生活
2018年11月18日
2018年10月05日
前々から気になっていたものを買ってみた
何だかお分かりだろうか?
六芒星っぽい謎の形をしている。
プラスチックではなく、合成ゴム製で、意外に重く900gある。
そう、これは重くなければ、役目を果たせない。
何しろ、これ1つで7本挿せるようになっている。
何を"挿す"のかというと、僕らが普通、"差す"もの。
答えは....
傘立て。
我が家にも以前から傘立てはあるが、玄関が狭いのでポーチに置いてある。
僕が使うようなおんぼろ傘はそれで構わないが、野ざらしにしたくないちょっと良い妻の傘は、玄関の中に入れている。
下駄箱の中に傘を収納する場所はあるものの、いちいち扉を開いて出し入れするのは面倒なので、取っ手に引っかけたりしている。
当然、不安定なのでよくずり落ちたりしていて、どうもそれが気にくわなかった。
そこで、前から気になっていたこの超省スペースの傘立てを買った
こういったインテリア的な製品を僕が勝手に買うことは滅多にない。
というか、もしかして初かも
買ったのは上のホワイトの方で、下のグリーンは説明書に載っていた写真。
気に入ってくれれば良いが


六芒星っぽい謎の形をしている。
プラスチックではなく、合成ゴム製で、意外に重く900gある。
そう、これは重くなければ、役目を果たせない。
何しろ、これ1つで7本挿せるようになっている。
何を"挿す"のかというと、僕らが普通、"差す"もの。
答えは....

我が家にも以前から傘立てはあるが、玄関が狭いのでポーチに置いてある。
僕が使うようなおんぼろ傘はそれで構わないが、野ざらしにしたくないちょっと良い妻の傘は、玄関の中に入れている。
下駄箱の中に傘を収納する場所はあるものの、いちいち扉を開いて出し入れするのは面倒なので、取っ手に引っかけたりしている。
当然、不安定なのでよくずり落ちたりしていて、どうもそれが気にくわなかった。
そこで、前から気になっていたこの超省スペースの傘立てを買った

こういったインテリア的な製品を僕が勝手に買うことは滅多にない。
というか、もしかして初かも

買ったのは上のホワイトの方で、下のグリーンは説明書に載っていた写真。
気に入ってくれれば良いが

2018年10月04日
2018年06月18日
2017年11月18日
コンロを買い替えた。
こちらがビフォア
こちらがビフォア
こちらがアフター
密かにレンジフードも

コンロを着けると、自動的に換気扇が動いてくれる!
コンロを切ると、3分後にこれまた自動的に停止してくれる。
何よりお手入れが簡単なのがウリらしく、ファンを洗う必要はほとんどなく、サインが出たら油受けを洗うくらい



コンロの火力は、これまで大中小だったが、これからは大大小。
今日、フィッシュ&チップスを作ったのだが、早速、揚げ物用の温度設定が大活躍してくれた。
火力を自動で調節してくれるので、気にするのは色具合だけ

とっても美味しく揚げることができた


また、グリルが優れものらしく、オートでとっても美味しく焼けるらしい。
オート機能をひたすら信じ、途中で焼け具合を確認しない(開けて温度を下げない)ところがポイントらしい。
トップもガラスコートで、とってもお掃除が簡単!
キッチン用品は、良いものにすると、結果(味)が良くなることもさることながら、料理自体が楽しくなるので、費用対効果はかなり大きい

ええことだらけじゃ



2017年07月14日
2017年05月29日
2017年05月18日
2017年05月13日
2017年05月07日
2017年04月17日
先日のダイソンの続き:
収納用ブラケットで気になることがあった。


左右に1つずつ透明のプラスチックの装飾がある。
こんなもの必要ないだろうに、と思いながらその透明部分を触ってみると、ペコンと動いた。
もしや
と思い、付属のノズルを差し込んでみた...


ビンゴ!
本来、ノズルは2つ。
もう2つはキャンペーンか何かのおまけなので、4つを差し込むようにはしていないようだ。
使用頻度が高そうな2つをセットすることに。
わざわざ箱から出していたのだが、少し楽になるかも
従来の掃除機だと、隙間ノズルくらいしか使わなかったが、今回はコードレスなので、短ホースとブラシ付きノズルを使用する機会が増えた!
ここで雑学:
一般的な掃除機の電源コードには、赤と黄のテープが貼られていますが、皆さんはあの意味をご存知ですか?
赤は「これ以上延びないですよ」
黄は「もうすぐ終了ですよ」
という意味だと思っていませんか?
赤の意味は正しいです
が、黄の意味は間違っています
黄は「ここまで電源コードを出してください!」という意味なんです
掃除機って、実は物凄く電力を使うんです。
故に、電源コードがあんなに太いわけです。
大抵の場合、くるくると本体内に巻いて収納されてますよね。
もしも黄色のテープのところまでコードを出さないで使用すると、本体内で重なっているコードが発熱し、故障の原因につながる可能性が高いので「ここまで出してね!」とお願いしているんです。
勉強になった?
そう考えると、コードレスクリーナーは、節電効果も高いと言うことじゃね。
うーむ、こんなに宣伝して、まるでダイソンの回し者みたいだ
収納用ブラケットで気になることがあった。


左右に1つずつ透明のプラスチックの装飾がある。
こんなもの必要ないだろうに、と思いながらその透明部分を触ってみると、ペコンと動いた。
もしや

と思い、付属のノズルを差し込んでみた...


ビンゴ!

