テレビ

2016年04月07日

今朝、結構雨が降っていたので、バスに乗った
井の頭キャンパスから乗るお客はまだ少ないみたいで、僕ともう一人くらいしか乗っていなかった。
IMG_6639そこへ、4、5歳くらいの男の子が30歳くらいのスーツ姿のお父さんを引き連れて元気良く乗ってくると、僕の真後ろの席に座った。
僕の席の横を通り過ぎる時、坊やが
「パパ、"しりとり"しながら行こうね」
と可愛い声で頼んでいた。
席に着くと、即座に
「パパから言って」

真後ろだけに、否が応でも聞こえてくる

「パパから?うーん、じゃ、ウルトラマンキング」
すると、何となく二人の空気が固まったのを感じた。

IMG_6632『どうした?』

「....あ、今のは無しね」
と申し訳なさそうに謝るパパ。
優しい声だ。
まるで、今週始まったばかりの「とと姉ちゃん」のお父さん(西島秀俊)みたいだ。

「えっと、じゃぁね、レッドキング」
と"とと"。
「あ、"グ"は難しいか、キングが付けば何でもいいよ」
と優しい"とと"。
すると、

「ウルトラマンキング!」
と坊や。
なるほど!
どうやらこのしりとり、"ウルトラマン縛り"があるようだ。
しかも、坊やが言いたい怪獣もしくはウルトラマンは決まっているので、"とと"はそれを避けながら答えなければならないのだ
おそらくウルトラマンキングは、坊やが一番好きなキャラクターなのだろう。
「ケムラー」
とか聞こえてきて楽しかった

そして、今日の夜、録画していた「とと姉ちゃん」を見た。
すると、なんと家族でしりとりを始めるではないか
ビックリ
偶然!?
それとも、もしかしてあの親子、「とと姉ちゃん」を見てからバスに乗ったのかな?

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2016年03月31日

IMG_6591今朝の井の頭公園
そうそう、池の中央を渡る橋の前で、撮影隊らしき方々とすれ違った。
テレビかな?映画かな?
と思いながら見ると、女優さんらしき方がこちらに向かって歩いてくる。
何故、女優さんと分かったかというと、お付きの方らしき方が、その女性に日傘を差していたからだ。
チラッと顔が見えた。
ほう、愛ちゃんじゃん。
「何愛ちゃん?」
橋本愛ちゃん。
「あまちゃん」の足立ユイちゃん役をやった女優さん。

IMG_6589いやー、ベッピンさんだった。
ベッピン過ぎて、怖いくらい。
別に不機嫌でも何でもなく、普通にしているだけなんだろうに、かなり険しい表情に見えた。
まるで、今夜のカープファンのように...
対中日戦、6回表まで5対0でカープが勝っていたのに、7回裏に逆転満塁ホームランを含む一挙7点を奪われ大逆転されてしまった
今夜広島でタクシーをひろったら、運転手さん、全員、眉間にシワをよせていると思います
他府県からいらした皆さん、上記のような事情でございますので、こらえてつかーさい

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2016年03月29日

IMG_6583昨晩は、稲妻が光ったり豪雨が降ったりしていたが、今朝はいい天気だった。
既に春。
今週末は桜がかなり咲くかな?
年度末ということで、番組の司会者が交代したり、ドラマが最終回を迎えようとしている。
今日で「開運!なんでも鑑定団」の司会を22年間務めてきた石坂浩二とアシスタントの吉田真由子が卒業した。
そして、連続テレビ小説の『あさが来た』がもうすぐ終わる。
結構、楽しませてもらった。
一つ気になることがある。
ほぼ毎回、ドラマの挿入歌として、主題歌の「365日の紙飛行機」のインストバージョンが流れるのだが、その前奏がロッドスチュアートの"Sailing"にソックリなのだ。
ええん?

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2016年03月22日

BS-TBSでやっていた「スーパーマン・リターン」を最後まで観てしまった。
クリストファー・リーヴでないスーパーマン。
初めて観た。
スーパーマンを見ると、切なくなる
頑張れ〜
IMG_1441IMG_1442

スーパーマン by Tatsuya
翼はないけれど 東へ西へ
息つく暇もない スーパーマン



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2016年03月10日

NHK総合で放送していた「風の電話」を見た。
kazeno本当に普通の人々なのに、劇団員でも、やらせでもないのに、あの電話ボックスに入ると、誰もが詩人になっていた。
誰もが素直な言葉を吐露していた。
線のつながっていない黒電話。
受話器を持つと、「話さなければ」、という気持ちが自然にわき起こり、後押ししてくれるのかもしれない。
凄かった。


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2016年03月06日

IMG_6402久しぶりに丸亀製麺でうどんを食べた。
予想より美味しく、本場、讃岐で食べたくなった^^
話変わって
BS朝日で滝川クリステルの「ピカソと岡本太郎 巨大壁画に隠された謎!」を観た。
つい先日、録画しておいた知恵泉「逆境を乗り越えるには?〜岡本太郎"爆発"への道〜」を観たばかり。
ここ最近、やたら岡本太郎が取り上げられているなぁ。なぜ?もしや生誕100年とか?
調べてみると、1911年生まれらしいので違うかぁ。
いずれにしろ、インスピレーションがたくさんもらえて、有り難い。

またまた話変わって、今日はこの方がオープン戦で先発した。
IMG_6405くるぶし辺りに打球を受け降板。
内容も今ひとつだったが、黒田本人は、「(右打者に)ツーシームを意識させてカットが使えれば幅が広がる。チェンジアップも自分の中では“何とかここまで来たかな”という感じ」とコメントした模様。
そうそう、本気モードはシーズンに入ってからじゃけぇの!

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2016年03月05日

ザ・プレミアム「ガウディの遺言〜サグラダ・ファミリア100年の夢〜」を観た。
39ガウディと言えば、サグラダ・ファミリア。
我々は、この建物を偉大なる建築物だと思っているが、実はこれ、壮大な楽器なのだと教えてくれたのは、サグラダ・ファミリア専任彫刻家の外尾悦郎氏。
ガウディとグエル伯との関係も学べて、再びスペインへの憧れが高まってしまった。

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2016年02月28日

日曜午後10時からのNHK BSドラマ「鴨川食堂」が、今夜最終回を迎える。
IMG_6383「思い出の食、探します」
この一行広告を頼りに、今日も誰かが「鴨川食堂」を訪れる。
毎回、本日のおまかせ料理を紹介するのだが、とても美味しそう。
実在してるのなら、絶対行く!
主なキャストは、忽那汐里、萩原健一、岩下志麻...
なんだろう、ショーケンがやたらカッコイイ。
若い頃より、今の方が、僕は遙かにカッコ良く感じる
なかなかオンタイムで見ることができなくて、録画しておいたのを見ていたのだが、ようやく追いつた。
さて、今夜はオンタイムで見られるかな?

IMG_1439

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2016年02月17日

録画しておいたグラミー賞授賞式の続きを見た。
Alabama Shakes(アラバマ・シェイクス)のパフォーマンスがあったが、えらい貫禄がついてて驚いた。
IMG_6285IMG_6286

僕が初めて見たAlabama Shakesはこちら


ええ声しとる。Nina Simoneを感じる。
実は彼女、歌だけでなく、ギターもイイ!
これが2011年なので、5年前?
ボーカルの女の子、名前は、Brittany Howard(ブリタニー・ハワード)
調べてみたところ、1988年10月2日生まれ。(天秤座じゃ。同じ誕生日の友人がいる^^)
今現在、27歳
WOW!

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2016年02月16日

ここ最近、マフラー、歯ブラシといったものを拾っているが、冬の落し物といえば、手袋。
特に、片方だけの手袋は、王様の中の王様。
しかし、今朝、見つけたのは手袋ではなく、こちら
IMG_6276片方だけの靴下。
小さい。
さすがにそのままにしたけど、交番に「落し物を見つけたんですが」と届けたら、どうなるんだろう?

今、グラミー賞の授賞式を観ているんだけど、最優秀楽曲賞をエド・シーランの“Thinking Out Loud”が受賞した。
プレゼンターは、スティービー・ワンダーだった。
良かったね。
テイラー・スイフトが、大喜びしていた。
彼らは、本当に仲良しだ。
アデルも会場にいる。
パフォーマンスがあるみたい。
楽しみだ。
ウマイけぇねぇ。
ウマイと言えば、こちら!

IMG_6277神戸観音屋のデンマークチーズケーキ。
美味しかった
今日は黄色の日?

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2016年01月31日

今朝、我が家に、テレビが届いた(昭和的喜び
IMG_1431多分、液晶テレビ。
Panasonicだけど、プラズマではないはず。(もう作ってないよね?)
自分にわかるのは、薄いということだけ^^
で、一応、4K!
フルハイビジョンで十分と思っていたんだけど、えらい安くなっていたので、思い切って購入!
当初、49インチを考えていたのだが、我が家のテレビ台に乗らないことが判明し、40に。
綺麗で、薄くて、軽い!
感激
だって、信じられないかもしれませんが、何しろ、昨日までの我が家のテレビ、ブラウン管じゃったんじゃもん

IMG_2705HDMIが出る直前のD4端子で接続するタイプだったので、一応、ハイビジョンではあったんだけど、今年に入って画像が乱れ始めたので(叩いても直らない)、遂にバイバイすることに。
かれこれ15年くらい使ったのかな?お疲れ様でした
新しいテレビ、色々いじくりたんだけど、2月8日用の新曲を作らないといけないので、とりあえず映るようにしただけ。
あー、時間がない...

