2018年08月27日

凱旋ライブ2018@LIVE JUKE

Tatsuya 凱旋 LIVE 2days in Hiroshima 2018
とてつもなく楽しく、充実した、そして色々な意味で実りのある2daysでした。
ステージ以外に書き留めておきたいことがたくさんあるのですが、それはまた別の機会を設けることにして、まずはライブレポート

8月24日(金)
P8240015凱旋ライブ初日の会場は、今回初めてお世話になった"LIVE JUKE"
平和大通りに面したクリスタルプラザの19階にあるライブハウスで、店内の雰囲気も、窓から見える景色も、スタッフの皆さんも、素晴らしいお店でした。
ステージは、ビルの南側に面していて、はっきりと江田島が見えました。
ライブ本番の頃には、素晴らしい夜景と音楽が楽しめるというわけです。

さて、こちらがこの日のセットリスト:

P82400091st Set
1.Ding-Dong
2.絵描きじゃないけれど
3.フォトグラファー
4.歌が聴こえる
5.春
6.つかまえ手
7.ゆやゆよん
8.カエルのお嬢さん

P82400432nd Set
1.LIMELIGHT
2.こゝろ
3.二人は
4.Gare de Chasse-sur-Rhone(大ちゃんSolo Piano)
5.See The Light
6.ナイーヴ
7.花を飾ろう
8.Fifteen
9.once

アンコール
1.スーパーヒーロー
2.まわっているのは

アンコールを含めて19曲。
今回、広島初披露の曲が多かったので、ほとんどの曲の前にMCを挟むことにしました。

1st Set
1.Ding-Dong
6月にリリースしたニューアルバム"LIFE"の1曲目。
誰もが知っている学校の始業ベル(キーンコーンカーンコーン/ビッグベンのメロディ)をモチーフにした曲です。
IMG_3179この日と次の日のAntiqueの両方のライブを聴いてくれた、島の友人の娘ユリアちゃん(13歳)は、アンケートに「やっぱりDing-Dongが1番すきです。」と書いてくれてくれていました
ほう!
ライブ後、彼女にその理由を聞いたところ
「....なんだか、冒険してるみたいだから」と。
詩人じゃねぇ
嬉しいなぁ。
今後、この曲を演奏する時、頭の中で「ユリアちゃん、ただ今冒険中」と思いながら歌いそうですね

P82400102.絵描きじゃないけれど
2年前の6月にリリースしたアルバム「絵描きじゃないけれど」の1曲目。
3年振りの広島ライブなので、一応、こちらも初お披露目!と言いたいところですが、実はこの曲、3年前のAntiqueでギターレスのピアノ伴奏のみで歌っています。
調べたところ、この曲が完成(初披露)したのは2014年5月なので、前々作の"Utautai"のレコーディングが終わったばかりのタイミングだった模様
この曲と次のフォトグラファーはMCを挟まずメドリました

3.フォトグラファー
アルバム"絵描きじゃないけれど"の3曲目。
歌った後、どんな話をしたのだろう?
「サルガド」氏について話したりしたのかな?
まだ喉の調子を探りながら歌っていた段階なので、緊張していたのでしょう、よく覚えていません

4.歌が聴こえる
"LIFE"の2曲目。
歌い終わった印象としては、とても良い感触でした。
自分の歌とギターの絡みも、徐々にヒートアップしていく感じも、とても自然に出来たのではないかと思います。
大ちゃんのピアノ間奏も格好良かった
アンケートでベスト1に選んでくださった方もいらっしゃいましたよ!
お耳が肥えてますねぇ!

P82400765.春
主に又吉くんがリードボーカルをとる曲ということで、演奏前の説明も又吉くんがしてくれました
とてもいい感じで出来たと思います
アンケートでも、ベスト1に選んでくれた方が多かったかと
また、又吉くんの声が、LIVE JUKEという箱のサウンドにフィットする声でもあるようです
こりゃ、また来んといけんね、又吉くん!
この曲で又吉くんはとりあえず1st Setの出番は終了で、2nd Setに備えてもらいました。

IMG_31806.つかまえ手
この曲は、最後の最後に飛び込んできた曲です。
当初のセットリストには入れてなかったのですが、急きょ入れることに。
歌詞の中に

訳も分からず僕は
Aha? Aha? Aha?

