2014年09月09日
How Much Money Do You Have?
錦織くん、惜しかったね。
(にわかファンで申し訳ないが、そうは言っても歴史的な出来事だけに、書き留めておくことに)
錦織くん、思いの外、固かった。
下馬評では、マリン・チリッチ選手の方がメンタルが弱く、チャンコーチに鍛えられた錦織くんの方が有利との話だったのに、チリッチ選手の方が本来のプレイが出来ていた。
チリッチ選手(クロアチア)、サーブだけの選手かと思ってたら、ストロークもバリバリに良かったね。
立ち上がり、チリッチ選手も緊張していた。ファーストサービスが全然入らない。
第1セットの第1ゲーム、「あれ?いいの?」って感じで手に入れたブレイクチャンス、あの時のリターンでもっと深い、思い切った球が打ててたら、全然違う結果になっていたかもしれない、と思うのは僕だけ?(^^
試合後、本人も言ってた通り、(対戦成績で勝ち越しているチリッチより、挑戦者として臨み易い)フェデラーの方が与し易かっただろう。
改めて、メンタルが占めるところが大きいスポーツだということを痛感。
それにしても、全米オープンの決勝で日本人選手がプレーする日が来るなんて、自分が生きている間は到底無理だろうと思ってたのに、よくやったなぁ。
実を言うと、僕は全米オープンテニスを生観戦したことがある
テレビでじゃないよ、現地で
1985年、僕がNYに滞在していた時だ。
ここ最近は超有名選手くらいしか知らないけど、昔、それこそ、ボルグじゃのコナーズじゃのマッケンローじゃの頃はよくテレビで観ていたちなみに、1985年はレンドルが優勝
あ、もちろん、決勝戦のような大きな試合を観たわけではない。
一回戦か二回戦の無名選手同士の試合だ。
それほど見応えのある試合だったわけではないが、今でも鮮明に覚えているシーンがある:
長いラリーが続き、誰もが「決まった」と思うようなショットを一方が放った。そのボールをもう一方の選手が猛ダッシュで追いつき、とてつもなく深いクロスボールを打ち返した。「決まった!」と思っていた選手もボーッとしてたわけでない。即座に切り返し、必死に追いかけたのだが追いつけず、ボールはワンバウンドでスタンドに入っていった。しかしその選手は走ることを止めずそのままフェンスまで行き、ボールが入ったスタンドに座っていたお客さんに自分のラケットを両手で丁寧に投げ渡し、会場をドッと沸かした。
『こんなリターン、打ち返せるわけがない、それが出来るとしたら(観客席の)あなただけ』ということを会場全体にそのユーモラスな行為で伝えたのだ。
どんなショットより「プロだなぁ」と感じたのを覚えている。
ユーモラスな名シーンといえば、シュテフィ・グラフのこのシーンは有名よね。
"Steffi! Will you marry me?"(シュテフィ、結婚して〜)
"How much money do you have?"(あなた、いくら持ってるの?)
グランドスラムで優勝するより、この名台詞を残す方が遥かに難しいかと
(にわかファンで申し訳ないが、そうは言っても歴史的な出来事だけに、書き留めておくことに)
錦織くん、思いの外、固かった。
下馬評では、マリン・チリッチ選手の方がメンタルが弱く、チャンコーチに鍛えられた錦織くんの方が有利との話だったのに、チリッチ選手の方が本来のプレイが出来ていた。
チリッチ選手(クロアチア)、サーブだけの選手かと思ってたら、ストロークもバリバリに良かったね。
立ち上がり、チリッチ選手も緊張していた。ファーストサービスが全然入らない。
第1セットの第1ゲーム、「あれ?いいの?」って感じで手に入れたブレイクチャンス、あの時のリターンでもっと深い、思い切った球が打ててたら、全然違う結果になっていたかもしれない、と思うのは僕だけ?(^^
試合後、本人も言ってた通り、(対戦成績で勝ち越しているチリッチより、挑戦者として臨み易い)フェデラーの方が与し易かっただろう。
改めて、メンタルが占めるところが大きいスポーツだということを痛感。
それにしても、全米オープンの決勝で日本人選手がプレーする日が来るなんて、自分が生きている間は到底無理だろうと思ってたのに、よくやったなぁ。
実を言うと、僕は全米オープンテニスを生観戦したことがある
テレビでじゃないよ、現地で
1985年、僕がNYに滞在していた時だ。
ここ最近は超有名選手くらいしか知らないけど、昔、それこそ、ボルグじゃのコナーズじゃのマッケンローじゃの頃はよくテレビで観ていたちなみに、1985年はレンドルが優勝
あ、もちろん、決勝戦のような大きな試合を観たわけではない。
一回戦か二回戦の無名選手同士の試合だ。
それほど見応えのある試合だったわけではないが、今でも鮮明に覚えているシーンがある:
長いラリーが続き、誰もが「決まった」と思うようなショットを一方が放った。そのボールをもう一方の選手が猛ダッシュで追いつき、とてつもなく深いクロスボールを打ち返した。「決まった!」と思っていた選手もボーッとしてたわけでない。即座に切り返し、必死に追いかけたのだが追いつけず、ボールはワンバウンドでスタンドに入っていった。しかしその選手は走ることを止めずそのままフェンスまで行き、ボールが入ったスタンドに座っていたお客さんに自分のラケットを両手で丁寧に投げ渡し、会場をドッと沸かした。
『こんなリターン、打ち返せるわけがない、それが出来るとしたら(観客席の)あなただけ』ということを会場全体にそのユーモラスな行為で伝えたのだ。
どんなショットより「プロだなぁ」と感じたのを覚えている。
ユーモラスな名シーンといえば、シュテフィ・グラフのこのシーンは有名よね。
"Steffi! Will you marry me?"(シュテフィ、結婚して〜)
"How much money do you have?"(あなた、いくら持ってるの?)
グランドスラムで優勝するより、この名台詞を残す方が遥かに難しいかと