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2016年01月28日

テレビが届く前に、こちらが届いた。
IMG_5991IMG_5992Buffalo社製の外付けハードディスク。
SeeQVault™対応製品だという。
SeeQVault™?
読み方は、「シーキューボルト」。
なんでも、テレビやレコーダーが変わっても、SeeQVault™対応製品であれば、再生可能なのだそうだ。
パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した新技術だが、同一メーカー間に限るみたい。
共同でやるんなら、メーカーを超えてもOKにせんかい!

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2016年01月09日

ここ2週間、ずっとヤキモキしていた。
「何に?」
亀助とふゆに
「キスケ?ふゆ?誰?」
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の中番頭(きすけ)とお付きの女の子(ふゆ)です
IMG_1411主人公でもない、また話の本筋とも全然関係のない二人の恋の行方に、ここ2週間ばかり、ずっと翻弄されておりました
こんなに引っ張ったからには、最後「残念でしたでは、絶対に済まさせない!」そう思っていた視聴者は僕だけではないはず
そして昨日、遂に、これまで亀助を応援し続けてきた全視聴者の想いを、見事に晴らすエピソードを見せてくれました
亀助大活躍のシーンがあまりに嬉しくて、また、こんなことで喜んでいる自分がおかしくて、泣き笑いの涙がちょちょ切れました
IMG_1412亀助を演じている三宅弘城さん、今回の活躍で完全に全国区の役者さんになったと思います
いやー、亀助(三宅弘城)さん、ふゆ(清原果耶)ちゃん、良かったねぇ。
お幸せに

で、次は、友近?

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2016年01月05日

録画しておいた「にっぽん縦断 こころの旅」を見た。
歴代監督のディレクターズ・カットの一つで、犬吠埼にある「犬吠埼マリンパーク」を訪れるものだった。
実は、僕も10年くらい前に訪れたことがあり、小さな水族館だけど、一応、イルカショーもあった。
お手紙の主が「もう一度見たい」と依頼した風景は、そのイルカショーだった。
IMG_1408「イルカショーなんて子供が見るもんやで」
と馬鹿にしていた手紙の主が、ショー終盤の大ジャンプに圧倒されたという。
当時の彼女、後の奥さんと一緒に訪れたエピソードで、ジーンとくる内容でもあった。
火野正平のお手紙の朗読を聞いていて、僕も思い出した。
本当に小さなプールなので、『こりゃ派手なパフォーマンスは無理だろう』と思っていた。
実際、ショーの中盤までは、大したことなかった。
しかし、フィナーレのジャンプの応酬は、『こんな狭いのに、どうやって勢いつけたん?』と信じられないくらい迫力があったのを思い出した。

もう一つ、思い出したことがある。
犬吠埼灯台へと続く小さな道路沿いに、お食事処が何軒か並んでいたのだが、その入り口付近に、紐でつながれた犬がいた。
弱々しい声で、一応、吠えていた。
「犬吠埼」ということでの演出だったのかどうかは、不明

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2015年12月19日

「にっぽん縦断 こころ旅」2015年秋の旅が終わった。
「何のこと?」
はい、火野正平が、視聴者からのお便りに書かれたこころの風景を自転車で訪ねるNHK BSの番組。
IMG_1405なんなんだろうね、この番組の魅力は。
訪れる風景は、絶景というわけではない。
単に視聴者所縁の地であるというだけ。
お手紙が良いんよね。
そして、火野正平ね。
誰が彼を起用することを思いついたんだろう?
ゆるい感じが、どんぴしゃ。

番組の最後、火野正平が、
「来年はどうなるのかな」
とつぶやき始めたかと思うと、いきなり、
「広島の黒田ピッチャーが、もう一年やるって、契約するって言ってるからな」
と言い出した
「2月にキャンプ解禁になったら、黒田さんと一緒にキャンプして身体を鍛えるか...それとも冬眠のまま起きないか... どうもありがとうございました」
という言葉で締めていた
まさか、火野正平のギャラ6億円?

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2015年11月30日

IMG_5273新潟から嬉しいものが届いた。
〆張鶴3本セット
〆張鶴の「花」、「月」、「雪」と「純」は、よく見るけど、中央(山田錦)と右(越淡麗)は初めて
楽しみだ

全然話が変わるけど、
NHKスペシャル「新・映像の世紀」を観た
音源は異なるものの、テーマ曲は昔と同じ。
何とも言えない切ない雰囲気。
あの音楽をBGMにすると、どんな映像も儚く見える。
言葉なんかいらない。
音楽の凄い力。

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2015年08月04日

ドキュメンタリー映画「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」を鑑賞(8月1日)
IMG_4922監督:ヴィム・ヴェンダース
   ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
劇場:ル・シネマ | Bunkamura

今年2月にNHKで放送したスーパープレゼンテーション"TED"で知ったブラジル人フォログラファー"セバスチャン・サルガド"の長編ドキュメンタリー映画。
公開日初日15:55の回を観たんだけど、映画の日ということもあって、完全満員御礼状態だった。
TEDで紹介していなかった、また、ネットでも見たことがなかった写真をたくさん見ることができたので良かったのだが、少々物足りなさを感じてしまったところがあるのも否めない。
だって、「本物のサルガド氏は、もっと凄い!」と思ってしまったから
サルガド氏と直接会ったこともない僕がどうしてそんな風に感じてしまったかというと、そのくらい"TED"で見たサルガド氏本人のプレゼンテーションが素晴らしかったからだろう。

IMG_4923誰が観ても、サルガド氏の素晴らしさが存分に伝わるような作品を期待していたのだが、「あのエピソードが盛り込まれてないではないか!」という気持ちを抱いてしまったりして、つい物足りなさを感じてしまったが、だからといって、サルガド氏が撮った写真が持つ力、魅力は、何がどうあっても凄いことに変わりはない。
"TED"で紹介されていたものより重い、真に迫る写真が多かったように思う。

それにしても、サルガド氏の写真は、どうしてあんなに凄いんだろう。
目を覆いたくなるような悲劇的なシーンをとられた写真でさえ、美しかったりする。
なぜ?
この問に対するヴィム・ヴェンダース監督の明快な答えがプログラムに載っていた。
インタビュアー:
「美しすぎる」と非難する人たちもいますが、あなたはそうは思いませんか?
ヴィム・ヴェンダース:
彼の写真が美しすぎるという批判には、私はまったく反対です。貧困や苦難を写真に撮るときは、ある種の尊厳を被写体に与え、のぞき趣味に陥ることを避けなくてはなりません。それは簡単ではなく、レンズの前の人々とよい関係を築いて初めてできることなのです。それができる写真家は稀です。写真家の大半は、現場に到着するや何枚か撮影して帰って行きます。セバスチャンはそういうふうには仕事をしないのです。彼は人々と一緒に生活し、気持ちを分かち合い、時間をかけて彼らの状況を理解します。そして彼らに感情移入するのです。彼は人々のため、彼らに声を与えるためにこの仕事をしているのです。彼は人々のため、彼らに声を与えるためにこの仕事をしているのです。スナップ写真や「ドキュメンタリー」風の写真ではそれを伝えることはできません。思うに、自分たちがレンズの前にいることに気づいたこうした人々すべてに真の尊厳を差し出したのです。彼の写真は、自分を語っているのではなく、こうしたすべての人々のことを語っているのです。

IMG_4924見事なまでの説明っぷり。
なるほど、ヴィム・ヴェンダース監督がこのプロジェクトに指名された理由がわかったような気がした。
「指名?」
そう。この映画は、ヴィム・ヴェンダース主導で動いてきたプロジェクトではなく、以前からサルガド氏の息子であるジュリアーノ・リベイロ・サルガド共同監督が撮りためてきた膨大な記録映像を取りまとめるために、ヴィム・ヴェンダース監督が指名されたのだ。
パリにあるサルガド氏のオフィスにヴィム・ヴェンダース監督が招かれ、当時サルガド氏が取り組んでいた「ジェネシス」プロジェクトの説明を受けた。互いの信頼が深まっていったある日、「まだゴールの定まっていないプロジェクトに興味はないか」と誘われ、参加することとなった。
おそらくこの辺に、僕が少し物足りなく感じてしまった理由があるのだろう。ヴィム・ヴェンダース監督が途中参加することになったのは、経緯上仕方がないことだけど、もしも最初から携わっていたなら、間違いなくもっと素晴らしい作品になっていたはず!また、鑑賞前は純粋な"ヴィム・ヴェンダース監督作品"と思っていたので、その期待とのギャップもあったのだろう。
どんなに素晴らしい映像であっても、単にそれをつないだだけでは、作品にはならない。
プロジェクトの核となる写真や映像をきちんとセレクトし、インタビューに答えるサルガド氏の映像を重ねることで、ヴィム・ヴェンダース監督は、記録映像を長編ドキュメンタリー作品に仕上げていた。インタビューはヴィム・ヴェンダース監督自らが行っていて、きっと、こういった「外部からの視点」が必要であることをサルガド氏(もしくは奥さん)が気付き、すべてを理解して仕上げてくれるであろうヴィム・ヴェンダース監督に依頼したのだろう。