もう2つはキャンペーンか何かのおまけなので、4つを差し込むようにはしていないようだ。
使用頻度が高そうな2つをセットすることに。
わざわざ箱から出していたのだが、少し楽になるかも

従来の掃除機だと、隙間ノズルくらいしか使わなかったが、今回はコードレスなので、短ホースとブラシ付きノズルを使用する機会が増えた!
ここで雑学:
一般的な掃除機の電源コードには、赤と黄のテープが貼られていますが、皆さんはあの意味をご存知ですか?
赤は「これ以上延びないですよ」
黄は「もうすぐ終了ですよ」
という意味だと思っていませんか?
赤の意味は正しいです

が、黄の意味は間違っています

黄は「ここまで電源コードを出してください!」という意味なんです

掃除機って、実は物凄く電力を使うんです。
故に、電源コードがあんなに太いわけです。
大抵の場合、くるくると本体内に巻いて収納されてますよね。
もしも黄色のテープのところまでコードを出さないで使用すると、本体内で重なっているコードが発熱し、故障の原因につながる可能性が高いので「ここまで出してね!」とお願いしているんです。
勉強になった?

そう考えると、コードレスクリーナーは、節電効果も高いと言うことじゃね。
うーむ、こんなに宣伝して、まるでダイソンの回し者みたいだ

2017年04月15日
買ってしまった。


箱から取り出す時にスイッチに手が触れ、いきなり吸引音が鳴り響いた。
「電源も入れずにか!?」
はい。コードレス掃除機なので
最初から充電させていたのは感心。
だって、すぐ使ってみたいもんね


ということで、早速使ってみた。
ビックリ!
わずか3分くらいで充電切れ
「えーーーーっ
」て感じだが、おそらくフル充電されてなかったからだろうと思ったのだが、それもあるけど、実はフル充電でも5、6分しか持たないようだ。
本体の真裏にある「MAX」ボタン。
出荷時はこれがオンになっているらしく、吸引力は抜群だが6分しか持たない。
通常モードにすれば20分。
「20分でも短いだろう!」
そう、そこへの不満もあったのだが、それよりも、先に誤って触れたトリガースイッチ。吸引する間、ここをずっと押してないといけない(ホールドするツメとかがない)ようで、そっちへの不満の方が大きかった。
しかし、これは一般的なコード付き掃除機に慣れてしまっているからの不満であって、本当に吸い込みたい時にしかオンにしないというのがコードレス掃除機の使い方のようだ。
細かくオンオフすることに慣れてもらうために、敢えてホールドさせないようにしたのだろう。
となると、20分で十分!という発想だ。
(英国生まれのダイソンだが、ダウントンアビーみたいな大邸宅は想定していないのだ
)
ちょっと驚いたのはこちらの収納用ブラケット


これを壁に取り付け、収納&充電させるのだが、なんと固定するためのネジが同梱されてないのだ
この辺は英国の発想?
幸い、我が家にはネジがあったので取り付けることができたが、一般的にはどうなんだろう?
ただ、最初は「えー!?」と思ったが、これに取り付けないと使えないわけでもないので、なんとなく潔いような気もした。
使ってみた感想としては、持ち手にエンジンがあるので、やはり重たい。
そして、吸引後の風がそこから吹き出てくるので、顔面に風が直撃してしまう
しかし、持ち方を工夫すれば重さの感じ方も軽減でき、風の顔面直撃も自然に避けられるようだ。
そして何より、コードを接続することなくいつでもスッと使え、部屋の奥の方に入り込んでいけるのが一番の魅力よね

ものぐさ太郎にはええわぁ
そうそう、先の画像で「MAX」ボタンの上に「話そう」という文言が書かれていたのに気付きましたか?
なんと
分からないことがあった時、ダイソンに話しかけると答えてくれるのです

そんなわけがありません
妻は信じましたが


箱から取り出す時にスイッチに手が触れ、いきなり吸引音が鳴り響いた。
「電源も入れずにか!?」
はい。コードレス掃除機なので

最初から充電させていたのは感心。
だって、すぐ使ってみたいもんね



ということで、早速使ってみた。
ビックリ!
わずか3分くらいで充電切れ

「えーーーーっ


出荷時はこれがオンになっているらしく、吸引力は抜群だが6分しか持たない。
通常モードにすれば20分。
「20分でも短いだろう!」
そう、そこへの不満もあったのだが、それよりも、先に誤って触れたトリガースイッチ。吸引する間、ここをずっと押してないといけない(ホールドするツメとかがない)ようで、そっちへの不満の方が大きかった。
しかし、これは一般的なコード付き掃除機に慣れてしまっているからの不満であって、本当に吸い込みたい時にしかオンにしないというのがコードレス掃除機の使い方のようだ。
細かくオンオフすることに慣れてもらうために、敢えてホールドさせないようにしたのだろう。
となると、20分で十分!という発想だ。
(英国生まれのダイソンだが、ダウントンアビーみたいな大邸宅は想定していないのだ

ちょっと驚いたのはこちらの収納用ブラケット




この辺は英国の発想?
幸い、我が家にはネジがあったので取り付けることができたが、一般的にはどうなんだろう?
ただ、最初は「えー!?」と思ったが、これに取り付けないと使えないわけでもないので、なんとなく潔いような気もした。

そして、吸引後の風がそこから吹き出てくるので、顔面に風が直撃してしまう

しかし、持ち方を工夫すれば重さの感じ方も軽減でき、風の顔面直撃も自然に避けられるようだ。
そして何より、コードを接続することなくいつでもスッと使え、部屋の奥の方に入り込んでいけるのが一番の魅力よね


ものぐさ太郎にはええわぁ

そうそう、先の画像で「MAX」ボタンの上に「話そう」という文言が書かれていたのに気付きましたか?
なんと



そんなわけがありません


2017年03月14日
2017年03月02日
ようやく確定申告を郵送した。
ふう。
今年からマイナンバーを書く必要があることは風の噂で知っていた。
ただ、自分はe-Taxではなく郵送なので、マイナンバーカードは取得してないけど、番号をちゃんと記入すれば、それでよいだろうと思っていた。
だって、毎年郵送されてくる青色申告用の書類には、最初から自分の整理番号が印刷されてるし、なりすまし的なことはしようがないし...と勝手な判断。
ちゃんとマイナンバーを記入し、必要な書類をすべて封筒に入れ、のり付け完了
説明書類を整理してたら、こんな注意書きが


