ライブ感想

2023年02月03日

IMG_9437映画『イニシェリン島の精霊』を鑑賞。
原題:The Banshees of Inisherin
邦題:イニシェリン島の精霊
監督:マーティン・マクドナー
1月27日@吉祥寺オデヲン(12:40〜)

公開初日に鑑賞した。
アカデミー賞の作品賞や監督賞、主演男優賞等、主要8部門で9ノミネートされている中々の注目作品のようだ。
舞台は今からちょうど100年前のアイルランドの西海岸沖にあるイニシェリン島という小さな島。
(主要ロケ地はアラン島で一番大きな島であるイニシュモア島)
ある日突然、主人公のパードリックは長年の友人であるコルムから絶縁宣告を受ける。
理由は不明。
それを察するエピソードシーンもない。
かと言って、謎解き作品ではない。
コルムは自ら作曲もするフィドラー(バイオリン弾き)でいわゆる芸術家、パードリックはこれといった取り柄のない凡人。
どうやらコルムは、自分の残りの人生を有意義に生きていきたいと強烈に感じ、そのためにパードリックとの無駄なお喋りに時間を費やすことを止めることを決心したようだ。
しかも、もしもパードリックが自分に話しかけてきたら、"自らの指を一本ずつ切除する"という超自虐的な脅しでもって絶交を宣言した。
日々、パブでのくだらないお喋りで幸せを感じてきたパードリックは、戸惑うばかり...

IMG_9440IMG_9441

パードリックにも、コルムにも、誰もが頷くことができるのではないだろうか。
作品としても、二人のどちらか一方が正しいという主張はしない。
そう、いわゆる不条理劇だ。
実際この作品は、アラン諸島を舞台にした3部作の内、唯一上演に至らなかったお芝居の一つらしく、確かに舞台っぽさが多分に感じられた。
それにしても、「あの死は必要だったのか?」といった疑問もあったりするが、とにかく色々考えてもらうことがこの作品の目的とも言えるだろう。

IMG_9442この映画を観たのは、23日(月)のライブの4日後の金曜日(27日)だけに、作品の中に出て来る「悪意」という言葉にピクリとなった。
映画だけでなく、プログラムの中にも「悪意」についての言及がある。
うんうん、来てるねぇ、来てる

で、実は悩んでいることがある。
それは、新曲のタイトル。
最終的に「柊」(ヒイラギ)というタイトルで新曲披露をしたものの、「悪意」という言葉をきっかけに生まれた曲だけに、「悪意」の方が良かったのではないかと。「悪女」という曲もあるし。
ただ、「悪女」に比べ「悪意」はマイナスなイメージが強い。もしかするとあの曲の影響で「悪女」のイメージがマイルドになったのかもしれないが...もしそうなら凄い。
ということで、ここで歌詞をアップ:IMG_9431
さて、どうなんでしょう、悪意って消せないものなんでしょうかね。
世の中から犯罪が無くならないのと同じくらい"絶対無理"と多くの方が思っていることでしょう。
しかし「マウントの件」もあるしなぁとも思う。
 ん?"マウント"?
はい、『あの人はすぐ"マウント"してくるよね』とかの「マウント」です。
サル山でボス争いが行われるのと同じように、人間社会でもマウントを取り合うのは当たり前だったはずなのに、気がつけば「マウント=罪なる行為」という社会通念が構築され、あっという間に日本中に広まっていった。
ただ、「ほらマウントしてきた」と軽蔑する視線もまた立派なマウントのような気もするのだが...
それはともかく具体的な行為や発言がなくても「マウント」を感知し、悪のレッテルを貼りつけることができるのなら、「悪意」の感知なんてもっと簡単だろう。
ポイントは、「かっこ悪い」とか「ダサい」という感覚。
おそらく法律よりも、「かっこ悪い」や「ダサい」と思われたくないという意識の方が取り締まり力が強いような気がする...日本だけか!?
いわゆる「罪の文化、恥の文化」の話に近いところがあるかもしれないが、法は行政が関わる必要があるが、恥の適用範囲は、世間の空気で自由に変更できるのなら、上手に活用していけばいい。
ちなみに法治国家とは:
人の本性を悪であるとし、人の善性に期待せず、徳治主義を排斥して、法律の強制によって人民を統治しようとする法治主義によって統治される国家のこと。
と定義されているようだが(Wiki)、「人の本性を悪であるとし」という仮定も、もう古くない?
人類が進化すれば、必要な法令は4つくらいの社会になるとどこかで聞いたことがあるが、そろそろ本気で進化していこうやw
もしも悪意が消えたなら、かなり過ごしやすい社会になるような気がするのだが、「悪いニュースがなくなると物が売れなくなる」と文句を言う輩もいるかもしれない
あるいは、羊ばかりが住んでいる国だと、あっという間に悪意ある異邦人に蹂躙されてしまうと心配する輩もいるか?
さて、新曲のタイトル。
「柊」のままか、「悪意」に変更するか!?
次回の演奏機会に発表したいと思います

