2015年07月23日

広島凱旋ライブ@Antique 2015

大変お待たせしました。
7月18日(土)に広島で開催した凱旋ライブ@Antique 2015の様子をアップしたいと思います。

IMG_5493セットリスト:
1st セット
1.こゝろ
2.スマイル&Smile
3.パッセイジー
4.グラデーション
5.マイノリティ
6.つかまえ手
7.魚が跳ねても
8.絵描きじゃないけれど(TS)
9.Fifteen

2nd セット
1.Casa Familia(大ちゃんソロピアノ)
2.またとない日
3.新しい日々
4.羽黒トンボ
5.コバルトブルー
6.歌うたいの詩
7.アヴァロン
8.フォトグラファー
9.まわっているのは

アンコール
1.スランチェ
2.Fifteen

恒例のセルフ解説
1st セット
1.こゝろ(Utautai収録)
今回の凱旋ライブは、昨年6月にリリースした僕の4枚目のCD"Utautai"を提げてのライブだったため、同アルバムの1曲目に収録されているこの曲から始めることにしました。
僕の頭の中では、又吉くんと知念くんの合いの手が鳴り響いていましたが、会場は1曲目ということもあってか、「お手並み拝見」という感じの少し緊張した空気が漂っていました。
本番前、機材トラブルがあり、リハをする時間がなくなり、ま、リハ自体は展開の確認程度で十分なのですが、喉を作る時間がなかったので心配だったのですが、幸い一曲目からちゃんと声が出てくれました。緊張からか、少しテンポは早かったみたいですが、まずまず順調な滑り出しだったかと

2.スマイル&Smile
IMG_54866月のワンマンライブで披露したオリジナルの「スマイル」とチャップリンの"Smile"のマッシュアップ。
ワンマンでは、間違えないように歌うので精一杯って感じでしたが、今回は各場面を、表情豊かに表現できたのではないかと思います。
「阿修羅男爵」の説明は通じてなかったみたいですが

3.パッセイジー(Utautai収録)
一昨年12月23日に行った初凱旋ライブでは、この「パッセイジー」と"All You Need Is Love"のマッシュアップをやりました。覚えている方はいるのかな?
一昨年のライブは、3セット約3時間というとても長いステージで、僕も、大ちゃんも、お客さんも、くたくたになりました今回は少し学習して、"量より質"ということで、2セット2時間のセットリストを用意しました。メドレーも各セット1回ずつに抑え、歌う前に各曲の説明をすることにしました。
例えば、「この曲の中に「アーノルド」という青年が出て来るのですが、彼の職業が何かを推測しながら聴いてください」といったように
この一言アドバイスが有効だったのか、余計なものだったのか、効果のほどは不明ですが

4.グラデーション(Utautai収録)
IMG_5516一昨年の初凱旋ライブに隣県の山口から家族4人で駆けつけてくれた友人に捧げた曲。今回、家族は来ることができなかったみたいですが、本人は来られたので、生で聴かせることができ、大満足でした
あの日来てくれた友人の子どもに話しかける形をとりながら、彼の父親がどんな若者だったかを描きました。アンケートでこの曲を1位と回答した方が、本人以外にもいたのが嬉しいね

5.マイノリティ
タイムトリップ的な要素があるこの曲。僕だけでなく、聴いている皆さんも頭の中で、自由に色んなところを訪れてもらえたら、と思いながら歌いました。
この歌を聴いているようで、実は頭の中でそれぞれが懐かしい情景を見つめているって、なかなか良い光景です。

226.つかまえ手
1stセットでは、この5、6をメドレーで歌いました。
僕が21歳の時、大学を休学し、ニューヨークに滞在していたのですが、NY以外のアメリカも少しは見ておこうとグレイハウンドバスに乗って旅をした時にバスの中で遭遇した出来事をヒントに書いた曲。
かなりいい感じで歌ってた時です。テラス席の方でビデオを撮ってくれていた友人が僕に向かってサインを送ってくれたのですが、僕はそれを何かトラブルが発生したのかと思い焦ったのですが、どうやら「ええのりじゃ」という意味だったようです

7.魚が跳ねても
「2012年の関東の夏を思い出しながら聴いてください」とアナウンスし、歌いました。
名曲「サマータイム」へのオマージュ(この言葉が出てこなくて、教えてくださった松井先生ありがとうございました)であるこの曲。
ママは綺麗でも パパはリッチじゃない
曲調だけでなく、歌詞の中にもオリジナルへのオマージュを散りばめております。
これに、先の「グラデーション」の友人がしっかり気付いてくれたみたいで、その散りばめ方のバランスの良さも褒めてくれました
この曲、前回の凱旋ライブは、冬だったので歌いませんでしたが、今回は夏なので、しっかり歌わせてもらいました。
ちなみに、この曲と「まわっているのは」と「スランチェ」はリハをしないのが僕と大ちゃんの決まりになっています。本番一発勝負を楽しむためです。「こんな風に歌いたい」と練習するより、「へ〜、こんな風に歌うんだ」と自分に驚きながら歌うのが楽しいのです。