マイナンバーの通知書と運転免許証のコピーが必要だなんて
せっかくのり付けしたのに...
ゴールド免許のコピーを入れといたったわ
ふう。
今年からマイナンバーを書く必要があることは風の噂で知っていた。
ただ、自分はe-Taxではなく郵送なので、マイナンバーカードは取得してないけど、番号をちゃんと記入すれば、それでよいだろうと思っていた。
だって、毎年郵送されてくる青色申告用の書類には、最初から自分の整理番号が印刷されてるし、なりすまし的なことはしようがないし...と勝手な判断。
ちゃんとマイナンバーを記入し、必要な書類をすべて封筒に入れ、のり付け完了

説明書類を整理してたら、こんな注意書きが



マイナンバーの通知書と運転免許証のコピーが必要だなんて

せっかくのり付けしたのに...

ゴールド免許のコピーを入れといたったわ

2017年01月29日
2017年01月26日
2016年02月27日
2016年01月06日
2015年11月26日
2012年12月08日
今年の夏、NHKのEテレで「哲子の部屋」という番組が放送された。
(あくまで「哲子」で「徹子」ではない
)
シリーズなのか、単発なのか分からないが、なんとなく番組タイトルを見て気になったので録画予約(こんなこと初めて
)しておいたのを先日見たところ、意外に面白かった。
「世の中や自分のことを知りたくなければ決して見てはいけない『哲学』の番組です」
という案内から番組は始まるのだが、それほど重くはない
出演者は、吉木りさ(哲子役/グラビア腐女子)、國分功一郎(哲人役/高崎経済大学准教授)、哲夫(哲夫役/終わりコンビ笑い飯)の3人。
360度鏡(マジックミラー)で囲まれた小さな密室の中で、番組が用意したテーマについて哲学的アプローチで語り合うのだが、この時のテーマは、
「ぜいたくは敵!・・・なの?」。
なかなか興味深い内容だったので、自分自身へのリマインダーとして読み返せるよう文字としてまとめることにした。
とりあえず、番組の流れに従って書く。
目的がリマインダーなので、読み物としては成立しないかと思うけど、興味がある方はお読みください。
***********************************************
テーマ:「ぜいたくは敵!・・・なの?」
まず「ぜいたく」のイメージ:
高級品、悪い、無駄、といったどちらかというとマイナスなイメージが浮かぶ。
言わば余剰なもので、
「ぜいたく=生存には必要ない」
と定義できる。
しかし、実は、
「ぜいたくは大切である」
「人は、ぜいたくをすべきである!」
「むしろ、ぜいたくさせろ!」
これをゴールに話が展開されていく。
ゴールというか、そんな風に常識に揺さぶりをかけて楽しむ。
一応、形としては3人で討論する雰囲気だが、実際は、哲人の國分さんが、哲子と哲夫をナビゲートしていく。
「ぜいたく」は、生存には必要ないものかもしれないが、例えば、高級フレンチを食べることが「ぜいたく」だとすると、「ぜいたく=豊かさ」とも言える。
となると、豊かに生きるには、「必要じゃないものが必要」と考えることができる。
ここで、「ぜいたく」を「浪費」という言葉に置き換えられるとすると、もう一つのキーワード「消費」という言葉が浮かんでくる。
「浪費」と「消費」の違いについて、ジャン・ボードリヤール(フランスの思想家・社会学者/1929-2007)が、次のように説明している:
人類は、これまでずっと「浪費」を続けてきた。
しかし、「浪費は、どこかで止まるもの」。
なぜなら、必要以上のものを受け取ることは不可能だから。
フレンチ料理を腹十五分まで食べることはできない。
ところが、つい最近、人類は全く新しいことを始めた。
それが、「消費」。
「消費」の特性は、止まらない。限界がない。
我々人類は、消費に駆り立てられている。
「浪費は止まる。なぜなら、満足するから」
「消費は止まらない。なぜなら、満足がないから」
なぜ、消費は止まらないの?
消費行動において、我々は、「モノ」を受け取っていないから。
「モノ」の代わりに、我々は「意味」や「イメージ」を受け取っているだけなのだ。
?どういうこと?
牛乳を買っても、我々は「牛乳」じゃなくて牛乳の「意味」を買ってるの??
食べ物を例に挙げて考えみると:「グルメブーム」
雑誌やテレビで紹介されたお店には行列ができる。
この行列に並んだ人々は、この消費において何を受け取ったかというと、「流行っているお店に来た」という「優越感」や「情報」といった「意味」や「イメージ」を受け取っている。
「イメージ」はいくら受け取っても腹いっぱにはならないので、際限がない。
「ブランド」や「デザイン」を受け取ってイメージを消費し続けても、人間は満たされない。
豊かさと共に拡大し続ける消費社会。
最近人類が始めたという「消費」は、なぜ生まれたのか。
「消費」は、資本主義の矛盾と限界の中から生まれたと言っても過言ではない。
大量生産が可能になった20世紀。だが、モノをたくさん作れば作るほど商品は余り、モノの価値は暴落する。そうして、世界恐慌は起こり、人類は世界戦争へと突き進んだ。
その矛盾を乗り越える方法が「消費」だった。
代表例が「モデルチェンジ」という発想。
企業は広告などの情報を使い、新しいモノ、流行、デザインというイメージを作り出し、人々の欲望を無限に駆り立てた。
では、消費は、豊かさや繁栄のための「必要悪」なのか?
「消費」は、必要でなくても、バンバン買わせることができる魔法のシステム。
モデルチェンジは、その戦略の一つ。
さらに、ボードリヤールが着目した「消費」の意外な例がある。
それは、「個性」。
個性は、消費社会が「個性は大切ですね」「あなたはこういうモノを消費してこういう風にあなたらしくなってください」「あなたの個性を消費によって見つけてください」といって上手く煽っている一つの強力な「イメージ」である。
しかし、個性って何だ?
特に何もしなくても、自分が自分でいるだけで個性はあるのに、消費社会は、「本当のあなたの個性はどこかにあるので、消費してそれを探し求めに行ってください」という風に煽っている。
我々は、単に煽られ、操られている。
かといって、アンチ消費的な態度をとったとしても、それも「消費社会」に反抗する「イメージ」に煽られた行為に過ぎない。
我々は消費社会に閉じ込められて、あがいているだけなのか。
「消費社会が人を煽っている」と言えるかもしれないが、その実、「○○系でありたい」とむしろ消費者自身が消費社会のメカニズムを動かしているとも言える。
この消費社会の外に出ることは、不可能なのか?
ここで再度浮上してくるキーワードが、「浪費」。
意味、情報、イメージではない、「モノ」そのものを受け取ることで、満足が得られるという「浪費」。
つまり、「ぜいたく」することによってこそ、無駄遣いがなくなるのだ。
消費社会は、環境問題と切り離せない。
大量生産、大量消費、大量投棄、これは続けられない。
それぞれの満足度でぜいたくは決められるが、消費者のままだと、延々と消費を続けるだけ。
「ちゃんと「ぜいたく」してますか?」
という言葉で番組はしめくくられた。
***********************************************
これが放送されたのは8月28日と、節電が騒がれた夏、真っ盛りの頃。
故に、このテーマだったのかも。
消費を促すためのエンジンとして、番組では「モデルチェンジ」と「個性」を紹介していたが、モデルチェンジは、真っ当な戦略なので驚きはないが、「個性」というのは、目の付け所として鋭い。
というのも、「モデルチェンジ」は、商品を提供する企業側の牽引力だが、「個性」は消費する側に装備させた言わば隠しエンジン。
うーむ、誰の謀略?
謀略というか、世界大戦後、少なくとも西側諸国は共に「これでいきましょう」と示し合わせた常識なのかも?
番組としては、一見マイナスイメージの「浪費」が、実は真の満足を提供してくれる、という冒頭に設定したゴールにたどり着き、「常識に揺さぶりをかけたぞ!」と一仕事終えた感じだが、見ている側には、少々疑問が残った。
例えば、行列のできるお店で「消費」と「浪費」を説明していたが、日頃から色んなお店の情報をチェックし、「ここが美味しいそうだ!」と行列に並んだ人にとっては「消費」、一方、今日は給料日なので、近くの美味しいお店(たまたまそこが行列ができるお店)で食べようと並んだ人にとっては「浪費」、こういう解釈で良いのかな?
つまり、同じ行列に並んでいる人でも、「消費」をしている人と「浪費」をしている人がいる、ということで。
しかし、わざわざ調べて並ぶって行為も、ある意味、かなり贅沢な行為のように思えるのだが...となると、こちらも「浪費」と言えるような...
うーむ、判断、難しいなぁ。
本当の意味での満足をもたらす行為かどうかは、事前に頭で判断できるものではなく、『最近不眠症なんだけど、もしかして「消費」しかしてないからかなぁ?』と、何かしら病状?症状?が出てきた時しか判断できないの?
おっと、ここで再び加筆説明を
番組では、「ファイト・クラブ」(主演:ブラッド・ピット、1999年製作)という映画を「教材」として紹介していた。