waits2 at 20:12コメント(0) 

2023年01月30日

1月23日(月)に吉祥寺Manda-la2で開催した今年一発目のマンスリー対バンライブのレポートをアップしたいと思います。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!
今回のテーマは「寒稽古」ということで、アルバム未収録の曲たちの中から鍛えれば伸びそうな見込みのある曲たちを集め、稽古をつけました。

P1230043セットリスト:
1. 感情
2. Violet
3. 季節
4. しあわせ
5. 柊(新曲)
6. はるばる
7. 教えない

P12300261. 感情(E)
2020年12月の新曲で今回が5回目の演奏。
先月の年末スペシャルライブと同じく、今回もエレキ(E)とエレアコ(A)の2本を用意し、前半はエレキ、後半はエレアコで臨みました。
この曲は作った時点でエレキが合うんじゃないかと思っていたので、今回ようやく実現できたところです。
ただ、改めてエレキの音量調節の難しさを痛感したのでした。
アコギは、ピッキングやストロークの強さでかなり思い通りに調節できるのですが、エレキはどんなに柔らかく弾いてもボリュームが大きければ大きく鳴ってしまうし、どんなに激しく弾いても薄い壁にしかならなかったりと...ま、これは先月、先々月と学習したのですが

P12300202. Violet(E)
昨年11月の新曲で今回が2回目の演奏。
初エレキライブの時の新曲ですが、逆にエレアコで歌ってみたいと思ったのでした

3. 季節(E)
昨年4月の新曲で、今回が3回目の演奏。
エレキでのアルペジオは意外にしっかり通ることをリハで確認したのですが、アンプのナチュラルディストーションが少し強すぎたと後悔

4. しあわせ(E)
2019年5月の新曲で、今回が4回目の演奏。
カポとチューニングで戸惑ってしまったこと以外、いい感じで演奏出来たのではないかと思います。

hiiragino5. 柊(新曲)(A)
今月の新曲で、これ以降はアコギを弾きました。
この曲が生まれたのは、成田悠輔さんと小松美羽さんの対談動画を見たのがきっかけでした。
が、改めてその動画を見返したものの、そのきっかけとなった言葉の発言シーンを見つけることができませんでした。
どうやら、先の動画の流れで見たインタビュー動画(【独占!小松美羽】素顔満載のロングインタビュー【地上波未公開】)の方が、本来のきっかけ動画のようでした。
この動画の@7:57あたりに出てくる「怖いものは?」という質問に対する小松さんの「悪意」という回答に大きな衝撃を受けたと共にいたく共感し、この新曲を書き上げることになりました。
大感謝です
何気に、広島テレビのインタビューというところにも因縁を感じます。
曲が完成したのはライブ当日になりましたが今回も大ちゃんのスーパーアドバイスと推理力のお陰で良い感じに仕上がったと思います