IMG_4926少し話を戻したい。
被写体が人間である場合、先のヴィム・ヴェンダース監督の説明で、十分納得できる。
しかし、サルガド氏の写真は、被写体が人間でなくても、動物や風景であっても、あの凄まじい迫力や美しさがある。そう、サルガド氏は、被写体との信頼関係の築き方やその魅力を引き出す力だけが優れているわけではないのだ。
たとえば、ある被写体に対し、三脚に載せたカメラで、サルガド氏が撮影した直後に、カメラの設定を一切変えることなく、僕がシャッターを押したとしても、その2枚の写真には、明らかな違いがあると思う。たとえ、被写体がまったく動かない静物であったとしても。
その違いって何なんだろう?
楽器なら、素人とプロの弾き手では、わずか一音であっても歴然とした違いがあるのがわかる。
歌も、素人と一流の歌い手では、「あ」と発するだけで、歴然とした違いがある。
しかし、こう言っては失礼だが、カメラはシャッターを押すだけだ。それなのに、どうしてそんな違いが生まれるのだ?
......
IMG_4927いや...
違うわ。
全然違う。
これは、もう、まったくもって、僕はわかっておりませんでした。
大変申し訳ございませんm(_ _)m
先ほど、私は「シャッターを押すだけじゃん!」と失礼極まりない発言をしてしまいました
カメラは、単なる道具ではなくて、まさに楽器なのだ!
同じ楽器でも、弾く人によって異なる音が出るように、同じカメラでもシャッターを押す人によって、撮れる写真は異なるのだ。そう、楽器とまったく同じ
楽器は、練習しなければ演奏できないが、カメラはシャッターを押しさえすれば、誰でもすぐに撮れるので、ついカメラを使いこなしていると勘違いしてしまうけど、シャッターを押すだけの行為は、楽器をポロンと鳴らしたのと同じで、音は出たかもしれないが、演奏をしたわけではない。カメラを本当の意味で使いこなせるようになることは(楽器でいうところのしっかり演奏できるようになることは)、撮り手が頭の中に"撮りたい"イメージを抱き、それに近いものを撮るための諸々の準備をし、待ち、千載一遇のチャンスを逃さず掴み取ることができるようになることなのだろう。
そして、サルガド氏の写真が凄い理由は、彼が"撮りたい"と思っているイメージそのものが桁外れに凄いからだと思う。

サルガド氏の素晴らしい写真を見るには、写真集を買うのが一番だと思いますが、いかんせん、かなり高額ですですので、写真集の購入をお薦めすることは致しませんが、この映画は鑑賞する価値があると思います。
彼の写真が凄いのは、彼の生き方が凄いからです。こんな生き方をしている方がいるということを知るだけでも、とても価値があると思います

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2015年03月29日

連続テレビ小説「マッサン」が終わった。
IMG_1032正直、序盤は、かなりイライラさせられた。
話はなかなか進まないし、マッサンのキャラクターも全然魅力的じゃなかったし。
ただ、エリー役のシャーロットの演技は、最初から最後まで素晴らしかった。
演出家が求める以上の表情と、想定外の歌唱力。
アメリカ人なのに、スコットランド訛り、広島弁、大阪弁、ほんとに頑張っていた。

IMG_1031スコットランド人は、片道切符の性格だと聞いたことがある。とにかく、外へ、外へ
火星に最初に移住する地球人は、きっとスコットランド人orスコットランド系じゃないかと
まさに「人生は冒険」を体現する気質で、その分、「別れ」への想いが深いのかもしれない。
「流星ワゴン」に続いて、「マッサン」も終わって、ちょっと寂しい。そんな折、よくぞ開幕してくれたプロ野球。
スコットランド人の"行ったきり"もカッコイイけど、"元気に帰ってくる"のもこれまたカッコイイ!
今日は黒田が投げるど!

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2014年09月12日

今月で「花子とアン」が終わる。
昨年の「あまちゃん」以来、朝のテレビ小説を録画して観るようになった。(「あまちゃん」続編ないかのぉ)

随分前になるが、5月17日(土)の第42回の放送で、驚いたシーンがあった。
"はな"たちの卒業式で、ブラックバーン校長が贈ったスピーチで
"My girls!"
と威勢良く話しかけた直後、こんな言葉を発したのだ
IMG_0865IMG_0866

"Grow old along with me. The best is yet to be."

僕の頭の中に疑問符が浮かんだ???
『ん?この言葉、知ってるぞ。なんだっけ?』
IMG_0868通訳を任された"はな"が訳す:
(My girls"私の愛する生徒たちよ")
"我と共に老いよ。最上なものは、なお後に来る"

『分かった!ジョン・レノンの"Grow Old With Me"じゃん!』
そう、ジョン・レノンの死後、1984年にリリースされたアルバム"Milk and Honey"の11曲目に収録されている"Grow Old With Me"の冒頭のフレーズだ。
しかし、いくらなんでも"はな"の卒業式にジョンの曲の歌詞を引用するわけがない(笑)
ググったところ、ロバート・ブラウニングという詩人の「ラビ・ベン・エズラ」という詩の冒頭の二行であることが判かった。
おそらく、"Milk and Honey"を買った時は、ライナーとかを読んで知っていたかもしれないが、そんなことすっかり忘れてしまっていたので、いやー、驚いた

ちなみに、こちらがその曲♩


で、驚いたのが、この曲、色んなバージョンが出てたんじゃね。


この他にも、アコースティックギターバージョンもあった。
いずれもきちんとしたスタジオ録音ではないので、本人的には「変なバージョン、聴いてもらいたくないなぁ」と思ってるかもしれないが、曲作りの上でとても参考になる(^^

以下はウキペディアからの引用:
ヨーコによれば、夫婦共に好きだったエリザベス・ブラウニング(ロバートの妻でやはり詩人)の詩からヒントを得て、上述のバミューダ旅行中に「Let Me Count the Ways」を寝ている間にひらめき、起きてすぐジョンにピアノで披露したところ、ジョンは甚く気に入った。その際にヨーコは、そのアンサーソングとして夫のロバート・ブラウニングの詩から何か曲を作れないかとジョンに頼んだという。すると、その日の午後にテレビを見ていると上記の「ラビ・ベン・エズラ」がたまたま紹介され、その最初のフレーズを気に入ったジョンがお返しに作ったものだという。
*************

ブラックバーン校長のスピーチも、引用したのは最初の2行だけで、それ以降はオリジナルの言葉だった(のはず)。

"Grow old along with me.
The best is yet to be"
1行目は言う相手を選ぶけど(^^
2行目は、ほんま良い言葉。

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2013年11月14日

昨晩は、吉祥寺マンダラ2でライブでした。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!!
さっそく昨晩のセットリスト:
IMG_38681.こゝろ(7月)
2.妄想シックスティーン(8月)
3.野バラ(3月)
4.酔いどれ男(DS)
5.アヴァロン(新曲)
6.スランチェ(日本語ver)
7.Ladybird(11月)
アンコール:Lady Maxxxxx

昨年に引き続き、今年も最後の2回のステージで、今年作った新曲をおさらいしませう!と組んだセットリストです。(カッコ内の数字は初披露した月)
新曲たちは、初お披露目の時点では「生まれたての赤ん坊」なのですが、2回目以降はハイハイもせず、いきなり立ち上がり、とっとと歩き出します
自分が一番の理解者のはずなのに、知らぬ間に成長して、新たな解釈を見出さなければ機嫌を損ねてしまいます
まるで人間のように、風貌も、人格も、どんどん変わっていくのです。
可愛気が出てくるケースもあれば、凶暴になっていくこともあり、かと思うと、突然大人びた雰囲気が似合うようになったりもします。
しかし、回を重ねていくと、やはりなんとなく落ち着いてきます。
目鼻立ちが安定してくる感じです。
そうなると今度は一つの素材と見立て、色んな服を着せてみたくなるのがジャズプレイヤーなのでしょう。
今回大ちゃんがDSで選んだ曲は「酔いどれ男」でした。
「え?酔いどれ男?、これって元々ピアノしか聞こえないような印象だけど、それをDSでやったのか?」
たしかに、この曲をご存知の方はそうおっしゃるのも当然かと!
しかし、それをご存知の方こそ昨晩の「酔いどれ男」を聴いていただきたかった!!
これまでとまったく異なる「酔いどれ男」の世界を表現してくれました
実を言うと、今月の新曲「アヴァロン」は、「酔いどれ男2」というサブタイトルを付けたくなるような曲だったので、今回大ちゃんがDSに「酔いどれ男」を指定した時には、「ギョギョ!?か、か、かぶるじゃん!」と思ったのでした。(この時点では大ちゃんは新曲をまだ聴いてないので)
不意打ちでした。「酔いどれ男」は最もDSに選ばれないであろう曲と僕も勝手に思い込んでいただけに、新曲とかぶる危険性はまったくないと思っていたのです。
ま、でも、「曲順を離せばかぶりも薄れるだろう」と思ったりもしたのですが、「いや、ここは逆に続けてやった方が面白いかも!」とあえて間にMCも挟まず続けて演奏したところ….大正解!
大ちゃんのニューアプローチのお陰で「かぶり感」などまったく無く、逆に見事な対比で両方の曲を際立たせることができたのではないかと思います!
さっき、この2曲を聴いたところ、両方ともピアノが秀逸
自分の曲なのに、「こんな良い曲を書いた覚えはないぞ!」みたいな
avalonちなみに「アヴァロン」とは、美しいリンゴがなっていることで知られる英国のどこかにある伝説の島。
僕がこの曲を書き上げた直後の先週末、映画「僕が星になる前に」を鑑賞した。主人公のジェームズが死ぬ前に絶対に訪れたいと熱望した「バラファンドル湾」も英国本土から離れた島にあることに驚き、「もしかしてどこかにリンゴが出てくるのでは?」と思いながら観ていると、ジェームズが見た走馬灯のような夢のワンシーンに、女性がバスケットからこぼれ落ちたリンゴを拾い集めているようなカットがあったのを僕は見逃さなかった!
鑑賞した映画の影響を受けて曲を書くことはあっても、観るであろう映画の世界観を先に書いたのはこれが初めて
そうそうあることではないはずなのに、それほど不思議な気がしないんよね、これが^^

「おっ!今回もアンコールがあったのか」
はい!
と言っても「アンコールください」的な雰囲気を随分と醸し出していましたが
だって、今、爵位をお持ちの超ビッグスターが来日しているではありませんか!
昨晩のラストナンバー"Ladybird"とLadyつながりのあの曲を歌わせてもらいました
譜面も何も用意していませんでしたが、大ちゃんはちょちょいと弾いてくれました
こんな機会はそうそうないだけに、大変貴重な夜だったんじゃないかと思います!
感謝、感謝。

IMG_3862昨晩は、これまで何回か対バンをしたことがある粋ちゃんのバンド"7th Course"との初対バンでした。粋ちゃんの弾き語りの世界がまったく違和感なく広げられていました。
これって、その世界観が共有できてないとなかなかできないので、本当に素晴らしいことだと思う
2、3ヶ月前に一度観た時より、さらに世界がクリアになっていて、バンド感も強まっていた。
本当に良いメンバーと巡り会えたみたいですね。良かった、良かった。
また、是非、対バンしませう!