主人公ブラピは、消費社会で疲れ果て不眠症に陥ったような人々を集め、互いに殴り合わせ、肉体的苦痛というリアリティで心を満たし、殴り合いの後互いに抱擁して満足を体感する「ファイト・クラブ」を結成する。ある種のセラピー的なクラブかと思いきや、ブラピの真の目的は、メンバーを増やし、彼らを洗脳し、消費社会に対してテロ行為を行わせる、というものだった。

満たされない生活をするというのは、そのくらい危険というサンプル教材。
やはり、消費か浪費かは、不眠症のような肉体的症状が出ない限り分からないのだろうか?
でも、事前に判断できなければ、意味がないよなぁ....
ん?
待てよ、
そういえば、よく女性は、ストレス発散で買い物をするというが、それこそ「浪費」行為による心的満足を得る行為そのものではなかろうか
つまり、あの買い物は、とても健全で健康的な行為!ということになる
おっと、世のご主人様、奥様方にこのブログは読ませない方が良いようですね
もしくは、家庭内「ファイト・クラブ」を結成するとか
(あくまで「哲子」で「徹子」ではない

シリーズなのか、単発なのか分からないが、なんとなく番組タイトルを見て気になったので録画予約(こんなこと初めて

「世の中や自分のことを知りたくなければ決して見てはいけない『哲学』の番組です」
という案内から番組は始まるのだが、それほど重くはない

出演者は、吉木りさ(哲子役/グラビア腐女子)、國分功一郎(哲人役/高崎経済大学准教授)、哲夫(哲夫役/終わりコンビ笑い飯)の3人。
360度鏡(マジックミラー)で囲まれた小さな密室の中で、番組が用意したテーマについて哲学的アプローチで語り合うのだが、この時のテーマは、
「ぜいたくは敵!・・・なの?」。
なかなか興味深い内容だったので、自分自身へのリマインダーとして読み返せるよう文字としてまとめることにした。
とりあえず、番組の流れに従って書く。
目的がリマインダーなので、読み物としては成立しないかと思うけど、興味がある方はお読みください。
***********************************************