という箇所があるのですが、この"Aha? Aha? Aha?"が大好きな友人が聴きに来てくれていたので、やはり入れて正解でした
もちろん、アンケートではベスト1に選んでくれていました

P82400617.ゆやゆよん
賑やかな曲が多い中、ひときわ大人しい曲。
徹夜明けの喉も少しずつ信頼出来る感じに仕上がって来たかなというところで、力の入れ具合、抜き具合が肝要なこの曲。
ちょっと不安定な場面もありましたが、なんとか
一応、ベスト3の1つに選んでくださった方もいて、ホッ

8.カエルのお嬢さん
どうしても"この曲をやってくれないと気が済まない"というお客様がこの日、見に来てくださるはずだったので、しっかりセットリストに入れておきました。
そして、そのお客様(犬丸さん)、この曲の数曲前から、客席にてライブを盛り上げてくださっていました
もちろん、この曲で大喜びしてくださり、やった甲斐ありでした。
大ちゃんのピアノも炸裂し、とても良い感じで1st Setを締めることができました

2nd Set
P82400451.LIMELIGHT
3月の"once"リリースライブで披露した、僕と又吉くんのアカペラで始まるバージョンも考えたりしたのですが、一応、アルバムバージョンでいきました
ブレイクとか、サビの入り方とか、意外に決まり事が多い曲なのですが、なかなかスムーズにいけた気がします。
大ちゃんが作ってくれたコード進行に、僕と又吉くんが歌詞とメロを付けて完成させた3人の共作。
3人の個性が等分で入ってるからか、アルバム"once"の音源で、最も飽きがこないのがこの曲なんですよねぇ。
又吉くん曰く「音源映えする曲」なのかもしれませんね。
"once"を購入してくださった皆様!アルバムをヘビロテで聴いていると、「なるほど、確かに飽きない!」と感じられると思いますので、お試しあれ!(←暗にヘビロテを勧めている

2.こゝろ
IMG_3109演奏前に、この曲が生まれたきっかけと、又吉くんとコラボをするようになった経緯をお話ししました。
2014年の6月にリリースしたアルバム"Utautai"に収録されている曲なので、3年前の凱旋ライブでもしっかり歌いましたが、その時は又吉くんはいませんでした。
今回、又吉くんの「囃子」を生でお聴かせできることができたので、僕自身、とても嬉しかったです。

3.二人は
又吉くんのオリジナル曲を、又吉くんがソロで。
この曲がセットリストに入っていることを又吉くんが知ったのは、この日の早朝6:20
(大ちゃんがこの日のセットリストを知ったのも同じ時間です
やると分かっていたら、事前に練習もできたのにねぇ
現地リハでほんのちょっとコード進行を確認した程度で本番。
大変申し訳なかったのですが、出来はバッチリでした
やはり又吉くんの声、この箱にとっても合うみたいですね
又吉くん、ありがとう

IMG_31104.Gare de Chasse-sur-Rhone(大ちゃんSolo Piano)
又吉くんに続いて大ちゃんのソロステージ。
どの曲をやるかは、いつも通り大ちゃんにお任せしていたのですが、又吉くんに「二人は」をお願いしたのはアルバム"once"の収録曲だからだろうということで、大ちゃんも同じく収録曲であるこの曲を選んでくれました。
JUKEのグランドピアノは、あのSteinway & Sonsで、いやー、素晴らしい音色でしたねぇ。
あの低音の鳴りは、刺激的でした。
広島で電車と言えば広電ですが、この曲は誰が聴いても、ヨーロッパを滑走する電車の姿が思い浮かびます。
なんとしても「世界の車窓から」で聴きたいものですね!