IMG_94106. はるばる(A)
昨年1月の新曲。
もっと昔のような印象でしたが、まだ一年だったのですね。
これより後の3月の新曲「回想列車」が既に昨年リリースの"FUN"に収録されているだけに、忸怩たる思いがあるのかもしれません?
いい感じの演奏だったと思います
正直、やはりアコギの方が遥かに安定感のある演奏&歌唱が出来ることを痛感しました。

7. 教えない(A)
一昨年の8月の新曲で8回目の演奏。
この日のセトリの中で最も演奏回数が多かっただけに、のびのび演奏できました。

IMG_9423以上7曲、寒稽古をつけさせていただきました。
後半3曲は特に楽しい稽古となりました。
理由は明白、エレアコだったから
うーん、やはりエレキは難しいですねぇ...
しかし、歌は全体的に良かったと思います。
対バンの出演者の方々からも良い刺激を頂きました。
新曲もかなりのお気に入りです
次回ライブは2月13日(月)、今回と同じく対バンライブです。
ネット配信はありませんので、ご来場可能な皆様、是非、お運びください!

waits2 at 10:36コメント(0) 

2023年01月24日

昨晩、吉祥寺Manda-la2へお越しくださいました皆様、ありがとうございました。
セットリスト:

P12300171. 感情
2. Violet
3. 季節
4. しあわせ
5. 柊(新曲)
6. はるばる
7. 教えない

今回のテーマは、「寒稽古」
CD未収録曲の中から鍛えれば伸びそうな曲たちを寒空の下に集め、稽古をつけましたw
詳細はまた後日m(_ _)m

waits2 at 20:30コメント(0) 

2022年12月30日

12月19日(月)に吉祥寺Manda-la2で開催した今年最後の"once〜年末スペシャルライブ"(有観客+配信)のレポートをアップしたいと思います。
こちらがセットリスト:

3pie1. LIMELIGHT
2.Grafton Street
3.嵐みたいな夜
4.LIFE
5.トマトスープ
6.I've Just Seen A Face(Cover)
7.腕を振れ(新曲)
8.魚が跳ねても
IMG_92869.spirits
10.いちゃりばちょーでー
11.春
12.Tears In Heaven(solo piano)
13.ナイトフライト
14.FUN
15.spark
16.Oh, Pretty Woman(Cover)
17.once
18.君とワルツを

〜アンコール〜
19.prism
20.C'EST LA VIE



PC1900471. LIMELIGHT(E&E)
今回のテーマが「ギター」ということで、上記カッコ内の前は僕、後は又吉くんが使用したギターの種類(E=エレキギター、A=エレアコ)を記しました。
この曲、僕はコーラス(エフェクター)をかましました。
Aメロの半音ずつ上がっていくとこなんか、非常に効果的だったのではないかと思います。

2.Grafton Street(T/E&E)
イントロは少し歪ませた音のつもりだったのですが、「あれ?!イメージと違うぞ!?」
なんのことはない、コーラスをオフにするのを忘れていました
仕方がないので、イントロはそのままで、歌入りのタイミングでオフにしました。
うーむ、やはり短い時間で複数のペダル(エフェクター)を踏むのは難しいなぁ...
スイッチャーが欲しくなるのがわかる。

3.嵐みたいな夜(Y/E&E)
この曲は又吉くんも僕もエレキで正解な印象でした。
どこかに印象的なギターフレーズとかがあるとさらに締まるのかもしれません!
その役割は自分がすべきなのでしょうが

PC1900694.LIFE(Y/A&A)
エレキで3曲続けた後、この曲から"アコースティックな世界へ"ということで、ギターをエレアコに持ち替えただけでなく、僕も又吉くんも椅子に座って演奏しました。
なかなか良いchange of airだったと思います。