まず「ぜいたく」のイメージ:
高級品、悪い、無駄、といったどちらかというとマイナスなイメージが浮かぶ。
言わば余剰なもので、
「ぜいたく=生存には必要ない」
と定義できる。
しかし、実は、
「ぜいたくは大切である」
「人は、ぜいたくをすべきである!」
「むしろ、ぜいたくさせろ!」
これをゴールに話が展開されていく。
ゴールというか、そんな風に常識に揺さぶりをかけて楽しむ。
一応、形としては3人で討論する雰囲気だが、実際は、哲人の國分さんが、哲子と哲夫をナビゲートしていく。
「ぜいたく」は、生存には必要ないものかもしれないが、例えば、高級フレンチを食べることが「ぜいたく」だとすると、「ぜいたく=豊かさ」とも言える。
となると、豊かに生きるには、「必要じゃないものが必要」と考えることができる。
ここで、「ぜいたく」を「浪費」という言葉に置き換えられるとすると、もう一つのキーワード「消費」という言葉が浮かんでくる。
「浪費」と「消費」の違いについて、ジャン・ボードリヤール(フランスの思想家・社会学者/1929-2007)が、次のように説明している:
人類は、これまでずっと「浪費」を続けてきた。
しかし、「浪費は、どこかで止まるもの」。
なぜなら、必要以上のものを受け取ることは不可能だから。
フレンチ料理を腹十五分まで食べることはできない。
ところが、つい最近、人類は全く新しいことを始めた。
それが、「消費」。
「消費」の特性は、止まらない。限界がない。
我々人類は、消費に駆り立てられている。
「浪費は止まる。なぜなら、満足するから」
「消費は止まらない。なぜなら、満足がないから」
なぜ、消費は止まらないの?
消費行動において、我々は、「モノ」を受け取っていないから。
「モノ」の代わりに、我々は「意味」や「イメージ」を受け取っているだけなのだ。
?どういうこと?
牛乳を買っても、我々は「牛乳」じゃなくて牛乳の「意味」を買ってるの??
食べ物を例に挙げて考えみると:「グルメブーム」
雑誌やテレビで紹介されたお店には行列ができる。
この行列に並んだ人々は、この消費において何を受け取ったかというと、「流行っているお店に来た」という「優越感」や「情報」といった「意味」や「イメージ」を受け取っている。
「イメージ」はいくら受け取っても腹いっぱにはならないので、際限がない。
「ブランド」や「デザイン」を受け取ってイメージを消費し続けても、人間は満たされない。
豊かさと共に拡大し続ける消費社会。
最近人類が始めたという「消費」は、なぜ生まれたのか。
「消費」は、資本主義の矛盾と限界の中から生まれたと言っても過言ではない。
大量生産が可能になった20世紀。だが、モノをたくさん作れば作るほど商品は余り、モノの価値は暴落する。そうして、世界恐慌は起こり、人類は世界戦争へと突き進んだ。
その矛盾を乗り越える方法が「消費」だった。
代表例が「モデルチェンジ」という発想。
企業は広告などの情報を使い、新しいモノ、流行、デザインというイメージを作り出し、人々の欲望を無限に駆り立てた。
では、消費は、豊かさや繁栄のための「必要悪」なのか?
「消費」は、必要でなくても、バンバン買わせることができる魔法のシステム。
モデルチェンジは、その戦略の一つ。
さらに、ボードリヤールが着目した「消費」の意外な例がある。
それは、「個性」。
個性は、消費社会が「個性は大切ですね」「あなたはこういうモノを消費してこういう風にあなたらしくなってください」「あなたの個性を消費によって見つけてください」といって上手く煽っている一つの強力な「イメージ」である。
しかし、個性って何だ?
特に何もしなくても、自分が自分でいるだけで個性はあるのに、消費社会は、「本当のあなたの個性はどこかにあるので、消費してそれを探し求めに行ってください」という風に煽っている。
我々は、単に煽られ、操られている。
かといって、アンチ消費的な態度をとったとしても、それも「消費社会」に反抗する「イメージ」に煽られた行為に過ぎない。
我々は消費社会に閉じ込められて、あがいているだけなのか。
「消費社会が人を煽っている」と言えるかもしれないが、その実、「○○系でありたい」とむしろ消費者自身が消費社会のメカニズムを動かしているとも言える。
この消費社会の外に出ることは、不可能なのか?
ここで再度浮上してくるキーワードが、「浪費」。
意味、情報、イメージではない、「モノ」そのものを受け取ることで、満足が得られるという「浪費」。
つまり、「ぜいたく」することによってこそ、無駄遣いがなくなるのだ。
消費社会は、環境問題と切り離せない。
大量生産、大量消費、大量投棄、これは続けられない。
それぞれの満足度でぜいたくは決められるが、消費者のままだと、延々と消費を続けるだけ。
「ちゃんと「ぜいたく」してますか?」
という言葉で番組はしめくくられた。
***********************************************
これが放送されたのは8月28日と、節電が騒がれた夏、真っ盛りの頃。
故に、このテーマだったのかも。
消費を促すためのエンジンとして、番組では「モデルチェンジ」と「個性」を紹介していたが、モデルチェンジは、真っ当な戦略なので驚きはないが、「個性」というのは、目の付け所として鋭い。
というのも、「モデルチェンジ」は、商品を提供する企業側の牽引力だが、「個性」は消費する側に装備させた言わば隠しエンジン。
うーむ、誰の謀略?
謀略というか、世界大戦後、少なくとも西側諸国は共に「これでいきましょう」と示し合わせた常識なのかも?

