2014年12月14日
ブロードウェイミュージカル「Once/ダブリンの街角で」
ブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」を観劇(12月13日)。
原題:Once
邦題:「Once ダブリンの街角で」
劇場:EX THEATER ROPPONGI
先日、書いた「Billy Elliot/リトルダンサー」と同じく、映画がオリジナルという珍しい作品。
アイルランド映画「Once ダブリンの街角で」が公開されたのは2007年。ブログを確認したところ、11月に観ていた。
自分のブログを読んで、「そうだったのかぁ」と感心するのもおかしな話だが、忘れていたことがたくさんあった。
例えば、監督は主演のグレン・ハンサードのバンド「ザ・フレイムス」の元ベーシストだったことや、実はミュージカルにしたかったこととか。そう考えると、このミュージカル化は、監督にとっては喜ばしかったことなのだろう。
この10月、BS朝日で放送されていたのを久しぶりに観たのだが、思ったより面白かった。
記憶通り、作りは雑だったけど、ドキュメンタリータッチとも言えなくもなく、なかなか味わい深かった。
僕がダブリンを訪れたのは2010年なので、映画を鑑賞した当時は、まだ知らない街だったけど、10月に観た時は、既にダブリンを知っているので、どの場所かよーく分かるんよね!
「えー?そんな分かるか?」
分かるんです。
というのも、ダブリンって、アイルランドの首都ではあるけど、小さな街なので、メインの通りはグラフトンストリートくらいしかないし、ダブリン最大の観光資源「ケルズの書」が保管されているトリニティカレッジはグラフトンストリートからすぐそこ。でもって、映画の中で、グレン・ハンサードが歌っていた路上はまさにそのグラフトンストリートで、チップを持ち逃げしようとしたこそ泥をグレンが捕まえた場所はトリニティカレッジの門を入ったとこなんよね。
また、フィル・ライノットの銅像の前で演奏していたミュージシャンたちと仲良くなるシーンがあるのだが、その銅像の奥にあるホテルこそ、僕が泊まったThe Westbury Hotelだし。
ま、こういった親しみを覚えることが出来たとこが、面白かった理由かもしれないが^^
さて、映画の話はこれくらいにして、今回のミュージカル。
一番の目玉はこれだろう。
写真は、開演前の場内の様子、というか、ステージの様子。
通常、会場内は撮影禁止だ。
しかし、開演15分前までは撮影OKという、大盤振る舞い!
ステージの上にいるのは一般のお客さん。
舞台は、アイリッシュパブという設定なのだが、そのパブで実際に飲み物を購入することができるのだ!もちろん、僕も買った(信じられないことにギネスがなかった)
やがて、開演15分くらい前になると(ここからは撮影禁止)、いつの間にかお客さんの中に外国人の姿がチラホラ。
実は、彼らはこのミュージカルの出演者で(6人くらい?)、所定の位置に着いたかと思うと、おもむろに演奏を始めた。
ステージ上にはまだ一般のお客さんが残っているのだが、言わば、彼らもしばしの出演者というわけだ。
そうそう、先に開演15分前まで撮影OKと書いたが、ステージの上での撮影は禁止。
なので、この写真は、ステージの下から撮影したもの。
これらの楽器を使って、出演者たちがストーリーとは関係なく、パブの雰囲気を出す演出としてアイリッシュミュージックを演奏し始めるのだが、正直、この最初の余興的な演奏が一番良かった
とてもワクワクした。
そして、この余興の最後に年配の男性(たしか、主役のGUYのお父さん役)がスローな曲を歌ったのだが、これが感涙ものだった。
えーい、はっきり言いましょう!ステージ全体で彼のこの歌が一番良かった
この時は、これがピークとは思わないので、もう、期待は高まりまくり
と書くと、この後、つまんなかった、ということになってしまうけど、いや、楽しみはしたんですよ。
ただ、最初があまりに良過ぎたということで
超簡単ストーリー:
傷心により、自暴自棄になりかけていたストリート・ミュージシャン"Guy"が、チェコ移民の女性"Girl"と出会い、彼女の生きる姿勢に勇気づけられ、やがて夢を叶えるため(映画はロンドンへ、ミュージカルはニューヨークへと)飛び立っていく
2012年トニー賞8部門受賞という鳴り物入りで日本上陸したこのミュージカルだが、うーん、最初は良かったんだけど....