二人のソロ演奏を舞台袖から見ていたのですが、この日、会場に来てくださっていた皆様へ、僕からのプレゼントとして、又吉くんと大ちゃんを贈ることができたような気持ちになり、とても嬉しかったです
素晴らしい演奏をありがとう

5.See The Light
P8240063この曲から大ちゃんとのデュオ。
昨年ノーベル平和賞を受賞した「ICAN」を代表し、受賞スピーチをしたサーロー節子さんに捧げる曲。
受賞スピーチが行われたのが12月10日で、僕がこの曲を書き上げ&初披露したのが12月19日。
この初披露の日が"once"のレコーディングライブだったので、"once"に収録されている"See The Light"は、本当に出来上がったばかりのテイクです。
今年の1月に再度この曲を歌ったのが最後で、この日はそれ以来の3回目の演奏。
実は、現地リハで歌う予定だったのを忘れてしまったので、この演奏は7ヶ月以上振りのぶっつけ本番なのでした
内心、僕も大ちゃんもヒヤヒヤ
だって、歌っている場所は広島ですよ。
世界中のどこよりもこの曲の意味を理解できる方が多い場所。
歌っている間にプレッシャーがどんどん高まって来て、どうなることか不安だったのですが、これまた歌っている間に、どんどんと"歌わされてる感"が高まってきて、最後は身体が求める歌い方に任せることができました。
今、ちょいとこの日のライブ音源を聴いてみたのですが、思ったより良かったので安心しました
この曲を境に、どんどん気持ちが開放されていきました。

P82400876.ナイーヴ
アルバム"絵描きじゃないけれど"の4曲目。
この前後の「See The Light」と「花を飾ろう」の重さを緩和するためにこの位置に放り込みました。
僕の記憶では、最初をちょっと歌い間違ったような気がします。
おそらく、「See The Light」が無事終わりホッとしたからかもしれません
昨年のワンマンライブで自分の曲ベスト3の3位に選んだ曲なのに
でも、間違って以降、ちゃんと気持ちよく歌わせてもらいました

7.花を飾ろう
"LIFE"の4曲目。
完成&初披露は2016年の2月なので、前アルバムの"絵描き"(2016年6月リリース)に収録可能な曲ではあったのですが、選ばれませんでした。
今作のタイトル&コンセプトにピッタリで、また、今年4月に僕が大好きな衣笠祥雄さんが亡くなったということもあり、前作に入れず、今作に収録できたのは大正解だったと思います。
心を込めて歌いました。

IMG_31128.Fifteen
この日、カープファンの方々がたくさんいらっしゃってましたので、やはりこの曲で景気をつけなければならないでしょう!
この曲から又吉くんに再び登場してもらい、しっかり上のハモを歌ってもらいました。
3年前の凱旋ライブは、黒田が復活した2015年で、この曲をひっさげての凱旋でしたが、その時は又吉くんは不在だったので、ハモ有りをお届けできたのは初!
楽しく歌わせてもらいました
そして、しっかり「15」フラッグをご用意してくださった「お」さん、ありがとうございました

9.once
僕と又吉くんの初共作"once"
事前にしっかり歌唱指導をした甲斐があり、とっても良い合唱になったと思います!
思うに、この日、歌が得意なお客さんが多かったんじゃないかと思います!
歌わされてるって感じではなく、積極的に歌ってくださっていたような気がします。
よく言われるのが、広島と名古屋のお客さんは、心の扉を開くのが難しいと。
僕は全国ツアーとかしたことがないので比較対象は東京のお客さんしか知らないのですが、もしかすると、「歌う」ということ自体は、広島人のハードルは低いのかも!?と思いました。
そのくらい皆さん、大きな声で歌っていたような。
やはり自分も歌ったからか、多くの方がこの曲をベスト3以上に回答してくださっていました。
有り難い限りでございます。
P8240115一応、今回はライブ終了後、アンコールの拍手の中、ステージを降り、一旦楽屋へと下がりました。
本当のアンコールって感じで嬉しかったです
そして、ステージに戻ると、なんと花束のプレゼント
いやー、嬉しかったぁ。
ありがとうございます!