番組としては、一見マイナスイメージの「浪費」が、実は真の満足を提供してくれる、という冒頭に設定したゴールにたどり着き、「常識に揺さぶりをかけたぞ!」と一仕事終えた感じだが、見ている側には、少々疑問が残った。
例えば、行列のできるお店で「消費」と「浪費」を説明していたが、日頃から色んなお店の情報をチェックし、「ここが美味しいそうだ!」と行列に並んだ人にとっては「消費」、一方、今日は給料日なので、近くの美味しいお店(たまたまそこが行列ができるお店)で食べようと並んだ人にとっては「浪費」、こういう解釈で良いのかな?
つまり、同じ行列に並んでいる人でも、「消費」をしている人と「浪費」をしている人がいる、ということで。
しかし、わざわざ調べて並ぶって行為も、ある意味、かなり贅沢な行為のように思えるのだが...となると、こちらも「浪費」と言えるような...
うーむ、判断、難しいなぁ。
本当の意味での満足をもたらす行為かどうかは、事前に頭で判断できるものではなく、『最近不眠症なんだけど、もしかして「消費」しかしてないからかなぁ?』と、何かしら病状?症状?が出てきた時しか判断できないの?
おっと、ここで再び加筆説明を

番組では、「ファイト・クラブ」(主演:ブラッド・ピット、1999年製作)という映画を「教材」として紹介していた。

主人公ブラピは、消費社会で疲れ果て不眠症に陥ったような人々を集め、互いに殴り合わせ、肉体的苦痛というリアリティで心を満たし、殴り合いの後互いに抱擁して満足を体感する「ファイト・クラブ」を結成する。ある種のセラピー的なクラブかと思いきや、ブラピの真の目的は、メンバーを増やし、彼らを洗脳し、消費社会に対してテロ行為を行わせる、というものだった。

満たされない生活をするというのは、そのくらい危険というサンプル教材。
やはり、消費か浪費かは、不眠症のような肉体的症状が出ない限り分からないのだろうか?
でも、事前に判断できなければ、意味がないよなぁ....
ん?

そういえば、よく女性は、ストレス発散で買い物をするというが、それこそ「浪費」行為による心的満足を得る行為そのものではなかろうか

つまり、あの買い物は、とても健全で健康的な行為!ということになる

おっと、世のご主人様、奥様方にこのブログは読ませない方が良いようですね

もしくは、家庭内「ファイト・クラブ」を結成するとか

2012年05月18日
妻が退院してから、美味しいものが食べられるようになり、有り難い限りなのだが、思いも寄らぬことが待っていた。
妻が手術した右目は、バイ菌等が入らぬよう、絶対に水に濡らしてはならない。目薬も目尻から注ぎ込むやり方では、まつ毛の汚れが混入するので、二階から目薬ではないが、少し高いところから落とすよう指示されているらしい。そのくらい注意しなければならないので、入浴は大変。中でも一番大変なのは、洗髪だ!
シャワーを頭から浴びるなどもっての外なので、入浴と洗髪は別々にやっている。
入浴後、多少濡れても構わない衣服に着替え、眼帯やらタオルやらビニールやらで顔面を保護し、洗う。ただ、どんなに保護をしても顔を下に向けると水がつたってくるのでNG
美容院の洗髪スタイルのごとく、仰向け状態で下からシャワーを浴びせながら洗うわけだが...
誰が?
僕が(^^
愛する妻のため、そのくらいのことはしてやらねばと思うものの、自分の洗髪だってそんな得意じゃないのに、人の頭など上手く洗えるわけがない。
水がかからないよう注意しなければいけないし、作業中ずっと中腰でないといけないしで、いやはやこんな苦行が待っていようとは
この2日間、頑張ってきたが、ついに僕は提案した。
「シャンプーハットを買うぞ!」
とは言うものの、上からシャワーを浴びせようというのではない。シャンプーハットがあれば、目を覆うビニールがずれないよう押さえることができるし、耳への水の侵入もかなり防げる。その辺に神経を配らなくて良いだけでも御の字だ!
妻は難色を示していたが、「試しに!」と近所のホームセンターに買いに行った。
あった!
アンパンマンのシャンプーハット!
僕:「あったぞー」
タッタッタッタッタッタッタ(←小走りの妻の足音)
妻:「絶対に嫌!」
「ソフトなつけごごち!」
なのに
「おふろがたのしくなる!」
のに、
妻は完全拒否
シャンプーハットがこの世に登場したのは、たしか僕が小学生の頃。シャンプーが目に入った時の激痛から子どもたちを解放する画期的な商品だった。子どもながらに、「なんて素晴らしい商品だ!」と感心したのを覚えている。
ただ、実は、僕も微妙な年齢だった。シャンプーハットを使うということは、自らを「子ども」と認める行為なのだ。僕の姉などは小学校の高学年だったので、「私は必要ない」(私は子どもじゃない)という雰囲気を醸し出していた。
僕より一つ年下の妻はどうだったかというと、「2つ下の妹は使っていたけど、私は...」(大人なので)というスタンスだったらしく、実際には使ったことがないのだ。そう、その素晴らしさを体験することなく、見た目だけで判断していたのだ。
別にこれをつけてサンロード(吉祥寺の商店街)を歩けと言ってるわけじゃないんだから、アンパンマンでもえかろうに...
しかし妻は譲らなかった。
仕方がないので、別のドラッグストアーに行くことに....
(諦めんのか!?(^^)
僕:「あったぞー」
妻:「『たっちができたら』って書いてるよ」
僕:「おうよ、もうたっちはできるじゃないか」
妻:「頭囲47から51って書いてるよ」
僕:「大丈夫!絶対入る!伸びるんじゃけん!」
アンパンマンは絶対拒否した妻だったが、色がブルーということで渋々ながら購入を承知した。
40年近く前にユーザーだった僕は知っている、シャンプーハットはブカブカだとまったく意味がない、「苦しい!痛い!」というくらいのキツキツでやっと用を足すということを。
帰宅後、さっそく妻にかぶせようとしたが、「痛い!入るわけがない!」と断固拒否
仕方が無い。こうなったら妻よりはるかに頭が大きい僕が実際にかぶってみせるしかないだろう。
懐かしい拘束感が僕の頭を覆う。
「ほら!伸びるんよ!シャンプーハットはね、伸びるんよ!」
「キャー!」と言いながら、妻はカメラを持ち出し、僕を写真に撮って笑った。
笑いたければ笑えばいい、シャンプーハットは偉大なのだ。
あまりに堂々とした僕の態度に、さっきまで「痛い!」と拒否していた妻も、今度は大人しくかぶった。
「ね、伸びるじゃろ!」
して、昨日の洗髪は、一昨日までの苦行はどこへやら、とても快適に、気苦労することなくできた!!
妻:「すっごい楽!」
僕:「お前が馬鹿にしていたシャンプーハットが、今やどれだけお前を助けてくれているか!」
妻:「うん!それにしても日々進化するね、洗髪!どんどん楽になってるよ〜」
まぁ、確かに楽になるのは結構なことなのだが、これっていつまで続くのだ?
僕:「助けて〜アンパンマーン!」
妻が手術した右目は、バイ菌等が入らぬよう、絶対に水に濡らしてはならない。目薬も目尻から注ぎ込むやり方では、まつ毛の汚れが混入するので、二階から目薬ではないが、少し高いところから落とすよう指示されているらしい。そのくらい注意しなければならないので、入浴は大変。中でも一番大変なのは、洗髪だ!
シャワーを頭から浴びるなどもっての外なので、入浴と洗髪は別々にやっている。
入浴後、多少濡れても構わない衣服に着替え、眼帯やらタオルやらビニールやらで顔面を保護し、洗う。ただ、どんなに保護をしても顔を下に向けると水がつたってくるのでNG