そうそう、それと昨日はとてもハイテンションになる映像を家を出る前に観た。それは、スタジオLedaのオペレーターである水谷さんがfacebookでシェアしていたTEDの映像
チラリで済まそうと思ったら結局最後まで観て、超感動!


それにしても見事なプレゼン!
ショパン、心に響きまくり
さすがは指揮者、全体の構成・展開、話のリズム、スピード、抑揚、すべてがパーフェクト。
分かり易い、伝わり易いだけでなく、内容も濃く、深い。
ベンジャミン・ザンダーさんは1939年生まれなので、とっくの70歳オーバーなのにとってもパワフル。
"I have a definition of success. For me it's very simple. It's not about wealth, fame and power. It's about how many shiny eyes I have around me."
どうかいの、ほんま、名言じゃわ。
これからライブに出かけようという男がこんな映像を観たら、そりゃテンション上がりまくるよね。
で、当日リハで吉祥寺のスタジオに行くと、この映像をシェアしてくれた張本人の水谷さんがカウンターにいるではないか!
テンションMax互いに興奮をシェア。
ね、そりゃアンコールを強要?するのも仕方ないでしょう

ということで、昨晩、ご来場くださいました皆様、心より感謝申し上げます。
対バンの"7th Course"の皆さん、"ハルコフヲン"のお二人(とても楽しませてもらいました!)、もちろん大ちゃん、そして、マンダラ2のスタッフの皆さん、ありがとうございました!
〜昨晩Shiny eyesに囲まれていたと信じる幸せ者より〜

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2013年10月01日

先週の土曜日で「あまちゃん」が終わった。
IMG_2061楽しかった。
本当に楽しかった。
普通、日曜日の夕刻は、
『明日から月曜日か
と悲しい気持ちになるが、それよりも
『明日から「あまちゃん」が始まる
という喜びの方が大きかった
そのくらい、面白かった。

が、今は.....
寂しい。

いや、正直に言うと、始まってすぐくらいから、終わった後のことを想像して寂しがっていた。
先回りして、なんとか弱めようとしていたのだが、あまり効果はなかったみたい。
寂しい。
まさに「あまロス」
IMG_2062「あまちゃん」は、本当にたくさんの人を幸せにしたと思う。
北三陸の皆さんや視聴者はもちろん、すべての出演者やスタッフの皆さんを幸せにした。
また、番組とは直接関係はないのだが、「あまちゃん」のお陰で、僕の中で大いにカブを上げた人物が一人いる。
それは、イノッチ。
「あまちゃん」の次の番組の「あさイチ」で、見事なウケを披露し続けた。
「あまちゃん」後のイノッチのコメントを楽しみにしている自分に驚いた
誰にも予測できないことが起こる。それが未来なのだ。

IMG_2064IMG_2069
大吉さんのお陰で、杉本哲太が好きになった。
水口くんのお陰で、松田龍平も好きになった
薬師丸ひろ子も奇麗になった。
ファイナルベンさん、フレディ・マーキュリー、「分かる人だけ分かればいい」
本当に笑わせてもらった。
IMG_2072IMG_2073

「潮騒のメモリー」の歌詞も変わった。
三途の川のマーメイド → 三代前からマーメイド
友達少ないマーメイド → 親譲りのマーメイド
IMG_2080IMG_2083

そうそう、能年玲奈ちゃん、このアキちゃん役以外、女優なんてとても無理だろうと思っていたのだが、途中から『もしかして、そんなことないかもしれない』と思い始めた。
何が起こってもおかしくない、それが未来なのだ。

続編、なんとかならんかのぉ。

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2013年05月22日

僕のブログを読んでくださっている方は、とても少ない。
そう、かなり人気のないブログだ
テーマは曖昧だし、更新頻度も高くないし、内容もディープじゃないし、ま、超気まぐれな日記なので、当然といえば当然だろう。
が、ここにきて、妙なことが起こっている。
barchart閲覧者数が急騰しているのだ
「何だ!?」
「どうした!?」
「天野〜!?」
そんな、磯野先生みたいに慌てないで
原因ははっきりしております。
「潮騒のメモリー」の歌詞を載せたからです
まさに「じぇじぇじぇ」な現象。

別にあまちゃん人気に便乗しようという気持ちなんて微塵もないが、前から気になっていたことがあったので、そのご報告を。
まずは、こちらの画像をご覧いただきたい!
IMG_1131平泉成(足立功)と塩見三省(小田勉)が仲良く琥珀を磨いている。
場所は喫茶リアス(スナック梨明日でもある)。
注目は、テーブル、というかカウンターの上に置かれている上3分の1がシルバー、下3分の2が黒の球体。
以前から気になっていた物体だ。
もしかして、あれって?
そうなの?
まさか!?


IMG_1132やっぱり、間違いない!
星占い自販機だ!(正式名称は知らない)
球体の側面に描かれているのは、間違いなく12星座のイラストだ!
笑わすのぉ
それにしても懐かし過ぎる。
大昔、広島市内の天満屋?あるいは福屋?といったデパートの食堂にあったような。
しかし、相当昔の話だぞ。
この小道具、集めるの大変だったろうに。
少なくともカウンターの上に3つはあります

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2013年05月20日

IMG_1122「あまちゃん」の挿入歌「潮騒のメモリー」の聞き取れなかった箇所の歌詞が判明した!

「三途の川のマーメイド」♪

おいおい
「三途の川」って
どんなマーメイドや!

先週の放送終了後「歌詞が聞き取れなかった!」
「教えてけろ〜!」といった声がNHKに殺到したのか!?
今朝の「あまちゃん」で、小泉今日子が歌う回想シーンに、少しフォントサイズが大きめの字幕がスーパーインポーズされていた
しかも、聞き取れなかった2番のみ
急遽の対応なのか、織り込み済みの対応なのか、いずれにしても素晴らしい

ということで、以下が完全版

潮騒のメモリー

1.
来てよ その火を 飛び越えて
砂に書いた I miss you

北へ帰るの 誰にも会わずに
低気圧に乗って 北へ向かうわ
彼に伝えて 今でも好きだと
ジョニーに伝えて 千円返して

潮騒のメモリー 17才は寄せては返す
波のように 激しく

来てよ その火を飛び越えて
砂に書いた I miss you
来てよ タクシー捕まえて
波打ち際のマーメイド
早生まれのマーメイド

2.
置いていくのね さよならも言わずに
再び会うための 約束もしないで
北へいくのね ここも北なのに
寒さこらえて 波止場で待つわ

潮騒のメモリー 私はギター
Am(エーマイナー)のアルペジオ 優しく

来てよ その火を飛び越えて
夜空に書いた I'm sorry
来てよ その川 乗り越えて
三途の川のマーメイド
友達少ないマーメイド
マーメイド
好きよ
嫌いよ

以上
最後、「好きよ、嫌いよ」と続いていた。

それと、
IMG_1121同じく2番の
「来てよ その川 飛び越えて」
と聞こえていた箇所は、正しくは
「来てよ その川 乗り越えて」
だった。

普通、川なら「飛び越える」だろうに。
三途の川は、そう簡単には飛び越えられない、結構な川幅があることを伝えたいのか?
それとも、川という「障害」を「乗り越える」ということでこの言葉を選んだのか?
はたまた、「波」を乗り越えるマーメイド目線の表現か?!

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2013年05月19日

昨日の「あまちゃん」で、遂に、小泉今日子が「潮騒のメモリー」を歌った。
が、どうしても聞き取れないところがありました。
最後の最後、×で表記した箇所がどうしても聞き取れないのです
どなたか、聞き取れた方、教えてください

潮騒のメモリー

1.
来てよ その火を 飛び越えて
砂に書いた I miss you

北へ帰るの 誰にも会わずに
低気圧に乗って 北へ向かうわ
彼に伝えて 今でも好きだと
ジョニーに伝えて 千円返して

潮騒のメモリー 17才は寄せては返す
波のように 激しく

来てよ その火を飛び越えて
砂に書いた I miss you
来てよ タクシー捕まえて
波打ち際のマーメイド
早生まれのマーメイド

2.
置いて行くのね サヨナラも言わずに
再び逢うための 約束もしないで
北へ行くのね ここも北なのに
寒さをこらえて 波止場で待つわ

潮騒のメモリー 私はギター
Am(エーマイナー)のアルペジオ 優しく

来てよ その火を飛び越えて
夜空に書いた I'm sorry
来てよ その川 飛び越えて
×××××××のマーメイド
友達少ないマーメイド

以上
クドカン、この歌詞、5分で書き上げたそうな。
パロディ?パクリ?オマージュ?満載
笑わしてくれるわい。

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2013年04月18日

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が面白い
amachan脚本:宮藤官九郎
天野アキ(ヒロイン):能年玲奈
天野春子(アキの母):小泉今日子
天野夏(アキの祖母):宮本信子
足立ユイ(アキの親友):橋本愛
足立功(ユイの父):平泉成

何年前だろう?「純情きらり」が面白かったが、あれ以来、いや、あれより面白い。
もっとも、「純情きらり」の面白さは、連ドラらしい、お話し自体が良い面白さだったが、「あまちゃん」は、声を出して笑う面白さ
やっぱ、クドカン、凄いわ。
天才じゃわ。
そりゃ昔から面白かったよ。
ただ、その面白さは、民放限定のような感じがあった。
だって、かなりマニアックな笑いだったり、固有名詞をバンバン使うので、NHKでは難しいんじゃないかと。
しかも、連ドラとなると、ある程度、しんみりしたシーンやホロリとするシーンも必要だったりするので「連ドラを書いてるらしい」という噂を耳にした時、「大丈夫かなぁ?」と心配していたのだが、とんでもない!
バリバリに笑わせてくれている
アッパレ!