8.絵描きじゃないけれど(TS)
注:DSではなく、"TS"
DSとは、Daichan's Selectionですが、TSは、Tatsuya's Selection
そう、今回はピアノ伴奏だけで歌う曲を、僕に選ばせてもらいました
「魚が跳ねても」で高揚した会場の空気をいい感じに落ち着かせることができ、演奏する方も聴く方もリフレッシュできて、良かったと思います。

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9.Fifteen
さてさて、いよいよの、"Fifteen"です。
当初、この曲はアンコールで歌おうと思っていたのですが、1stセットの後、ズムスタへ向かうお客様もいらっしゃるようなので、そういうカープファンの方にこそお聴かせしたいだけに、ここで歌うことにしました。
ありがたいことに、遥々、東京から来てくださった「お」さんが"15"カードを各テーブルに用意しておいてくださいました。カープの本拠地だけに、そりゃもう、盛り上がりました
いやー、楽しかった
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以上が1st セット
セット間の休憩時間、僕と大ちゃんは、ご購入いただいたCDにひたすらサインをしておりました
IMG_5467先述した通り、今回は"Utautai"がメインではありましたが、もう1枚、"Fifteen"のシングルもご用意させていただきました!
"Fifteen"の音源は、3月15日に配信スタートしましたが、CDは作っていませんでした。
データ配信の価格は200円で、今回持参したCDは、500円。
簡易ジャケットと歌詞があるにしても、それだけで倍以上の価格のCDに食指を動かしてもらうのは難しかろう。
そこで、今回、大特典として、ピアノインストトラックを入れさせてもらいました
この音源はこのCDでしか楽しめません
折角、大ちゃんにアレンジしてもらったインストトラック人知れずお蔵入りにしてしまうのは、あまりにモッタイナイ!まさに「今でしょう!」と言うことで、ボーナストラック入りCDとしてご用意させていただきました
ワンコインということもあって、計20枚くらいご購入していただきました!中学の恩師にいたっては、4枚も買ってくれました(コピーしないで、誰かに差し上げるということですよね。感謝、感謝)
ふ〜む、そう考えると、休憩前にFifteenを歌ったのは、大正解だったかもしれませんね
そういえば、今回、島の一つ上の先輩である"みっくん"が初めて観に来てくれたのですが、なんとみっくん、僕と大ちゃんが持参した7枚のCD、すべてを購入してくれたのでした
これからは"レジェンドみっくん"と呼ぶことにします。

2nd セット
IMG_55171.Casa Familia(大ちゃんソロピアノ)
先月のワンマンライブ同様、2ndセットの頭は、大ちゃんにソロ演奏をお願いしました。
今回も4月にリリースしたばかりの"Voyaging"に収録した"Casa Familia"という曲を演奏してくれました。
僕もお客さんとして聴いていたのですが、思わず「おおお」と発してしまうようなプレイを見せてくれました流石

2.またとない日(Utautai収録)
初めてワンマンライブをした時に新曲として披露した曲。
この日も、まさに「またとない日」という気持ちで感謝を込めて歌いました。

3.新しい日々
6月のワンマンでは歌わなかった、昨年のワンマン初披露の曲。
ビルの群れが近づいてくる 銀の窓が空に浮かぶ 新しい日々が始まる
なんとなく「東京」の歌という感じがするので、共感してもらうのは難しいかもしれないと思ったのですが、あえてセットリストに入れてみました。次の「羽黒トンボ」とよいコントラストが出るかなと

IMG_55584.羽黒トンボ
不覚にも自らの琴線に触れてしまい、泣いてしまいそうになった瞬間があったのですが、そういう歌唱法で声を震わせたような感じにして誤魔化しました
頭をクールに、少し突き放したくらいの感覚で描くように歌っていたつもりが、頭の中に浮かんだヴィジョンがあまりに鮮明過ぎて、一瞬にして素っ転びそうになりました
親い方々の前では、この曲はあまりに危険です

5.コバルトブルー
年頃の娘を持つ父親の悲哀を歌った曲。関東では共感性が高いと思うのですが、なんとなく広島ではそうでもない感じがしたのでした西と東では、家庭内における勢力図が異なるからかもしれません

IMG_54996.歌うたいの詩(Utautai収録)
6月のワンマンでは歌わなかった一曲。
一昨年の凱旋ライブで好評だったので、「これは歌うぞ!」と決めていました。