5.トマトスープ(T/A&A)
個人的な印象として、なかなか良い手応えがありました。
従来のエレアコを使ったのでリラックスしていたのか、いつもより自由な気持ちで歌えた感触がありました。
「こんな風に歌いたい」というイメージを目指して歌うのではなく、自分が歌っているのに「へー、そこ、そんな風に歌うんだ。面白いじゃん」と客観的に眺めている自分がいました。
そういう瞬間はとても楽しいです。

6.I've Just Seen A Face(The Beatles#Cover/A&A)
いつかはやってみたかったビートルズの「夢の人」(邦題)。
オリジナルはアコギ3本を使っているようですが、僕たちはエレアコ2本+ピアノで臨みました。
この曲の最大の見せ場は前奏
歌に入れば流れをキープするだけ。
「いざ!」と、前奏に挑んだのですが、自分は個人的には残念な演奏でした
仕方がありません、歌に入ってからは気持ちを切り替え、突き進みました

7.腕を振れ(新曲/E&A)
今月の新曲は5年ぶりの又吉くんとの共作です。
今回のライブテーマが「ギター」なので、ギターについての曲を書こうかなとなんとなく思っていました。
僕なりの、又吉くんなりの「ギター」に対する言葉を持っているはずなので、歌詞も作りやすいはず!ということで共作で臨みました。
と言っても、最初から「共作しましょう!」と始めたわけではなく、まずは僕が全体の流れを作り、1番と2番の2回目のAメロの歌詞とCメロを又吉くんにお願いしました。
そのバトン(お願い)を渡したのが、ライブの2日前という超キツキツのスケジュール
ごめんね、又吉くん
しかしながら、流石、又吉くん、見事に応えてくれました
しかも上記の箇所だけでなく、Bメロプラスアルファ的なメロ&wordsも加えてくれて、これがグッと共作感を高めてくれました。
自分だと絶対に生まれてこないフレーズやメロディがあるのは、本当に嬉しい
この新曲、ハモパートの上下が入れ替わったり、キメやミュートが点在してて、結構複雑な作りになっているので、今回は間違わないようにやるのが精一杯な感じになってしまいました。
おそらく来年3月の「春のスペシャルライブ」でも再演すると思うので、その時にはしっかり展開を身体に馴染ませておきます。
その時には、"せわしない"印象ではなく、"飽きのない面白み"として表現されることと思います
guitarちなみに、この曲のサビ
 
 腕を振れ ベルを鳴らすように
 
という言葉が出てきます。
これはチャック・ベリーの名曲"Johnny B. Goode"の
"But he could play a guitar Just like a ringing a bell"
というフレーズにちなんで書いたものです。
故に、今回のフライヤーはチャック・ベリーを使わせてもらいました。
改めまして、忙し中、対応してくれた又吉くん、ありがとう
PC190082
8.魚が跳ねても(T/E)
この曲をエレキで演奏したのは初めて。
大ちゃんとのリハもしなかったし、個人の練習でも、チョロっとエレキで弾いただけなので、フルで演奏したのはこの本番が初。
この曲に出てくるフレーズは元来エレキっぽいので、かなり自然に演奏できたのではないかと思います。
ちなみに、この曲も最初椅子に座って歌っていたのですが、ちょっと椅子が高すぎて歌いづらかったのが実情で、この曲の

 ある朝 立ち上がり 歌い始めるはずなのに

という歌詞の辺りで実際に自分も立ち上がって歌いました
ただ、元々椅子が高かったので、立ち上がってもあまり変化がなく効果薄だったのが残念

PC1901099.spirits(Y/E)
又吉くんのソロ。
エレキでの弾き語りを聴くのは初めてでした。
一般的にエレアコに比べるとエレキの音は細いという印象ですが、その分、繊細とも言えます。
なるほど、少しブルージーなこの曲にはエレキの方が合っているかもしれませんね。
いつかエレキのオブリで参加してみたいものです。