美容院の洗髪スタイルのごとく、仰向け状態で下からシャワーを浴びせながら洗うわけだが...
誰が?
僕が(^^
愛する妻のため、そのくらいのことはしてやらねばと思うものの、自分の洗髪だってそんな得意じゃないのに、人の頭など上手く洗えるわけがない。
水がかからないよう注意しなければいけないし、作業中ずっと中腰でないといけないしで、いやはやこんな苦行が待っていようとは

この2日間、頑張ってきたが、ついに僕は提案した。
「シャンプーハットを買うぞ!」
とは言うものの、上からシャワーを浴びせようというのではない。シャンプーハットがあれば、目を覆うビニールがずれないよう押さえることができるし、耳への水の侵入もかなり防げる。その辺に神経を配らなくて良いだけでも御の字だ!
妻は難色を示していたが、「試しに!」と近所のホームセンターに買いに行った。

アンパンマンのシャンプーハット!
僕:「あったぞー」
タッタッタッタッタッタッタ(←小走りの妻の足音)
妻:「絶対に嫌!」
「ソフトなつけごごち!」
なのに
「おふろがたのしくなる!」
のに、
妻は完全拒否

シャンプーハットがこの世に登場したのは、たしか僕が小学生の頃。シャンプーが目に入った時の激痛から子どもたちを解放する画期的な商品だった。子どもながらに、「なんて素晴らしい商品だ!」と感心したのを覚えている。
ただ、実は、僕も微妙な年齢だった。シャンプーハットを使うということは、自らを「子ども」と認める行為なのだ。僕の姉などは小学校の高学年だったので、「私は必要ない」(私は子どもじゃない)という雰囲気を醸し出していた。
僕より一つ年下の妻はどうだったかというと、「2つ下の妹は使っていたけど、私は...」(大人なので)というスタンスだったらしく、実際には使ったことがないのだ。そう、その素晴らしさを体験することなく、見た目だけで判断していたのだ。
別にこれをつけてサンロード(吉祥寺の商店街)を歩けと言ってるわけじゃないんだから、アンパンマンでもえかろうに...
しかし妻は譲らなかった。
仕方がないので、別のドラッグストアーに行くことに....


妻:「『たっちができたら』って書いてるよ」
僕:「おうよ、もうたっちはできるじゃないか」
妻:「頭囲47から51って書いてるよ」
僕:「大丈夫!絶対入る!伸びるんじゃけん!」
アンパンマンは絶対拒否した妻だったが、色がブルーということで渋々ながら購入を承知した。
40年近く前にユーザーだった僕は知っている、シャンプーハットはブカブカだとまったく意味がない、「苦しい!痛い!」というくらいのキツキツでやっと用を足すということを。


仕方が無い。こうなったら妻よりはるかに頭が大きい僕が実際にかぶってみせるしかないだろう。
懐かしい拘束感が僕の頭を覆う。
「ほら!伸びるんよ!シャンプーハットはね、伸びるんよ!」
「キャー!」と言いながら、妻はカメラを持ち出し、僕を写真に撮って笑った。
笑いたければ笑えばいい、シャンプーハットは偉大なのだ。
あまりに堂々とした僕の態度に、さっきまで「痛い!」と拒否していた妻も、今度は大人しくかぶった。
「ね、伸びるじゃろ!」
して、昨日の洗髪は、一昨日までの苦行はどこへやら、とても快適に、気苦労することなくできた!!
妻:「すっごい楽!」
僕:「お前が馬鹿にしていたシャンプーハットが、今やどれだけお前を助けてくれているか!」
妻:「うん!それにしても日々進化するね、洗髪!どんどん楽になってるよ〜」
まぁ、確かに楽になるのは結構なことなのだが、これっていつまで続くのだ?
僕:「助けて〜アンパンマーン!」
2011年03月17日
2011年03月12日
夕方、車でSEIYUに向かおうとしたところ、人見街道が大渋滞。
だったら歩いた方が早いだろうと、自宅に戻り、歩いて行くと、
え?
陳列棚が倒れたのかな?
ガラス越しに店内の様子を伺ったところ、それほど大きな被害はないようだ。
仕方がないので、ちょっと先にあるコンビニまで歩いていくことに。
SEIYUから流れてきたお客が殺到したのか、おにぎりやパンはすべて売り切れ
気がつくと、僕も早急に必要でもないのにレトルトカレーとか買っていた。
地震発生から何時間も経っているのに、全然冷静でない自分を感じる。
ちなみに、我が家の被害はこの程度で済みました↓