通常、ミュージカルは、歌と踊りが見せ場となるわけだが、このミュージカルの最大の特徴は、出演者たちが自ら楽器を演奏しながら舞い、歌う、ところ。
なるほど、楽器演奏は素晴らしかった。が、その分、ダンスでの見せ場は少なかったのかな。
また、主役のGUYの歌も、ミュージカルシンガーとしては十二分な技術を持っていると思うのだが、やはり、オリジナルがハンサードだけに、どうしても見劣りするというか、"圧倒的な瞬間"がなかったのが残念。
もしかすると、僕が観たのはマチネだったので、夜の部に備えて、七分くらいの力しか出してなかったのかもしれないが^^
それと、ミュージカルって、ある種のお約束のようなものがあるのだが、それがきちんと用意されていなかったのが辛かったかも。
偉そうに言っているが、自分が生でミュージカルを観たことがあるのは、ニューヨークで1回、ロンドンで1回の2回だけ。いや、待てよ、中学校の修学旅行で宝塚歌劇団を観たことがあるか
ここで言うお約束というのは、大抵、ミュージカルは、主役以外の各役者にも、見せ場のシーンというものが用意されている。
ロングランともなると、ストーリーどうのこうので感動するのではなく、その見せ場のシーンを今夜はどんな風に魅せてくれるのか、それを楽しみにするリピーターが増え、そのシーンを演じ終えた直後、喝采が巻き起こるようになるわけなのだが(これがある種のお約束)、今回のお客様は、ほとんどが一見様なので、見せ場のシーンの後も拍手が起こらないので、そのまま流れていってしまい、どうもメリハリがない感じになってしまったのだ。
昨日の劇中、見せ場の後に拍手が贈られたのは、銀行の支店長が下手な歌を披露したシーン(下手に歌うのが上手かったのだ)だけだったかと。
長い間、ブロードウェイで拍手喝采を浴びることに慣れてきた役者たちにしてみれば、「ここで拍手だろう!」というところで何も反応なく進んでいくというのは、精神的にかなりきつかったんじゃないかと思う。
それと、ステージの脇に字幕が出る装置が用意されていたのだが、当然、それを読みながらの鑑賞となるので、どうしても、役者が台詞を発するタイミングと会場の反応にタイムラグが生じてしまう。
「本来、ここは大爆笑のはずなのに...」そんな気持ちがあると、どうしても次の台詞の勢いがなくなったりするんよね。
例えばこれが映画なら、ウケるべきシーンで誰も笑わなくても、スクリーンの中の役者に心理的影響なんか一切生じないが、生の舞台だと、役者たちは会場の空気の影響をもろに受けてしまうんよね。
やり難かったかと思う。
なので、もしも、自分がこのミュージカルの何かしらの関係者なら、見せ場のシーンの直後に拍手をするサクラを数人配備するように提案したと思う。
また、台詞の中に「空手」や「忍者」といった、日本公演向けと思われるような言葉があったのだが、今ひとつ功を奏してなかったような気がする。
この公演は、ほぼ一社体制で後援していたような雰囲気だったのだが、その企業とは、「ゴホンと言えば!」で有名な龍角散。
パンフレットやアンケートと一緒に、この龍角散ののど飴が観客全員に配布されていた。
劇中、レコーディングをするシーンがあるのだが、その第一声を発する直前に、「ちょっと待った!」と龍角散の飴を取り出すくらいの思い切った演出を入れても良かったんじゃないかと思う(歌舞伎っぽいけど^^)
で、そのシーンは、決まった場所で決まった役者がやるのではなく、毎回、ローテーションで回すことにして、「昨日はあなたが龍角散なめたんだから、今夜は私よ!」なんてやり取りしても面白かったんじゃないかと。
もっとも、そうなると、字幕の対応が大変だろうが^^
「本場の演出をそのまま」もちろん、それは悪くないことなのだが、対日本公演対策を、もうちょっと練っておいた方が良かったんじゃないかな、と思う。
これはこの公演に限らず、海外の作品は、そういった対策が必要なような気がする。
そのくらい、まだ日本はミュージカル鑑賞後進国だと思うので。
3回しか観たことないくせに、言うは言うは^^
そういえば、劇場EX THEATER ROPPONGIを訪れたのは今回で2回目。
1回目は、エルビス・コステロのライブだったのだが、調べてみると、なんと丁度1年前の12月13日だった!