10.いちゃりばちょーでー(T/E&A)
なんだかとても良い感じで歌唱&演奏できたと思います。
当初、エレアコを予定していたのですが、僕はエレキで演奏することにしました。
これが功を奏したのか、軽快で楽しい演奏になったと思います。

11.春(E&A)
この曲も僕はエレキを使ったのですが、その分、全体の印象がいつもより軽い雰囲気になったのではないかと思います。
この表現が的確かどうかはわかりませんが、エレアコのストロークは油絵、エレキのストロークは水彩っぽいと言えるかもしれません。
エレアコのエッジはしっかり(油絵)しているのに対して、エレキは淡いかなと。
水と油は本来溶け合うものではありませんが、この曲もこの前の曲も、良いブレンドが出来ていたと思います。

PC19013012.Tears In Heaven(solo piano)
大ちゃんのソロピアノ。
今回のテーマが「ギター」ということで、名ギタリストとして名高いエリック・クラプトンの名曲"Tears in Heaven"を弾いてくれました。
プロ・アマ問わず、数多くのプレイヤーがこの曲をカバーしていると思いますが、ピアノでこの曲を聴いたのは、初めてかも
良かったですねぇ。
今回は僕も又吉くんもステージに残って、ピアノのすぐ近くで聴いたのですが、やはり本番の本気演奏の生音は臨場感と鮮度が違いますね。
よく知っている曲なので、頭の中で予期するメロディと実際に奏でられるメロディがその通りであったり、異なったりするのですが、どちらであっても気分良く受け入れられ、浸れて、やがては予期するメロディが頭から消え、大ちゃんの演奏に完全に委ねられ...ええ塩梅でした

PC19004413.ナイトフライト(Y/E&E)
この曲は、又吉くんがバンド時代に作ったなので、本来バリバリのエレキ曲。
テンポもオリジナルはかなり速く、複雑なリフを繰り返すイントロも、エフェクトがしっかり効いたエレキサウンド。
今回はそのバンドバージョンでやってみたいということで、僕はその音源を持っているので、それに従って演奏をしました。
お客様もManda-la2のスタッフの皆さんも初めて聴いたと思うので、かなり刺激的に響いたのではないかと思います。
ただ、僕が歌うはずだった2番のAメロを僕が忘れてしまって又吉くん、申し訳ない
にもかかわらず、アンケートでは高評価でしたね

14.FUN(T/E&E)
この曲をエレキギターで演奏していると、ドラムとベースが欲しくなります。
僕の頭の中では、そういったリズム隊だけでなく、管楽器まで鳴り響いていました

15.spark(Y/E&E)
又吉くんのシャッフルナンバー。
これもリズム隊が欲しくなりますね。
僭越ながらアウトロでは僕がソロで遊ばせてもらいました。
ただ、大音量で自分の音が聴こえなかったというのが実情で...ま、雰囲気ってことで

PC19023516.Oh, Pretty Woman(Cover/E&E))
今回のテーマ「ギター」を提案してくれたのは大ちゃん。
当初は「ロック」だったのですが、かといっていきなり全曲エレキというのも何なのでアコギもあった方が良かろう...となるともっと幅広い「ギター」が良いのではとなり、ギター4本で臨むことになりました。
では、カバーをするとしたら!?と三人でネットミーティングをした時、"誰も知っているようなイントロ、あるいはフレーズがある曲が良いだろう"ということになり、この曲に白羽の矢が立ちました。改めてこの曲を聴いてみたところと、メロディのほとんどにハモがあり、ツインボーカルにピッタリじゃん!
いざやってみると、後半の展開が結構複雑なことを知りました
そうそう、この曲のタイトルが、"Oh, Pretty Woman"と、"Oh"が入っていることも今回知りました

PC19026117.once(E&A)
僕はエレキで、又吉くんはエレアコを弾いてくれましたが、僕もエレアコでいった方が良かったかな、というのが正直な印象です。
このくらいのテンポのストロークは、エレアコの方がしっかりリズムを立たせることができるかと。