7.アヴァロン(Utautai収録)
前曲の「歌うたいの詩」とメドレーでやったので、酔っ払っていた高校時代の友人Kは、「ん?これは1曲?」と勘違いしてしまった模様
実は、"Utautai"に収録した曲のほとんどは、前回の凱旋ライブを聴いたKが「これら(「歌うたいの詩」や「アヴァロン」)の曲がCD(Slainte)に収録されていないのはおかしい!」という不満の声に応える形で選曲したものでしたただ、彼がそんな風に強く希望してくれた曲たちは、すべてSlainteをレコーディングした後に作った曲だったので、仕方なかったわけです
今回も、『「マイノリティ」、「絵描きじゃないけれど」、「魚が跳ねても」が入ってないのはおかしい!』との声をいただきました。
いずれも、"Utautai"をリリースした後に作った曲だけに、収録するのは無理なのです。次作にご期待ください!K!
ん?あっ、「魚が跳ねても」は、"Utautai"収録前に作っていた曲じゃわ。この曲は、Tatsuya's LIVE CDの中に収録されています。ただ、この曲は、ライブを超えるのは難しいかもしれませんね^^

8.フォトグラファー
次の「まわっているのは」と共に、勢いよく締めくくるためにこの位置に持ってきました。
長編ドキュメンタリー「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」のロードショーが間もなく始まりますね。楽しみです!

9.まわっているのは
これまた「お」さんが用意してくださった赤い布が、広島で"まわり"ました
ありがたや、ありがたや
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この後、強引にアンコールをいただきました
アンコール
1.スランチェ
驚いたことに、前作CD"スランチェ"の収録曲で、この日演奏したのは、この曲だけでした。

2.Fifteen
やはり、最後もこの曲でしょう!
後半戦のカープと黒田の活躍を願って、この日2度目の"Fifteen"を熱唱させてもらいました。
カウンターでは、赤い傘も舞っていました
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IMG_5551いやー、楽しませてもらいました
全曲歌い終わった時、午後6時を過ぎていたので、結局、2時間半以上かかってしまいましたが、ありがたいことに、本当にあっという間でした。
「お」さんが、帰りの新幹線に間に合うかどうかが心配でしたが、無事、乗れたみたいで、何よりでした。
改めまして、この日、ご来場いただきました高校の同級生&先輩の皆様、親族の皆様、親族のお誘いで来てくださった皆様、Carp-entersのメンバーの皆様、大ちゃんのお知り合いの皆様、他県から駆けつけていただいた恩師、大学の友人、「お」さん、機材を準備してくれた宇根くん、浩くん、そしてAntiqueの"なみちゃん"、ありがとうございました!!心より感謝申し上げます。また、是非、是非、よろしくお願い致します

ライブ後、皆でお好み焼きの八昌へ行きました。
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オールスターゲームのおかげか、並ぶことなく入れました
この頃には完全に出来上がっていた浩が「なんぼでも頼め〜おごっちゃるけぇ」と、次から次へと大ちゃんに注文させていました

anagomeshi翌日、大ちゃんは宮島口にあるうえのであなご飯に舌鼓を打ち、宮島の弥山に登り、瀬戸内の絶景を満喫したようです。(勝手に写真を拝借^^)
miyajima

良かった、良かった。
大ちゃん、お疲れ様でした。
また、是非、よろしくお願いします!!

waits2 at 21:21コメント(2)トラックバック(0)ライブ感想  

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コメント一覧

1. Posted by お   2015年07月24日 19:45
「羽黒トンボ」解説横の写真は切串港ですね!それがわかる自分がうれしいです。今回丸本さんの心の故郷をほんの少しですがたどることができ、ほんとうに貴重な経験でした。
フェリーを乗り回し、美味しいものを食べ、アンデルセン本店にドアガールがいるのに驚き(笑)、広島がとても好きになりました。
楽しかったLIVEの様子を写真でたくさん拝見でき、うれしく思います。撮影の奥様、ナイスです♪
お姉様方、ご親戚の方ともとても楽しくお話させていただいて、ほんとうにありがとうございました。
会場を設営して下さった方、お店の方、いっしょにLIVEを楽しんで下さった方々、そしてもちろんすてきな演奏のおふたりに感謝いたします。
2. Posted by Tatsuya   2015年07月24日 20:21
どうもです、「お」さん!
ピンポーン!まさに、切串港です!
喜んでいただけるのではないかと思い、アップしました^^
お!アンデルセン本店に行かれたんですね。
僕も広島市内のホテルに宿泊した翌朝は、大抵、アンデルセンで朝食を食べています^^
田舎者の自分は、子どもの頃、あそこはとても洗練された都会に感じる場所でした^^
僕も、お客様の笑顔を見ると、とても嬉しくなります。なので、笑顔の写真を見ると、とてもホッとします。
遥々広島までお越しいただき、ありがとうございました。お客様が、15のカードを当然にように抱えていますが、あれは「お」さんがご用意してくださったということを理解しているのは、何人いるのやら^^
ほんと、心から感謝申し上げます!
ありがとうございました!
また、よろしくお願いします!^^

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2024年5月8日(水)
Tatsuya's 7th アルバム
"FUN"
14th, Jun, 2022 released
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