ヒロインの能年玲奈ちゃんも可愛い!
まるで当て書きしたんじゃないかってくらいにこの役にピッタリだ。
玲奈ちゃんには、宮崎あおいのような女優としての上手さはない。
正直、この役以外で、役者としてやっていくのは難しいんじゃないかと思う
しかし、それでも構わない
人生の最も輝かしい今を、ここで、放ちまくれって感じ。
良い子そうだから、女優をしなくても、あなたは幸せになれます
と、そんな風に思うくらい、女優魂らしきものも、肝が据わった感じも何もない。
その性格すべてが、存在すべてが、この役にピッタリだ。
IMG_0984IMG_0989

母親役の小泉今日子もいい
フジのドラマ「最後から二番目の恋」の演技が良かったが、あれはたまたまあの役にピッタリだったからだろうと思いきや、そうではなく、どうやら女優として開眼した模様
今や、「実力派女優!」と言っても誰も文句が言えないくらい輝いている。
小泉今日子の母、つまりは玲奈ちゃんの祖母役を演じる宮本信子も良い。
僕の中で「マルサの女」のイメージしかなかったが、これからはこの役のイメージと入れ替わるだろう。
今はもっぱら娘の小泉今日子といがみ合うシーンばかりなので笑顔は少ないのだが、心が弾んでいるのが伝わってくる。
ナレーションも抜群。
あの抑えた感じのトーンは、おそらくクドカンの指示に違いない!
なんとも言えない可笑しさがある。

笑いの種がいくつもころがっているので、全部を拾おうと思うと、朝の寝ぼけ頭ではついていけないくらい。
セリフや演出で笑わせるのは当たり前だが、小道具でも笑わせてくれる。
例えば、こちら
IMG_0990注目は、平泉成の後ろに飾られているナポレオンの肖像画(サン・ベルナール峠のナポレオン)。
ここは、アキの親友、足立ユイちゃんのお家。
田舎の大邸宅。
県議会議員なので成金とも違うし...
豪気な感じで、残念なセンスを表すために....
「ナポレオンでいきましょう!」
ということになったに違いない
僕はこのナポレオンの肖像を見ただけで爆笑してしまった。
ほんま、やってくれるわ。
まだ始まったばかりだというのに、あんまり面白いもんだから、終わってしまった後の寂しさを想像して悲しくなってしまうくらい
9月28日の最終回まで、半年間、楽しませてもらいます!

おっと、カープが9回裏に4点を取って、サヨナラ勝ち!

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2013年02月03日

昨晩、アメリカンアイドルで「ニッキーの『降りる!』騒動」が放送された。
事前にネットで出回っていた情報では、ニッキーとマライアが激しくののしり合ったということだったが、放送された内容は、少し異なる印象になっていた。

まず、この日は、4人の意見が徐々に噛み合わなくなっていた(という流れがあったことに)。
IMG_0583IMG_0585

やがて、ニッキーが、「参加者に持論を押しつけ過ぎ!」と、他のジャッジたちに苦言を呈し始める。
IMG_0588IMG_0586

IMG_0587遂には、「もう降りる」とニッキーは席を立ってしまう。
番組を観た感じでは、正論を言っているのはニッキーで、他のジャッジたちの方が参加者たちの意志を尊重しない、悪い印象になっていた。
というか、そう思わせるような編集にしたに違いない!
中座という大人げない行為をしたニッキーの方が意見は正しいという印象にし、大人げない行為はしなかったものの、多数派の3人の方が意見としては正しくないような印象にすることで、どちらか一方を悪者にすることを避けるという「大人の編集」にしていたのだ(というのが僕の解釈
もちろん、マライヤの感じが悪いと思われるような態度等のシーンは皆無。
あくまで意見の相違であり、人柄のせいではないという印象に
でもって、翌日、ニッキーは何事もなかったかのように戻っていた
本当は色々あったんだろうに、編集の妙でもって見事に困難を乗り越えたようだ。
スタッフの皆さん、本当にご苦労様。
しかし、どんな時でも番組の空気を淀ませない司会のライアン・シークレストはやはり凄い!

ところで、今のところアメアイは、土曜日と日曜日の夜9時に放送されているが(FOXで)オンタイムではなく録画で観ている。
というのも、土曜日は「泣くな、はらちゃん」、日曜日は「とんび」を観てるので

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2013年01月28日

先週末からアメリカン・アイドル・シーズン13が始まった。
今回のジャッジは、古参のランディ・ジャクソンに、マライア・キャリー、ニッキ―・ミナージュ、キース・アーバンの3人のニューフェイスが加わった。
IMG_0534マライアは有名だが、キース・アーバンって、僕もよく知らなかったのでググってみたら、オーストラリア出身のカントリーシンガーで、生まれはニュージーランド。
2004年にグラミーを受賞し、2006年にニコール・キッドマンと結婚している。
オーストラリア人らしく少しおっとりしていて、人柄も良さそう。
そう、まさに彼はその人柄を買われて抜擢されたのではないかと
というのも、マライアとニッキーの相性が最悪で、二人の間に座っているキースの大変さたるや、審査どころではないだろう
彼の最大の任務は緩衝材!?
それにしてもニッキー・ミナージュのキャラクターは強烈。
見た目だけでなく、芯から中身も変わってる
収録中、マライアと大喧嘩をしたことが既にニュースで伝わっているが、来週あたりその模様が放送されるのかな?ニッキーが凄い剣幕でマライアに突っかかっていた。
降板騒ぎもあったみたいだが、番組的には"良い宣伝になった"と思っているかもしれない!?
ま、アメリカのテレビのやることだから、どこまで本気で、どこまで演出やら...

さて、今はまだ地方予選なので、いつもの「玉石混淆の奇人変人ショー」。
正直、地方予選はそれほど面白くない。
が、実はこの地方予選で見つけたお気に入りが勝ち進むのを見るのが楽しかったりするので見逃せなかったりする。
競馬で言うと、レース前のパドックみたいなもの!?
それにしても、毎年、よくもまぁ次から次へとユニークな人が出てくるもんだ。
養子がたくさんいる大家族で愛情一杯に育てらた女の子もいれば、義足の人、摂食障害の人と、歌のオーディションというより人生劇場
既に何人かお気に入りを見つけたけど、昨晩の「ケズバン」のインパクトは凄かった。
見た目からしてかなり怪しく、男か女かも分からないくらい。
IMG_0538IMG_0545

靴底はヒモで補修
職業は、路上のシンガーソングライターであり、また、アマチュアのファイヤー・パフォーマーだという。ファイヤー・パフォーマーよ
正直、審査員たちも、こりゃ「奇人系じゃな」と思っているのが見てとれた。
IMG_0542IMG_0543

歌ったのは「ピノキオ」。
が、予想外に良かったので、途中でランディーがギターで自作の曲を歌うよう促した。
IMG_0544IMG_0537

良い声。
フランスのZAZ(本名:Isabel Geffroy・イザベル・ジュフロワ)に似ている。
ギターも味がある。
歌い始める前、本人も『あー、受け入れられてないな』と覚悟している感じだったが、このパフォーマンスで全員を感服させた。
シンガーというよりアーティスト、いや「芸術家」。
独自の価値観の中で生きている感じ。
もちろん、結果は合格
『いやー、いるんだなぁ、こんな人が』と感心してたら、この日はこれで終わらなかった。

この日最後の出場者は、キューバ出身のラザロ・アルボス。
ルックスはキュートなハンサムさんなのだが、驚いたことに、吃音の持ち主。
IMG_0554IMG_0557
IMG_0556ラザロがフロリダに移り住んだのは10歳の時。
吃音が始まったのは6歳の時だったというので、環境の変化が原因ではないようだ。
「え?でも、吃音なのに、歌は歌えるの?」
そうなんです。
歌う時は吃音は出ないんです
吃音は大抵の場合、精神的なことが原因だといわれている。
きっと幼い頃から、歌だけが彼の友達だったのだろう。
歌ったのは"Bridge Over Troubled Water"

IMG_0558染みた。
フェイクの感じも良かった。
というか、自己紹介の時に吃音しまくりで、「フロリダ」の一言を発するのに10秒くらいかかっていた彼が、自然に歌っている姿を見るだけで、奇跡を見ているような気持ちになった。
ちなみに字幕の「僕もこの曲は大好きだから様々な感情がよみがえった」という言葉はラザロではなく審査員のキースが発した言葉。
結果はもちろん合格