18.君とワルツを(Y/E&A)
今回のセットリストは又吉くんが考えてくれたのですが、クリスマスが近いということで、この曲をここ(最後)に持ってきたのではないかと思います。
クリスマスらしさを増すため、僕は必死に6連符(多分)を奏でました。
このマンドリンのような奏法、エレアコだとかなり難しいのですが、エレキだと弦が細い分、ピックの抜けがイージーなので、なんとかいけたと思います。
ポイントは、あまり前に出ないとこ

〜アンコール〜
19.prism(Y/E&E)
まったく予期していなかったアンコールfromまっちゃん(back from Hiroshima)をいただきました。
今回「ギター」がテーマということで、又吉くんのこの曲は必ずセットリストに入るはずと、個人的に練習していたこの曲を!と推させてもらいました。

PC19029720.C'EST LA VIE(Y/E&A)
さらに「セラビ!」コールが
となると応えるしかないでしょう
今では完全なるiPadユーザーの大ちゃん、即座に楽譜を用意しイントロを弾き始めます
なにげに又吉くん、ギターをエレアコに持ち替えてくれていました。
確かに、この曲もエレアコの方がリズムにエッジが効かせられるので、ナイスな選択かと!
横着者の僕はそのままエレキでいきました
お陰様で楽しく演奏することができました!!

PC190300今年最後のスペシャルライブ、吉祥寺Manda-la2へお越しくださいました皆様、ならびに配信ライブをご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
一応、予定では、来年もスペシャルライブは配信がしてもらえるようです。
その他のマンスリーライブは、配信なしの従来の対バンライブになります。
今後、エレキとエレアコをどのように使っていくか、まだ決めていません。
が、当分はエレキを主体で行きたいと思っています。
合う合わないの判断もありますが、アレンジ的にも色々と試してみたいなと思っています。
さて、2022年、皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
僕は、やはり4年ぶりのアルバム"FUN"をリリース出来たのが大きかったと思います。
思いがけずEpiphone Casinoを購入したのも、今後の活動に刺激を与えてくれそうです。
改めまして、Man2スタッフの皆さん、又吉くん、大ちゃん、ありがとうございました。
来年もライブ、頑張ります。
よろしくお願いします!

waits2 at 17:15コメント(0) 

2022年12月20日

IMG_9388昨晩の年末スペシャルライブ@吉祥寺Manda-la2をご視聴&ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
常連様に加え、久々のお友達とも再会でき、嬉しい限りです。
お陰様で、今年最後のライブをとても楽しむことができました。
昨夜のテーマは、「ギター」。
4本のギターを駆使して、時にマイルドに、時にワイルドに、演奏させてもらいました。
昨晩のライブ、まだまだイープラスでアーカイブ視聴出来ます。
是非!
◆イープラス配信チケット販売URLはこちら
視聴可能期間:2022/12/19(月)〜2022/12/25(日)23:59

アンケート(←セットリストが確認できます)も是非!

waits2 at 10:09コメント(0) 

2022年11月25日

11月21日に吉祥寺Manda-la2にて開催したマンスリー対バンライブのレポートを

セットリスト:
PB2100391.風の色(D)
2.まわっているのは(T)
3.スランチェ(D)
4.Fifteen(D)
5.回想列車(T)
6.Violet(新曲)
7.カエルのお嬢さん(T)