あの時は、かなり前にチケットを購入したにもかかわらず、最上階の最後列の席だったが、今回は、公演直前に現地窓口でチケットを受け取るというギリギリ購入だったが、なんと前から8列目の中央という、とてつもなく良い席だった
といっても、客席は満席!当日券って、いい席があるんよねぇ。
ということで、本日14日が公演最終日。
出演者の皆さん、きっとフルパワーで演じてくれると思うので、お時間がある方は、是非!
あ、そうそう!GUYとGIRLが海を見つめながら会話をするシーンで、最後にGIRLがチェコ語でGUYに一言言葉をかけるのだが、映画の中では、そこの訳がなかった
もちろん、僕も「何と言ったのだろう?」と分からないままだったのだが、このミュージカルを観ればその一言の意味が分かる!
とっても大切な意味だった!!!
どうして、映画ではあの訳がなかったのだろう?プンプン
映画を観た方!あの言葉の意味を知るだけでも、このミュージカルを鑑賞する価値はあるかもですよ!!
あ、もちろん、お父さん役の方の最初の歌も
原題:Once
邦題:「Once ダブリンの街角で」
劇場:EX THEATER ROPPONGI
先日、書いた「Billy Elliot/リトルダンサー」と同じく、映画がオリジナルという珍しい作品。
アイルランド映画「Once ダブリンの街角で」が公開されたのは2007年。ブログを確認したところ、11月に観ていた。
自分のブログを読んで、「そうだったのかぁ」と感心するのもおかしな話だが、忘れていたことがたくさんあった。
例えば、監督は主演のグレン・ハンサードのバンド「ザ・フレイムス」の元ベーシストだったことや、実はミュージカルにしたかったこととか。そう考えると、このミュージカル化は、監督にとっては喜ばしかったことなのだろう。
この10月、BS朝日で放送されていたのを久しぶりに観たのだが、思ったより面白かった。
記憶通り、作りは雑だったけど、ドキュメンタリータッチとも言えなくもなく、なかなか味わい深かった。
僕がダブリンを訪れたのは2010年なので、映画を鑑賞した当時は、まだ知らない街だったけど、10月に観た時は、既にダブリンを知っているので、どの場所かよーく分かるんよね!
「えー?そんな分かるか?」
分かるんです。
というのも、ダブリンって、アイルランドの首都ではあるけど、小さな街なので、メインの通りはグラフトンストリートくらいしかないし、ダブリン最大の観光資源「ケルズの書」が保管されているトリニティカレッジはグラフトンストリートからすぐそこ。でもって、映画の中で、グレン・ハンサードが歌っていた路上はまさにそのグラフトンストリートで、チップを持ち逃げしようとしたこそ泥をグレンが捕まえた場所はトリニティカレッジの門を入ったとこなんよね。
また、フィル・ライノットの銅像の前で演奏していたミュージシャンたちと仲良くなるシーンがあるのだが、その銅像の奥にあるホテルこそ、僕が泊まったThe Westbury Hotelだし。
ま、こういった親しみを覚えることが出来たとこが、面白かった理由かもしれないが^^
さて、映画の話はこれくらいにして、今回のミュージカル。
一番の目玉はこれだろう。
写真は、開演前の場内の様子、というか、ステージの様子。
通常、会場内は撮影禁止だ。
しかし、開演15分前までは撮影OKという、大盤振る舞い!