実は、アメリカンアイドルの地方予選、「探偵ナイトスクープ」と似ているところがある
「残念系」、「馬鹿馬鹿しい系」もあれば、まったく予期しない「超感動系」があるのだ
さて、これから数ヶ月の間、楽しませてもらいます(^^

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2013年01月22日

もう、随分昔になるんだけど、以前、BS歴史館で「ローマの休日」を取り上げた回があり、とても面白かったので、これまたリマインダーとして書き留めようかと思う。
番組の進行に従って書くので、読み難いかと思われますが、ご容赦を

以下が番組の内容(2011/5/21放送)
**********************
IMG_0488邦題:「ローマの休日」(1953年)
原題:Roman Holiday
アカデミー賞:主演女優賞
      :オリジナルストーリー賞
脚本家:ダルトン・トランボ(1905-76)
共産主義者としてハリウッドを追放された。
監督:ウィリアム・ワイラー(1902-81)
赤狩りに抵抗する運動の先頭に立った男。

ハリウッド100年を代表するラブストーリー「ローマの休日」。
その裏側に、アメリカの闇の歴史が刻み込まれていた。
第二次世界大戦後、赤狩り(共産主義排斥運動)が激化。
その最初の標的にされたのが、ハリウッドの映画人たちだった。
番組は、この感動の名作に刻まれた「赤狩り」の闇と製作者たちの秘められたメッセージに迫る。

IMG_0461多くの人に愛される名作ではあるが、あまりにベタであるため「甘っちょろいロマンス」と言われることもある。
一般的に、この作品と赤狩りとの関わりはあまり知られていない。
公開当時の脚本家のクレジットは、イアン・マクレラン・ハンター(Ian McLellan Hunter)だったが、後年、本当の脚本家が別にいたことが判明する。それが、ダルトン・トランボ。ハンターは、トランボの友人の名前。
友人の名を使っていた理由、それは赤狩りによってハリウッドから追放されていたからだった。

赤狩り(アメリカ国内の共産主義排斥運動)の背景:
1929年:
世界恐慌。フランクリン・ルーズベルト大統領は、ニューディール政策を実施。公共事業による雇用拡大、労働者の待遇改善といった、社会主義的政策で恐慌を乗り切る。
1930年代:
アメリカ共産党員が7万人を超え、勢力を拡大。資本主義経済の弱点が認識され、貧富の差を無くそうとするソビエトの政策に可能性を感じる人々が増えていった。
1944年:
トランボ 共産党に入党。
1945年:
第二次世界大戦終戦。戦後、ソビエトは経済的、軍事的に台頭し、東ヨーロッパの国々が社会主義化し、共産主義の脅威が現実になっていく。
1947年3月11日:
トルーマン大統領は、共産主義封じ込め政策である「トルーマン・ドクトリン」を発表。

米ソ冷戦が始まる。
赤狩りの急先鋒を担ったのは、非米活動委員会。
その最初のターゲットとされたのがハリウッド。
当時、トランボは売れっ子の脚本家で、脚本家組合のリーダーでもあった。

1947年9月:
トランボへ非米活動委員会から召喚状が届く。
1947年10月:
非米活動委員会による公聴会が始まる。
第一週は、共産主義反対の立場の保守的な有名スターを召喚(ロナルド・レーガン、ゲーリー・クーパー等)し、マスコミの注目を集める。
第二週は、共産主義者の疑いをかけられた映画人たち。
後に、「ハリウッド10」と呼ばれる彼らの一人が、トランボだった。
IMG_0462
公聴会:
「あなたは共産党員だったことがありますか?」
「あなたはいかなる理由でその質問をしているのですか?」
トランボは、ユーモアを交えながら自白を巧みにかわす。
「私には質問の根拠を知る権利がある。あなたはいかなる権利を持っているのか?」
共産主義であることを認めれば、職を失う。しかし、共産主義でないことを認めれば、思想信条に反する。
トランボたちは、証言をしないことで赤狩りに抵抗した。
やがて、ハリウッド10を非難する者と、応援する者とで、ハリウッドは分断される。

IMG_0463ウィリアム・ワイラー監督は、共産主義と距離を置いていたが、赤狩りに反対し、ハリウッド10を真っ先に応援した一人だった。
ワイラーは、有名スターたちと抗議団体を設立。(カーク・ダグラス、ジュディ・ガーランド等)
思想と言論の自由を保障する憲法に反するとして、抗議を呼びかけた。
「非米活動委員会こそ、非アメリカだ!」

しかし、事態は一変する。
1947年11月:
アメリカ下院は、証言を拒否したとして、ハリウッド10に議会侮辱罪を可決。
すると、映画製作者協会は、赤狩りへの協力を表明:
「ハリウッド10が共産主義者ではないと表明しない限り、誰であろうと雇用しない」
トランボらはキャリアの絶頂期に、ハリウッドを追放される。
非米活動委員会に逆らえば、有名スターも解雇され、社会的に抹殺される。
ワイラーが信じた憲法の理念は踏みにじられた。
(ちなみに、共産主義者に対して最も強い反対をした一人は、ウォルト・ディズニー)

戦時中は、「ファシズム 対 共産主義+資本主義」という構図だったので問題なかったが、戦後、冷戦が進むにつれ、政府は、トランボが共産主義的映画を作り、人々を洗脳することを恐れていた。

その後、共産主義者ではないことを証明しなければならない、仲間の名前を言うことを求められる「密告の強要」が行われるようになる。
共産主義に反対する過程で、共産主義と同じことをしているではないか!」というのが、ワイラーを初めとする共産主義をとらないリベラルが、赤狩りに反発する理由。

ハリウッドを追放されたトランボは、どうやって「ローマの休日」を書いたか。
IMG_0465ダルトン・トランボ:
1905年:
コロラド州に生まれる。
1935年(30歳):
アシスタント・ライターで映画界へ。求められた通りに仕上げられる職人。
1939年(34歳):
「ジョニーは戦場へ行った」(小説)で成功を収める。

1949年:
ソビエト原爆実験成功によりアメリカの軍事的優位が脅かされる
米ソ冷戦の下、赤狩りは激しさを増して行く。
その中心人物ジョセフ・マッカーシー上院議員の名から「マッカーシズム」と呼ばれる。
1952年:
共産主義者とされた人のブラックリストが作成される。

密告や偽証までが横行し、300名以上の映画人が追放される。
しかし、トランボは、架空の名前で脚本を書き続けた。
「ミラード・カウフマン」や「ベン・エル・ベリー」といった偽名で、B級映画を手がけながら、ハリウッド復帰を目指す。

当時のトランボの想い(トランボの長女ニコラ・トランボさんの証言)
トランボは、自分自身の境遇を嘆くことはなかった。
彼が本当に怒っていたのは、密告者が横行するハリウッドに対してだった。
自分が助かりたいために、無実の人の名を告げてしまう。
密告を恐れ、古くからの友人同士が、ある日突然、口をきかなくなる。
本当に痛ましい時代だった。
そんな赤狩りの嵐が吹き荒れる中、1948年頃、トランボは、「ローマの休日」の執筆を始めた。
この時、親友の脚本家である、イアン・マクレラン・ハンターの名を借りた。
これは非常に危険な行為なだけに、秘密を漏らさない固い信念が必要だった

親友の力を借りて映画化を目指した「ローマの休日」。そこにトランボは、どんな想いを込めたのか!?
映画のストーリーに、トランボ自身の変化が投影されている。(伝記作家のハンソン氏談)
トランボは、富と名声を犠牲にして偽名で脚本を書く中で、本当の役割や使命に気付く。
それは、アン王女がブラッドリーとの幸福を犠牲にして、国務に戻ることとどこか似ている。
「私が義務をわきまえていなかったら、今晩、帰っては来なかったでしょう」(アン王女の台詞)
アン王女は恋や自由を経験したことで、国務への責任を持つ自立した存在へと成長を遂げた。

1950年6月:
アメリカ最高裁はハリウッド10に実刑判決を下し、トランボは10ヶ月間投獄される。
名声や財産を犠牲にしても自らの意志を曲げなかったトランボ。
「ローマの休日」は、彼の静かな闘いを貫くための心の支えだったかもしれない。

IMG_0489トランボの実像
・クリスマス好き
・バスタブで脚本を書く人
・刑務所に入る前に稼いでおくことを決意
・コメディこそ反骨魂

最初はお金目当てで作り始めたのだが、少女から女性に成熟するアン王女を描きながら、監獄に行くしかないという自分の運命を引き受けるトランボ。
赤狩りという困難に直面することにより、脚本家としての力を伸ばしていく。

IMG_0469一方、ウィリアム・ワイラー監督は、当時、既に名匠だった。
アカデミー監督賞ノミネート12回、受賞3回は未だ破られてない記録。
「ローマの休日」の映画タイトルに、次の様なクレジットを入れている。
「撮影そして編集のすべてをローマで行った」
スタジオ撮影が常識の時代、「ローマの休日」はハリウッド映画史上初の全編海外ロケで行われた作品だった。
しかし、その分、予算が削られ、モノクロ作品となった。
そうまでして全編ローマ・ロケにこだわった理由とは?

