2014年08月10日

Ed Sheeran@新木場Studio Coast

先週の金曜(8日)、Ed Sheeran(エド・シーラン)のライブを観に行った
IMG_3573会場は新木場Studio Coast
キャパは2,400。おそらく、今、彼が巡っている世界ツアーで最も小さい会場ではないかと。
そして、予想通り、お客さんがとても若かった。当たり前だけど、ポールマッカートニーの客層とはえらい違い
『お!この人は僕より年上かも!?』と思う方もいらっしゃったが、老けて見えるだけで、実年齢は自分の方がやっぱ年上のような....あの夜、僕は最年長者だったかもしない
もう一つ、客層の特徴として気付いたのは、外国人、ハーフ、帰国女子、もしくはインターナショナルスクールの生徒?と思われる方々がかなり多かった。
一見、日本人のように見える若者たちも、会話を聞くと、英語で話しているグループがたくさんいた。もしかすると、3割くらいが、外国人もしくはバイリンガルの方々だったんじゃないかと。
ちなみに、写真はエントランスの様子ではなく、グッズ売場の列

チケットの整理番号はB-821番。Aは200番くらいまでしかなかったので、僕らが入場したのは1000番目くらいだったんだけど、それ以前の方全員が来場していたわけではないので、ホール内はまだかなり空いていた。
なので、ガッツがあれば、ステージから数メートルのところで観ることもできたが、若者たちにもまれながら、2時間スタンディングで観る自信はなかったので、中二階的なバルコニーに移動した。端っこだったけど、段差があり、前の柵にもたれることができたので、助かった。端といっても、ホール自体が大きくないので、東京ドームなら最前列ブロックの後方くらいの距離かとなので、全然近く感じられた

IMG_3586意外にも、ほぼ定刻通りに始まった。
いやー、良かった
圧巻のステージだった
最初から最後まで、エドはたった一人で、ギター一本で、会場を盛り上げた。(もっとも、ギターは、ほぼ一曲毎に持ち替えていたので、3、4本はあったと思うが)
楽曲良し、声良し、ギター良し、人柄良し、唯一恵まれていないのはルックスぐらいかもしれないが、愛くるしいホビットのような青年が紡ぎ出すサウンドは、CD音源をかるーーーく凌ぐ、ライブならではの躍動感に満ちあふれていた。
『今、世界で最も旬なシンガーソングライターがここにいます
そんなオーラがにじみ出ていた
特に最初の40分間は、圧倒的だった。
楽器はギターだけだけど、エドには最強の武器"ループ"がある。これを使って、ギターフレーズやカッティング、ボディをたたく音、ボイスパーカッション、コーラスを次々と重ね、最終的には4ピースバンド並みの迫力あるサウンドを構築し、これにキレキレの超高速ラップでたたみかける。思わず、「おいおい、どうかいの」(←広島流感心賞賛)とつぶやいてしまうくらいカッコ良かった。
特にギターのボディをたたいて出すバスドラ代わりの1拍目の音がとても重厚で、スピーカーから物凄い勢いで風が吹き出ていた。「もしかして送風マシンでも使っているのか?」と疑ってしまうほど意志のある風だったが、明らかにスピーカーの音が作り出す風だった。あの風はフロアの中心だと吹かなかったので、バルコニーに移動したのは正解だったかも
ちなみに、ループ、こんな感じで構築していく:


ライブでは、このビデオより、さらに軽快に音を重ねていった。
実はここがポイントなんよね。この作業がモタモタなら「先に用意しときんさい!」とツッコミたくなるが、とても手際良く重ねていくので、見てて楽しく、その過程自体が見せるに値するショーとなっているのだ
ほとんどすべての曲が、オリジナルよりわずかにテンポが速いので、当然、ラップも速くなるわけだが、まったく問題なく、バリッバリッのキレッキレッだった。
本来、僕はラップとかまったく聴かないし、興味も無いんだけど、「どうかいの、こりゃ具合がええわい」と滅茶苦茶楽しめた。
エドがその時の体感リズムをベースにループを作り、それに乗せてラップをするわけだから、ノリが、グルーヴが、機械的じゃないんよね。
単に打ち込みに合わせて歌う一般的なラップとは、意義から、意味から、全然違う。
正直、CDでどんなにラップが上手くても、「へー」としか思ってなかったけど、生で聴くラップは、「どうかいの、どうかいのぉ、いけいけー、もっといけー」と叫びたくなるくらいカッコ良かった。
で、気付いたこと、それは、エドのラップはどこまでいっても「歌」もしくは、「生楽器」なんよね。
ボブディランとエミネムの大ファンと聞いていたが、なるほど、超納得
言葉やフレーズに応じて、もたれたり、突っ込んだり、とても気持ちよさそうだった
IMG_3588「でも、面白かったのは最初の40分だけだったんだろ?」
いえいえ、そんなことはありません。
最初のインパクトがあまりに凄かったので、少し中だるみを感じたかなというだけです。
少し静かめな曲をやる時、次の曲はちょっと静かにしてねという意味で、「シー」って感じで始めたんだけど、始まってしばらくしたところで客席から"I love you"という声がかかって、エドが笑ってしまい、最初から歌い直すというシーンがあった。とても微笑ましいシーンだったんだけど、思うに、あの辺から微妙にペースが崩れたのではないかと...。
あれ以降、ループのビートがズレたり、ギターのチューニングを頻繁にするようになったり(ギターはほぼ曲毎に持ち替えてるので、チューニングは裏手でスタッフがきちんとしてるはずなのに)、ステージングのペースが少し崩れ始めたのかもしれない。
僭越ながら、ちと意見させてもらうと、30分くらいループを封印して、ギターと歌だけで聴かせるコーナーを設けるべきじゃないかと。で、後半からアンコールにかけてループを解禁すれば、より新鮮に響くので、さらに盛り上げられるんじゃないかと。ま、ここでこんな提案をしたとこで、エドの耳に届くことはないのだが

さて、歌声(喉)はどうだったかというと、序盤は超バリバリだった。しかし、途中で少しトレブルの抜けが悪くなった感じがあった。「ん?飛ばし過ぎたか?」と思ったが、最後はきちんと盛り返した。ま、この辺は百戦錬磨。状況に応じて、パフォーマンスしながら調整したのじゃないかと。
MCはというと「ここは日本なので少しゆっくりしゃべろう」というような配慮は一切なかった。ラップよりも早口で遠慮なくQueen's Englishをしゃべりまくっていた。
そう考えると、お客のネイティブスピーカー率が高かったのは幸いだった。エドのMCをちゃんと理解しているお客率がかなり高かったので、エドもやり易かったかと。恥ずかしながら、僕は半分くらいしか
IMG_3599「ところで、こんな写真を撮りまくっているが、いいのか?」
はい!これは盗み撮りではありません
正々堂々の撮影。
このライブ、No Smokingエリアはあったけど、それ以外、撮影も録音も?(多分)、一切禁止事項がなかったのです。
思うに、これが世界のスタンダードなのではないかと。
携帯電話だけじゃなく、色んなところで、日本のルールや価値観はガラパゴス化していると考えた方が良いかもしれませんね。
著作権や肖像権って、いかにもアーチストを守るためというような雰囲気を漂わせているけど、実は、アーティストを食い物にしているつまらない組織の利益や既得権益を守るための存在だったりするんよね。
誰かこの辺の構造を作り直してくれんかね。
ちなみに、こちらがエドがステージから客席を撮ったショット
edshot僕はエドのtwitterやInstagramをフォローしているので、彼がライブの時、必ずステージから客席を撮影し、それをアップするのは知っていた。
ただ、いつ、どのタイミングで撮影するのかは分からない。でも、いつか、必ず撮るはず!と皆、期待していたので、「それじゃ、写真を撮るよ」とエドがスマホを構えた時、会場は大いに盛り上がった
この辺は、若者の集いよね
ちなみに、僕は右端に居たので写っていません

にしても、素晴らしいパフォーマンスだった
勉強になるとこ、参考になることが、沢山あるライブだった。
まずは、ステージで水を飲む時、ペットボトルから直接飲んで、飲み終わったらきちんとキャップをしめ、横に放り投げるこれから始めようかな
(補足説明:ポールマッカートニーはライブの時、まったく水を飲まなかったが、エドはペットボトルを用意しててよく飲んでいた。それはいいんだけど、飲んだ後、ペットボトルを床にポンと放り投げるのがなんともおかしかったのだ。あの辺は"若いから"というより"異文化"を感じた)

IMG_3561今回、エドはこのアルバムをひっさげて来日したわけだが、ええよ
前作の「+」(プラス)も良かったけど、今回の「X」(マルティプライ)は、さらに良い。
「+」の"A team"のような超目玉はないかもしれないが、全体のクオリティは、かなり上がっている。

あ、そうそう、自分が最年長客かも!?と思っていましたが、そうではなかったようです。
ツイッターで知ったのですが、この日、"湯川れいこ"さんも観に来ていたようです

waits2 at 17:00コメント(0)トラックバック(0)コンサート | ライブ感想 

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