ステージの上にいるのは一般のお客さん。
舞台は、アイリッシュパブという設定なのだが、そのパブで実際に飲み物を購入することができるのだ!もちろん、僕も買った(信じられないことにギネスがなかった)
やがて、開演15分くらい前になると(ここからは撮影禁止)、いつの間にかお客さんの中に外国人の姿がチラホラ。
実は、彼らはこのミュージカルの出演者で(6人くらい?)、所定の位置に着いたかと思うと、おもむろに演奏を始めた。
ステージ上にはまだ一般のお客さんが残っているのだが、言わば、彼らもしばしの出演者というわけだ。
そうそう、先に開演15分前まで撮影OKと書いたが、ステージの上での撮影は禁止。
なので、この写真は、ステージの下から撮影したもの。
これらの楽器を使って、出演者たちがストーリーとは関係なく、パブの雰囲気を出す演出としてアイリッシュミュージックを演奏し始めるのだが、正直、この最初の余興的な演奏が一番良かった
とてもワクワクした。
そして、この余興の最後に年配の男性(たしか、主役のGUYのお父さん役)がスローな曲を歌ったのだが、これが感涙ものだった。
えーい、はっきり言いましょう!ステージ全体で彼のこの歌が一番良かった
この時は、これがピークとは思わないので、もう、期待は高まりまくり
と書くと、この後、つまんなかった、ということになってしまうけど、いや、楽しみはしたんですよ。
ただ、最初があまりに良過ぎたということで
超簡単ストーリー:
傷心により、自暴自棄になりかけていたストリート・ミュージシャン"Guy"が、チェコ移民の女性"Girl"と出会い、彼女の生きる姿勢に勇気づけられ、やがて夢を叶えるため(映画はロンドンへ、ミュージカルはニューヨークへと)飛び立っていく
2012年トニー賞8部門受賞という鳴り物入りで日本上陸したこのミュージカルだが、うーん、最初は良かったんだけど....
通常、ミュージカルは、歌と踊りが見せ場となるわけだが、このミュージカルの最大の特徴は、出演者たちが自ら楽器を演奏しながら舞い、歌う、ところ。
なるほど、楽器演奏は素晴らしかった。が、その分、ダンスでの見せ場は少なかったのかな。
また、主役のGUYの歌も、ミュージカルシンガーとしては十二分な技術を持っていると思うのだが、やはり、オリジナルがハンサードだけに、どうしても見劣りするというか、"圧倒的な瞬間"がなかったのが残念。
もしかすると、僕が観たのはマチネだったので、夜の部に備えて、七分くらいの力しか出してなかったのかもしれないが^^
それと、ミュージカルって、ある種のお約束のようなものがあるのだが、それがきちんと用意されていなかったのが辛かったかも。
偉そうに言っているが、自分が生でミュージカルを観たことがあるのは、ニューヨークで1回、ロンドンで1回の2回だけ。いや、待てよ、中学校の修学旅行で宝塚歌劇団を観たことがあるか
ここで言うお約束というのは、大抵、ミュージカルは、主役以外の各役者にも、見せ場のシーンというものが用意されている。
ロングランともなると、ストーリーどうのこうので感動するのではなく、その見せ場のシーンを今夜はどんな風に魅せてくれるのか、それを楽しみにするリピーターが増え、そのシーンを演じ終えた直後、喝采が巻き起こるようになるわけなのだが(これがある種のお約束)、今回のお客様は、ほとんどが一見様なので、見せ場のシーンの後も拍手が起こらないので、そのまま流れていってしまい、どうもメリハリがない感じになってしまったのだ。
昨日の劇中、見せ場の後に拍手が贈られたのは、銀行の支店長が下手な歌を披露したシーン(下手に歌うのが上手かったのだ)だけだったかと。