IMG_0475ウィリアム・ワイラー:
1902年:
アルザス地方に生まれる。アルザスは戦争の度にフランスやドイツ領に変わる複雑な地域であり、国際情勢が複雑で常に陰謀が渦巻いていた。そういった場所で生まれ育ったワイラーにとって、アメリカこそが、平和や平等を象徴する理想の国だった。
1920年:
アメリカ移住(18歳)
1942年:
「ミニバー夫人」でアカデミー賞 作品賞、監督賞を受賞。
1946年:
「我等の生涯の最良の年」アカデミー賞 作品賞、監督賞を受賞。
共産主義弾圧を批判。
この映画の翌年、赤狩りがハリウッドを襲う。
1947年:
赤狩りの抗議運動で挫折
効力を発揮できなかったことに失望。
しかし、映画監督として、赤狩りと闘う別の方法を探した。
1951年:
「ローマの休日」の監督を引き受ける。

ところで、ワイラーは、監督を引き受ける時、「ローマの休日」の真の脚本家が誰であるかを知っていたのか!?
ワイラーの長女談:
撮影当時も、それ以降も、長女は"ハンター"がシナリオを書いたと思っていた。しかし、明らかに、父、ワイラー監督は、真の脚本家は"トランボ"であることを知っていたという。公になれば、深刻な問題になるので絶対に口にすることはなかった。

監督となったワイヤーは、映画会社が決めた製作条件を次々と覆していく。
IMG_0490ワイラーの条件1:「キャストの変更」
当初、主役はケーリー・グラントとエリザベス・テーラーだった。それを、グレゴリー・ペック(グレゴリー・ペックは、赤狩りの抗議団体にいち早く参加した俳優だった)に変更し、オーディションでオードリー・ヘップバーンを発掘した。オードリーは少女時代、ファシズム政権下で秘密裏にレジスタンスを支援していたことをオーディションの面接で語っている。

ワイラーの条件2:「全編 ローマ・ロケ」
スタジオ撮影を条件にしていた映画会社もワイラーの粘りに譲歩。
しかし、予算の関係でカラーがモノクロ映画に。
カラー映画をあきらめてでも、ローマ・ロケにこだわった理由、それは、ハリウッドを追放された人々と仕事ができる唯一のチャンスだったから。赤狩りに対する彼なりの闘いであり、希望だった。

1952年夏:
ローマで撮影開始
スタッフのほとんどがイタリア人。
ワイラーは、信頼のおける人物だけをローマに連れていった。
同行したプロデューサーは、ワイラーの右腕、レスター・コーニッグ。
彼は前年赤狩りのリストに載り、業界を追放された男だった。

ローマでなら、スタジオから注文がついても、知らなかったふりができる。
すべて、ワイラーの意のままに撮影できた。
「真実の口」のシーンは、トランボの脚本にはない、ワイラーが、自らシナリオに加えたシーンだった。
IMG_0471IMG_0474
IMG_0476グレゴリー・ベックの演技は、その場のアドリブで、オードリーの自然の反応を引き出すため、監督が仕組んだ演出だった。

ワイラーはこの場面について、後にこう語っている:
「これを映画のどこかに入れなければと思ったんだ
 二人の人間が互いにうそをついている物語だから」

赤狩りの中には、実は、ユダヤ人に対する差別がどこかにあったという。
ユダヤ人は、インテリで、左翼で、共産党じゃないかとの疑いをかけられやすかった。
ワイラーは、ユダヤ系で、共産党員ではなかったが、自分と同じユダヤ人で共産主義の疑いをかけられた人を守らなくちゃいけないと考えていた人でもある。

「真実の口」のシーンはとても意味深。
当時の赤狩りの時代、ハリウッドには、偽証で人を陥れるような酷い嘘つきがウヨウヨいた。
トランボの脚本にはなかったが、入れたくなる気持ちが「なるほど」と理解できる。

「ローマの休日」の原題は、"Holiday in Roma"ではなく、"Roman Holiday"。
直訳すると、「ローマ人の休日」。
ハリウッドが息詰まる空間になっていた時、ローマは自由な映画活動ができるところだった。
ハリウッドを追放されている人ともここならできる。そういう、映画の自由がハリウッドで得られなかった時代の「外の世界」、それがRoman Holidayというタイトルに込められているようにも思える。

1954年:
ローマの休日が公開された翌年、全米に反共ヒステリーを巻き起こしたマッカーシーは、強引なやり方が批判され、失脚し、赤狩りの嵐が収まって行く。しかし、ブラックリスト入りした映画人の多くはハリウッドに復帰できなかった。苦しい環境の中、トランボは諦めなかった。
1960年(55歳):
「栄光への脱出」の脚本が実名で発表された。
非国民のレッテルを貼られてから実に13年後のこと。
1960年:
ソビエトとの文化交流のためにモスクワで上映されたのが、「ローマの休日」だった。
1993年:
映画公開40周年を記念して、アカデミー選考委員会は、トランボに「ローマの休日」でオリジナル・ストーリー賞を授与。夫人がオスカーを手にした。1976年にトランボは他界していた。
2003年:
公開50周年を記念してトランボの名前がクレジットされた。
IMG_0477

トランボさんの娘さんが涙するのは、ラストシーン。
ここでアン王女とジョーは、信頼を確かめ合う言葉を交わす。
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「いくつもの想いがこみ上げて来る。無邪気さ、そして、純真。アン王女の『人々の友情を信じる信念は裏切られない』というセリフは、父自身が語りかけているかのようです。父は、この映画から、新しいアメリカが生まれることを願っていたのです。」
IMG_0481トランボは、後年、赤狩りの時代を振り返りこう語った:
「あの時代に悪漢も英雄も聖人も悪魔もいなかった。皆、長い悪夢の時代の犠牲者だったのだ」

トランボが「私は正しかった」という言い方をしていないのが、ある種の救い。
「裏切った人も犠牲者だ」と見る視点。

トランボは犠牲者ではなかったかもしれない。
偽名を使って書いていた作品で、彼は大きな仕事をしていたから。

【番組出演】藤原帰一、中村うさぎ、上島春彦、斉藤由貴
********************
以上が番組の内容だった。

こういった背景を知ると、この「ローマの休日」が、単なる甘っちょろいロマンス映画でなかったことが判る。いや、むしろ、こういった背景がなければ、あんな甘い映画を作ることはできないのだろう。"裏"にあるメッセージが強いからこそ、"表"をどんなにベタにしてもクサくならない
この辺に創作における大きなヒントがあると感じられる。

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2012年12月19日

フジテレビ系列で放送していたドラマ「ゴーイングマイホーム」が、昨晩、最終回を迎えた。
久々に面白いドラマだった。
今年は、大河を途中から観なくなってしまったので、すべての回を観た連続ドラマはこれが初かも?
我が家では大人気だった「ゴーイングマイホーム」だが、平均視聴率は7.38%と、かなり低い。
信じられない。
あんなに面白かったのに。
出演陣も豪華だった:
阿部寛、山口智子、宮あおい、西田敏行、YOU、吉行和子、阿部サダヲ、夏八木勲、バカリズム...
まるで、映画
そう、このドラマは、大変贅沢な映画だったのだ
監督を務めていたのは、映画「誰も知らない」(2004年)を撮った是枝裕和氏で、本作では脚本も手がけている(密かに僕は是枝監督の作品では「ワンダフルライフ」(1999年)がお気に入り
余計なBGMを入れないところや、映像の質感も映画っぽさをかなり意識していた思う。
ストーリーとしては、刺激的なことは何も起こらない。
何も起こらないのに、抜群に面白い
なぜだろう?
色々あるだろうが、以下の要素が良かったかと!

IMG_0329セリフ:
ジワジワと笑いがこみあげてくる言葉たち。

演出:
そのジワジワくるセリフを本当に自然に言わせている。

演技:
監督の希望通り、あるいは、それを上回る演技をアドリブを交えながら俳優たちが果敢に繰り出していた。

料理:
料理担当に「かもめ食道」のフードスタイリスト飯島奈美さんを起用し、一品々々を愛情深く撮っていた

ほぼ同世代:
やはりこれが一番大きいのかなぁ。監督が描こうとしていた、滑稽さ、懐かしさ、くだらなさ、心もとなささ、信じ易さ、純粋さ、儚さ、優しさ、不思議さ、楽しさ....すべてが理解できた
何でもないシーンで、何度も大笑いさせられた

それにしても、どうしてあんなに視聴率が低かったのだろう。
不思議というより、残念という気持ちが強い。
しかし、楽しんでいたのは、我が家だけではなかった。
番組のHPに設けられていた掲示板の書き込みを読んで、少し溜飲を下げることができた。
以下、抜粋:
・もう何年も観ていなかった連ドラ…久々にハマってしまい、録画をして何度も観ていました。
・毎回録画して、リアルタイムの他に1、2回見直しますが、ドラマといい曲といい、毎回涙が出る程幸せな気持ちになれるドラマです。視聴率が低いのが不思議でなりません。
・このドラマを観ていない人達、良さが解らない人達は可哀想…と思うくらい、私はハマっています。
・ここ何年も連ドラなんて観てなかったけど、久々に毎週楽しみにして観たドラマでした。
・最終回が来てしまうのがこんなに淋しいのは、初めてです。
・このドラマを見てから、お料理に真剣に取り組む自分がいます。
こんな言葉がずら〜り

主役を務めた阿部寛の演技も素晴らしかった。(特に最後)
ここのところ、とぼけた役が多い阿部氏だが、この役も相当なおとぼけ役だった。
しかしながら、見せるところは、魅せた!
まさに、渾身の演技だった。
あの演技が出来る自信があるから、ああいったおとぼけ役ができるのだ。