揺れている間、妻はテレビを、僕は食器棚をおさえていた。
徐々に徐々に揺れが大きくなってきて、本当に怖かった。
福島在住の友人とツイッターで連絡がとれ、一安心。
津波より、原発の方が不安とも。
東京でさえ今でも余震が続いているので、震源地付近は本当に眠れない夜を送っていることだろう。
昨日の地震直後からテレビもラジオも地震関連の情報を流し続けているが、本当にそれらの情報が必要な人々のところには停電等のせいで届きにくくなっているというのが残念。
今回の情報伝達では、ツイッターが活躍している模様。
フォロワーが多い方がリツイートすると、たしかに伝播力がある。
ちなみに、ダイアンバーチから

(OmgとはOh my God!の略)

と、2度もメッセージをいただいた。
で、実は僕はリサローブもフォローしているのだが、彼女が地震のことをツイートしていたので

「まだ余震が続いています」
と送ったところ

いきなり、僕宛のツイートでなく、DMが届きました
これを機に、リサローブも僕をフォローしてくれることになった。
今回の地震、本当に怖かった。
今も余震があるので、割れ物は床に置いたままにしてある。
あらためて日頃の防災意識の低さを痛感した。
非常食を含め、防災グッズを買おう!(おそらくたくさんの方がそう思っていることだろう)
また、携帯頼りの生活をしているだけに、非常時に家族間で連絡を取る方法をあらためてきちんと決めておかないといけないと痛感!
それと、ツイッター、正確でない情報もあるので、簡単にリツイートせず、ちゃんと確認しなければならないことも学習した。
各地で救助活動が始まっていると思われるが、
一人でも多くの方が救出されることを心から願う。
だったら歩いた方が早いだろうと、自宅に戻り、歩いて行くと、
え?

ガラス越しに店内の様子を伺ったところ、それほど大きな被害はないようだ。
仕方がないので、ちょっと先にあるコンビニまで歩いていくことに。


気がつくと、僕も早急に必要でもないのにレトルトカレーとか買っていた。
地震発生から何時間も経っているのに、全然冷静でない自分を感じる。
ちなみに、我が家の被害はこの程度で済みました↓



徐々に徐々に揺れが大きくなってきて、本当に怖かった。
福島在住の友人とツイッターで連絡がとれ、一安心。
津波より、原発の方が不安とも。
東京でさえ今でも余震が続いているので、震源地付近は本当に眠れない夜を送っていることだろう。
昨日の地震直後からテレビもラジオも地震関連の情報を流し続けているが、本当にそれらの情報が必要な人々のところには停電等のせいで届きにくくなっているというのが残念。
今回の情報伝達では、ツイッターが活躍している模様。
フォロワーが多い方がリツイートすると、たしかに伝播力がある。
ちなみに、ダイアンバーチから

(OmgとはOh my God!の略)

と、2度もメッセージをいただいた。
で、実は僕はリサローブもフォローしているのだが、彼女が地震のことをツイートしていたので

「まだ余震が続いています」
と送ったところ

いきなり、僕宛のツイートでなく、DMが届きました

これを機に、リサローブも僕をフォローしてくれることになった。
今回の地震、本当に怖かった。
今も余震があるので、割れ物は床に置いたままにしてある。
あらためて日頃の防災意識の低さを痛感した。
非常食を含め、防災グッズを買おう!(おそらくたくさんの方がそう思っていることだろう)
また、携帯頼りの生活をしているだけに、非常時に家族間で連絡を取る方法をあらためてきちんと決めておかないといけないと痛感!
それと、ツイッター、正確でない情報もあるので、簡単にリツイートせず、ちゃんと確認しなければならないことも学習した。
各地で救助活動が始まっていると思われるが、
一人でも多くの方が救出されることを心から願う。
2010年06月27日

まずは、残り少なくなった10年ものの梅酒と梅を別の容器に移した。
空になった瓶をアルコールですすいで、よく乾かし、きれいに洗って拭いた梅と氷砂糖を交互に入れ4重の層にし、ホワイトリカーを注ぐ。
これが飲めるようになるのは1年後。
瓶を2つ用意して、1年ごとに作ればベストなんだろうなぁ。(10年もったんだから、毎年作る必要なんかないのだがw)
待てよ、10年前にもそう考えて、もう一つ瓶を買ったような....
ゴソゴソゴソ
思った通り!何も入ってない空の瓶があった(^^ゞ
あちゃ、あっちを空けなくても、こっちに作ればいいだけだったのに...
見つけ出した瓶に10年ものの梅酒を移す風太であった(^^ゞ
2010年06月16日
2009年08月22日
身長は軽く185センチ以上はあった。
白いワイシャツ姿だけど、サラリーマンではない。
物腰からしてまだ高校生。
部活にでも行くところだったのかなぁ。
僕の目を真っ直ぐに見つめ、はにかんだ笑顔で首だけピョコリと前に出し挨拶をした。
「おはようございます」
「エースをねらえ」の藤堂さんクラスのハンサムさんだ。
僕も思わず「おはようございます」と応えたのだが......「誰?」
まったくまったくまったく知らない青年だった。
20メートル以上離れたところから彼は僕をずっと見つめ続け、すれ違い様、確信を持って僕に挨拶をした。
明らかにどなたかと勘違いしてに違いない。
あまりに突然の事で僕は挨拶を返すことしかできなかったが、こんな時の正しい対応って何だろう?w
白いワイシャツ姿だけど、サラリーマンではない。
物腰からしてまだ高校生。
部活にでも行くところだったのかなぁ。
僕の目を真っ直ぐに見つめ、はにかんだ笑顔で首だけピョコリと前に出し挨拶をした。
「おはようございます」
「エースをねらえ」の藤堂さんクラスのハンサムさんだ。
僕も思わず「おはようございます」と応えたのだが......「誰?」

まったくまったくまったく知らない青年だった。
20メートル以上離れたところから彼は僕をずっと見つめ続け、すれ違い様、確信を持って僕に挨拶をした。
明らかにどなたかと勘違いしてに違いない。
あまりに突然の事で僕は挨拶を返すことしかできなかったが、こんな時の正しい対応って何だろう?w