長い間、ブロードウェイで拍手喝采を浴びることに慣れてきた役者たちにしてみれば、「ここで拍手だろう!」というところで何も反応なく進んでいくというのは、精神的にかなりきつかったんじゃないかと思う。
それと、ステージの脇に字幕が出る装置が用意されていたのだが、当然、それを読みながらの鑑賞となるので、どうしても、役者が台詞を発するタイミングと会場の反応にタイムラグが生じてしまう。
「本来、ここは大爆笑のはずなのに...」そんな気持ちがあると、どうしても次の台詞の勢いがなくなったりするんよね。
例えばこれが映画なら、ウケるべきシーンで誰も笑わなくても、スクリーンの中の役者に心理的影響なんか一切生じないが、生の舞台だと、役者たちは会場の空気の影響をもろに受けてしまうんよね。
やり難かったかと思う。
なので、もしも、自分がこのミュージカルの何かしらの関係者なら、見せ場のシーンの直後に拍手をするサクラを数人配備するように提案したと思う。
また、台詞の中に「空手」や「忍者」といった、日本公演向けと思われるような言葉があったのだが、今ひとつ功を奏してなかったような気がする。
この公演は、ほぼ一社体制で後援していたような雰囲気だったのだが、その企業とは、「ゴホンと言えば!」で有名な龍角散。
パンフレットやアンケートと一緒に、この龍角散ののど飴が観客全員に配布されていた。
劇中、レコーディングをするシーンがあるのだが、その第一声を発する直前に、「ちょっと待った!」と龍角散の飴を取り出すくらいの思い切った演出を入れても良かったんじゃないかと思う(歌舞伎っぽいけど^^)
で、そのシーンは、決まった場所で決まった役者がやるのではなく、毎回、ローテーションで回すことにして、「昨日はあなたが龍角散なめたんだから、今夜は私よ!」なんてやり取りしても面白かったんじゃないかと。
もっとも、そうなると、字幕の対応が大変だろうが^^
「本場の演出をそのまま」もちろん、それは悪くないことなのだが、対日本公演対策を、もうちょっと練っておいた方が良かったんじゃないかな、と思う。
これはこの公演に限らず、海外の作品は、そういった対策が必要なような気がする。
そのくらい、まだ日本はミュージカル鑑賞後進国だと思うので。
3回しか観たことないくせに、言うは言うは^^
そういえば、劇場EX THEATER ROPPONGIを訪れたのは今回で2回目。
1回目は、エルビス・コステロのライブだったのだが、調べてみると、なんと丁度1年前の12月13日だった!
あの時は、かなり前にチケットを購入したにもかかわらず、最上階の最後列の席だったが、今回は、公演直前に現地窓口でチケットを受け取るというギリギリ購入だったが、なんと前から8列目の中央という、とてつもなく良い席だった
といっても、客席は満席!当日券って、いい席があるんよねぇ。
ということで、本日14日が公演最終日。
出演者の皆さん、きっとフルパワーで演じてくれると思うので、お時間がある方は、是非!
あ、そうそう!GUYとGIRLが海を見つめながら会話をするシーンで、最後にGIRLがチェコ語でGUYに一言言葉をかけるのだが、映画の中では、そこの訳がなかった
もちろん、僕も「何と言ったのだろう?」と分からないままだったのだが、このミュージカルを観ればその一言の意味が分かる!
とっても大切な意味だった!!!
どうして、映画ではあの訳がなかったのだろう?プンプン
映画を観た方!あの言葉の意味を知るだけでも、このミュージカルを鑑賞する価値はあるかもですよ!!
あ、もちろん、お父さん役の方の最初の歌も