「見えないものを描く」
これに監督は果敢に挑戦し、見事にやり遂げていた。
実際、このドラマの中でも、「見えないもの」に対する畏敬の念が何度も語られていた。
番組終了後、「これ、きっと、お父さんが亡くなられたんだね」と僕は得意の邪推を妻に話していた。
HPを覗いて見ると、やはり監督のお父さんが亡くなられていたようで、お葬式のシーンには、実際にあったエピソードをいくつも盛り込んでいたそうだ。
きっと、現場の空気も良かったんだろうなぁ。
「数字は悪いかもしれないけど、いいものを作ってるぞ!」っという出演者やスタッフたちの意気込みが画面から伝わってきた。
監督ならびにスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
是非とも、また、こういった上質の作品をお願いします

waits2 at 22:31コメント(0)トラックバック(0) 

2012年12月08日

今年の夏、NHKのEテレで「哲子の部屋」という番組が放送された。
(あくまで「哲子」で「徹子」ではない
シリーズなのか、単発なのか分からないが、なんとなく番組タイトルを見て気になったので録画予約(こんなこと初めて)しておいたのを先日見たところ、意外に面白かった。
「世の中や自分のことを知りたくなければ決して見てはいけない『哲学』の番組です」
という案内から番組は始まるのだが、それほど重くはない
出演者は、吉木りさ(哲子役/グラビア腐女子)、國分功一郎(哲人役/高崎経済大学准教授)、哲夫(哲夫役/終わりコンビ笑い飯)の3人。
360度鏡(マジックミラー)で囲まれた小さな密室の中で、番組が用意したテーマについて哲学的アプローチで語り合うのだが、この時のテーマは、
「ぜいたくは敵!・・・なの?」。
なかなか興味深い内容だったので、自分自身へのリマインダーとして読み返せるよう文字としてまとめることにした。
とりあえず、番組の流れに従って書く。
目的がリマインダーなので、読み物としては成立しないかと思うけど、興味がある方はお読みください。

***********************************************
IMG_0289テーマ:「ぜいたくは敵!・・・なの?」

まず「ぜいたく」のイメージ:
高級品、悪い、無駄、といったどちらかというとマイナスなイメージが浮かぶ。
言わば余剰なもので、
「ぜいたく=生存には必要ない」
と定義できる。
しかし、実は、
「ぜいたくは大切である」
「人は、ぜいたくをすべきである!」
「むしろ、ぜいたくさせろ!」
これをゴールに話が展開されていく。
ゴールというか、そんな風に常識に揺さぶりをかけて楽しむ。
一応、形としては3人で討論する雰囲気だが、実際は、哲人の國分さんが、哲子と哲夫をナビゲートしていく。

「ぜいたく」は、生存には必要ないものかもしれないが、例えば、高級フレンチを食べることが「ぜいたく」だとすると、「ぜいたく=豊かさ」とも言える。
となると、豊かに生きるには、「必要じゃないものが必要」と考えることができる。
ここで、「ぜいたく」を「浪費」という言葉に置き換えられるとすると、もう一つのキーワード「消費」という言葉が浮かんでくる。

「浪費」と「消費」の違いについて、ジャン・ボードリヤール(フランスの思想家・社会学者/1929-2007)が、次のように説明している:
人類は、これまでずっと「浪費」を続けてきた。
しかし、「浪費は、どこかで止まるもの」。
なぜなら、必要以上のものを受け取ることは不可能だから。
フレンチ料理を腹十五分まで食べることはできない。
ところが、つい最近、人類は全く新しいことを始めた。
それが、「消費」。
「消費」の特性は、止まらない。限界がない。
我々人類は、消費に駆り立てられている。
「浪費は止まる。なぜなら、満足するから」
「消費は止まらない。なぜなら、満足がないから」
なぜ、消費は止まらないの?
消費行動において、我々は、「モノ」を受け取っていないから。
「モノ」の代わりに、我々は「意味」や「イメージ」を受け取っているだけなのだ。
?どういうこと?
牛乳を買っても、我々は「牛乳」じゃなくて牛乳の「意味」を買ってるの??
食べ物を例に挙げて考えみると:「グルメブーム」
雑誌やテレビで紹介されたお店には行列ができる。
この行列に並んだ人々は、この消費において何を受け取ったかというと、「流行っているお店に来た」という「優越感」や「情報」といった「意味」や「イメージ」を受け取っている。
「イメージ」はいくら受け取っても腹いっぱにはならないので、際限がない。
「ブランド」や「デザイン」を受け取ってイメージを消費し続けても、人間は満たされない。

豊かさと共に拡大し続ける消費社会。
最近人類が始めたという「消費」は、なぜ生まれたのか。
「消費」は、資本主義の矛盾と限界の中から生まれたと言っても過言ではない。
大量生産が可能になった20世紀。だが、モノをたくさん作れば作るほど商品は余り、モノの価値は暴落する。そうして、世界恐慌は起こり、人類は世界戦争へと突き進んだ。
その矛盾を乗り越える方法が「消費」だった。
代表例が「モデルチェンジ」という発想。
企業は広告などの情報を使い、新しいモノ、流行、デザインというイメージを作り出し、人々の欲望を無限に駆り立てた。
では、消費は、豊かさや繁栄のための「必要悪」なのか?

「消費」は、必要でなくても、バンバン買わせることができる魔法のシステム。
モデルチェンジは、その戦略の一つ。

さらに、ボードリヤールが着目した「消費」の意外な例がある。
それは、「個性」。
個性は、消費社会が「個性は大切ですね」「あなたはこういうモノを消費してこういう風にあなたらしくなってください」「あなたの個性を消費によって見つけてください」といって上手く煽っている一つの強力な「イメージ」である。
しかし、個性って何だ?
特に何もしなくても、自分が自分でいるだけで個性はあるのに、消費社会は、「本当のあなたの個性はどこかにあるので、消費してそれを探し求めに行ってください」という風に煽っている。
我々は、単に煽られ、操られている。
かといって、アンチ消費的な態度をとったとしても、それも「消費社会」に反抗する「イメージ」に煽られた行為に過ぎない。
我々は消費社会に閉じ込められて、あがいているだけなのか。
「消費社会が人を煽っている」と言えるかもしれないが、その実、「○○系でありたい」とむしろ消費者自身が消費社会のメカニズムを動かしているとも言える。
この消費社会の外に出ることは、不可能なのか?

ここで再度浮上してくるキーワードが、「浪費」。
意味、情報、イメージではない、「モノ」そのものを受け取ることで、満足が得られるという「浪費」。
つまり、「ぜいたく」することによってこそ、無駄遣いがなくなるのだ。

消費社会は、環境問題と切り離せない。
大量生産、大量消費、大量投棄、これは続けられない。

それぞれの満足度でぜいたくは決められるが、消費者のままだと、延々と消費を続けるだけ。

「ちゃんと「ぜいたく」してますか?」
という言葉で番組はしめくくられた。

***********************************************
これが放送されたのは8月28日と、節電が騒がれた夏、真っ盛りの頃。
故に、このテーマだったのかも。
消費を促すためのエンジンとして、番組では「モデルチェンジ」と「個性」を紹介していたが、モデルチェンジは、真っ当な戦略なので驚きはないが、「個性」というのは、目の付け所として鋭い。
というのも、「モデルチェンジ」は、商品を提供する企業側の牽引力だが、「個性」は消費する側に装備させた言わば隠しエンジン。
うーむ、誰の謀略?
謀略というか、世界大戦後、少なくとも西側諸国は共に「これでいきましょう」と示し合わせた常識なのかも?
番組としては、一見マイナスイメージの「浪費」が、実は真の満足を提供してくれる、という冒頭に設定したゴールにたどり着き、「常識に揺さぶりをかけたぞ!」と一仕事終えた感じだが、見ている側には、少々疑問が残った。
例えば、行列のできるお店で「消費」と「浪費」を説明していたが、日頃から色んなお店の情報をチェックし、「ここが美味しいそうだ!」と行列に並んだ人にとっては「消費」、一方、今日は給料日なので、近くの美味しいお店(たまたまそこが行列ができるお店)で食べようと並んだ人にとっては「浪費」、こういう解釈で良いのかな?
つまり、同じ行列に並んでいる人でも、「消費」をしている人と「浪費」をしている人がいる、ということで。
しかし、わざわざ調べて並ぶって行為も、ある意味、かなり贅沢な行為のように思えるのだが...となると、こちらも「浪費」と言えるような...
うーむ、判断、難しいなぁ。
本当の意味での満足をもたらす行為かどうかは、事前に頭で判断できるものではなく、『最近不眠症なんだけど、もしかして「消費」しかしてないからかなぁ?』と、何かしら病状?症状?が出てきた時しか判断できないの?
おっと、ここで再び加筆説明を
番組では、「ファイト・クラブ」(主演:ブラッド・ピット、1999年製作)という映画を「教材」として紹介していた。

主人公ブラピは、消費社会で疲れ果て不眠症に陥ったような人々を集め、互いに殴り合わせ、肉体的苦痛というリアリティで心を満たし、殴り合いの後互いに抱擁して満足を体感する「ファイト・クラブ」を結成する。ある種のセラピー的なクラブかと思いきや、ブラピの真の目的は、メンバーを増やし、彼らを洗脳し、消費社会に対してテロ行為を行わせる、というものだった。

満たされない生活をするというのは、そのくらい危険というサンプル教材。
やはり、消費か浪費かは、不眠症のような肉体的症状が出ない限り分からないのだろうか?
でも、事前に判断できなければ、意味がないよなぁ....
ん?待てよ、
そういえば、よく女性は、ストレス発散で買い物をするというが、それこそ「浪費」行為による心的満足を得る行為そのものではなかろうか
つまり、あの買い物は、とても健全で健康的な行為!ということになる
おっと、世のご主人様、奥様方にこのブログは読ませない方が良いようですね
もしくは、家庭内「ファイト・クラブ」を結成するとか

waits2 at 01:10コメント(0)トラックバック(0) 
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