とかかけなきゃいけないのか?』
と思っていたら、奥のキッチンの方から
"リリリリリリーーーン"
耳に押し当てた携帯の呼び出し音とキッチンからの呼び出し音が交互に響くw
もちろん誰もでないw

仕方がないので部屋に戻り、朝食を食べたらすぐに出られるよう完全な荷造りをすることに!
密かに僕らが来ていた気配を残しておこうと「アラン島」(ジョン・ミリントン・シング著)の本をテーブルに置いておいた。
荷造りを済ませ食堂に戻ると、シャワーで髪が濡れたままの女将が緊張した面もちで朝食の準備を進めていた。
心の中では「しまった!」と思っているはずなのだが、絶対に"I'm sorry"とは言わないw
いいぞ!これぞアイリッシュ魂?!w
IMG_1447どれにするか尋ねられたので、
「一番早くできるのでいいですよ」
と言うと、
「どれも一緒です」
というので、
「Traditional Irish Fried Breakfast」
をお願いした。

テレサはつとめて平静を装っていたが、気持ち的にはこれ以上ない臨戦態勢w
きっと頭の中では「パイレーツオブカリビアン」のテーマ曲が鳴り響いていたに違いない。
♪タン・タン・タタッ、タン・タン・タタッ、タン・タン・タタッタ♪みたいなw
IMG_1449本当に焦っていたのだろう正直に「簡易版です」と言いながら出してくれたw
つまりは、どのメニューを頼もうと簡易版を作る気だったのだろうw
そうこうしている間に他のゲストも食堂にやってきた。
が、彼らにはあまり構わず、テレサは僕らの朝食を最優先してくれた。
アイリッシュ魂いっぱいの不屈の誠意が感じられたのでこっちは大満足。
それに、飛行機だって宿から電話で「今から行くから」と言えば、いくらでも待ってくれそうな雰囲気だし、何があっても大丈夫だろう。
これで飛行機の次に乗り継ぐ電車の時間とかが決まっていたら多少は焦ったのかもしれないけど、レンタカーだし(コネマラ空港に無料で置かせてもらっている)まったく問題なし!
旅行にハプニングは付き物。
僕としてはロストバッゲージだけが唯一起こって欲しくないトラブルだった。
それ以外は終始「何でも来い!」の気持ちでいた。
ま、この心構えが海外旅行を楽しむポイントだと思う。

IMG_1453そうこうしている内にオステンフェルド夫妻が現れた。
僕が持っていた「アラン島」(ジョンミリントンシング著)を見てオステンフェルドさんは、「私もこれを読んだが、日本語の本を見るのは初めてだ」と感激しながら「撮ってもいいかね?」とレンズを向けた。
僕は表紙に書かれている
「アラン島ほか
 ジョン・M・シング」
という文字について説明した。
というのもデンマーク人が読める字は「M」のみなのでw
というか、Mが混じって構わないというのが不思議でしょうがないみたいだった。

aran日本語には「アラン」カタカナ、「島」漢字、「ほか」平仮名と3種類の文字があって、これに「M」のようなアルファベットも混ぜて使うことができることを説明すると、とても驚いていた。
また、ページを右から左にめくっていくことが面白かったみたい。
イニシュマーンに来て僕はオステンフェルドさんに教わってばかりだったので、多少でも僕から彼に説明できるようなことがあってちょっとうれしかった。

IMG_1467空港に着くと、
「いた!」
マーティンがいたのだ!
なるほど、だからか・・・昨日、イニシュマーンに到着した時、マーティンに気づかなかった理由がわかった!
テレビで見たマーティンは、空港で働き始めたばかりで自信がなかったのか覇気がなく、くらーい感じだったのだが、今のマーティンはまったくの別人で、動きもキビキビしていて、まるで「挑戦し続ける男スーパードライ!」って感じだったのだ。
こんなに違えばそりゃ気づかんわなぁ。
忙しく働いているマーティンに僕は思い切って声をかけた。

Are you Martin?
Yes!

IMG_1468これこれしかじかで、僕はあなたのことを知っているんですよとiPhoneの中にいる彼の写真を見せると、マーティンは大変喜び!同僚を呼んで来て「こいつにも見せてやってくれ」とお願いするほどだった。
写真を見た同僚は
「マーティンは日本じゃ有名なのか?」
と訊くので、僕は
「もちろん!」
と答えておいた

IMG_1479いよいよイニシュマーンを離れることに。
僕はオステンフェルドさんの「君は必ず後悔する。たった1日だなんて」という言葉を思い出していた。
その通りだった。
わずか1日、時間にすると20時間も滞在しなかったのに、飛行機が離陸し、どんどん地面が下方に小さくなっていくのを見ていると、突然、とてつもない感傷が僕を襲ってきた。
この瞬間、「絶対にまた来る!」と僕は心に決めた。
昨日、オステンフェルドさんが言った「必ず、必ず、再び訪れたいと思うだろう」という予言もまた、その通りだった。



waits2 at 14:34コメント(0)愛蘭土旅行 |  

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