アンコール
1.スーパーヒーロー
遂にこの曲を歌う時が来ました。
アンコールの後ということもあり、本当に夢心地でマイクの前に立ち、歌いました。


P8240014あなたがあなたに生まれ良かった
いつだって僕のそばにいてくれた
一度も話したことなんてないけど
スーパーヒーローだから仕方がないのだ
誰よりもしなやかな身体と
お日様みたいな笑顔の
あなたを見ていると胸が熱くなる
少年は 今も

あなたみたいに強くなりたくて
みんなで競ってあなたのまねをした
カッコイイ走り方 転び方
立ち上がり方 痛くないような笑い方

幸せな毎日を追いかけていたんだ
夢の世界で

あなたが見せてくれたのは
呆れるような優しさだった
解けることのない魔法にかけられた
少年は 今も
あなたを見ていると胸が熱くなる
少年は 今も


P8240100少なくとも衣笠の現役時代を知っている方々の脳裏には、生き生きとした衣笠の姿が浮かんだのではないかと思います。
前奏と後奏に忍ばせた衣笠の応援歌のメロディー、ちゃんと気付いてくださいましたか?
また、間奏には、衣笠が大好きだったという"Smile"をあしらわせてもらいました
アルバム"LIFE"をお持ちの方、こちらも聴きまくってください

2.まわっているのはmawatte
アルバム"LIFE"の最後の曲です。
この曲は、アルバムでも、ライブでも、僕と大ちゃんのデュオでしたが、この日は、初めて又吉くんにギター&コーラスで参加してもらいました
当日リハで又吉くんが用意してくれたコーラスのラインを聴き、即採用
序盤のサビでは低いハモ、後半では高いハモを入れてくれて、とっても良い感じだったと思います!
大ちゃんのピアノも盛り上げてくれました
そして、客席の皆さん、しっかりまわしてくれました!
ありがとうございました!

IMG_3107以上、ライブ@LIVE JUKEでした。
ご来場くださいました皆様、心より感謝申し上げます!!
今回は、僕の友人より、もしかすると、姉貴の同僚や友人の方々の方が多かったのではないかと!?と。
そのくらい初めてお目にかかる方が沢山いらっしゃいました。
ライブを始める前は、そうなるかもしれないということで「感謝、感謝」と思っていたのですが、実際にステージに立つと、これは単に「感謝」するだけでは済まされないぞと感じたのでした。
時間を割いて足を運んでくださった皆様に、つまらないステージを見せてしまっては、姉貴のメンツは丸潰れ
「さすがにそれはいけんじゃろ!」そう思った瞬間、強烈な責任感がわいてきて、徹夜をして広島に乗り込んだ疲れなんかあっという間に吹き飛んだのでした
それ故に、大ちゃんや又吉くんがソロステージで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことが、嬉しくてたまりませんでした。
本当に二人には感謝しまくりです!
この日、会場にいらしてくれた皆さんの笑顔は、本当に宝物でございます。
不思議なもので、歌っていると、どのくらいその歌がお客様に届いているか、沁みているか、分かるものでございます。
肉体的にはボロボロでしたが、精神的には超ハッピーで、元気いっぱいなライブをすることができました。
広島県内外からご来場くださいました皆様、スタッフの皆様、大ちゃん、又吉くん、本当にありがとうございました!!
幸せな時間を多くの方々と過ごすことができて、とても幸せでした。
2daysライブの初日、大成功だったと思います。
ありがとうございました
(2日目はまた後日

waits2 at 23:19コメント(0)ライブ感想 | 広島 

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LIVE Schedule
@吉祥寺Manda-la2
Tatsuyaワンマンライブ
2024年5月8日(水)
Tatsuya's 7th アルバム
"FUN"
14th, Jun, 2022 released
ご購入はこちら↓
"LIFE"収録曲
「花を飾ろう」MV

"Utautai"収録曲
「こゝろ」PV

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