この日のテーマは「はじめまして」。
僕(T)と大ちゃん(D)で3曲ずつ選んだ6曲と新曲の7曲で組んだ、"名刺代わり"のセットリストで臨みました。

1.風の色(D)
PB210003大ちゃんのピアノ前奏曲を楽しんでもらっている間、僕はしばしステージ脇でスタンバイ。
半分くらい過ぎたところでステージへと赴き、ページターナーのスイッチと、ギターのトランスミッターをしっかり確認してから、歌い始めました。
今回は、Epiphone Casinoのデビューでもあったので、音質&音量のバランスにとても苦労しました。
現地リハで、最初はプリアンプからラインで直接PAに送っていたのですが、試しにアンプで鳴らした音をマイクで拾ったところ、こちらの方が遥かに音が良いことが判明し、急遽変更することに。
しかし、すべての曲のセッティングを確認することはできないので、ぶっつけ本番で歌いながら対応しなければならなかっただけに大変でした。
これはもう言い訳でしかないのですが、今回の失敗と苦労は次に活かすしかありません。
この日の声の調子が良かっただけに、ギターに神経をそがれたのは残念でした。
そうそう、実はこの曲、ギターにコーラスをかけるのもありと考えていたのですが、それに挑戦しなかったのが悔しいところではあります

PB2100312.まわっているのは(T)
バンド時代に作った曲なので、エレキでも違和感はないだろうとの選曲。
ここでまた言い訳的な発言をするならば
弦と弦の間隔がGibson FC100Eと異なるだけに、ピックでのアルペジオは身体にしっかり覚えさせないといけないなと

3.スランチェ(D)
ギターのことばかりで恐縮ですが、小さい音で鳴らすつもりが、どんなにソフトに弾いても大きな音が出てしまい困りました
この辺は、"ギター弾き"ならご理解いただけるかと思いますが、エフェクターによっては、オンにすると、どんなに小さく弾いても一定以上の音量になってしまうのがあったりするんよね。
基本、エフェクター無しのアンプ設定だけで好みの音を作っておかないと、ピッキングだけで音量調整をするのが難しいことを思い出したのでした。
そう言えば、バンド時代はボリュームペダルを使っていたけど、音量を下げるとトーンレベルまで下がってしまうので悩んでいたのを思い出しました

Duo4.Fifteen(D)
大ちゃん選のこの曲、黒田の球団アドバイザー就任のニュースが出るよりも前に、大ちゃんが選んでくれていました
新井がカープの監督に就任したので、「黒田にも何かしら動きがあると読んでいたのか!?やるなぁ大ちゃん!」と感心していたのですが、そうではなく、単純に僕らしい曲ということでの選曲だったようです
いずれにしても、ナイス選
速いストロークはアコギよりエレキの方が遥かに楽なので、軽快に歌うことができました
一箇所歌い間違ったのは残念でしたが

5.回想列車(T)
いつもはギター弾き語りで始めるこの曲ですが、今回はピアノ前奏からのギターレスで歌い始めました。
新鮮な気分で歌い始めたものの、ギターインのとこで、これまた想定以上の音量が...
指先でどんなにソフトに弾いても...
歌に集中できなかったのが悔しかった

6.Violet(新曲)
はじめまして今月の新曲。
MCでも話したのですが、歌詞に「海陸風」という言葉が出てきます。
「海陸風」とは、(瀬戸の)夕凪の後に風向きが変わり、海から陸へと吹く風のことなのですが、文字で見ると一目瞭然ではあるものの、耳で聞くと、「大陸風」にしか聞こえません
なので、「海陸風」というタイトルにしようかなと思っていたのですが、ライブの2日前(19日)に映画「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」を鑑賞し、変更することに...。この作品の登場人物で、一家の最長老である"Violet"が、この曲の歌詞に出てくる言葉たちと似たようなセリフを発していたので、思い切ってタイトルにすることにしました
もちろん、歌詞に"Violet"なんて言葉は出て来ませんが、海陸風が吹き始める頃の夜空の色が"ヴァイオレットカラー"とも言えなくもないだろうと
Epiphone Casinoで作った最初の曲ということで、大切にしていきたいですね。

solo7.カエルのお嬢さん(T)
これもバンド時代に書いた曲なので、エレキでも違和感ないだろうとの選曲。
元気よく跳ね抜けることができたのではないかと思います。

以上7曲、初Epiphoneの苦戦日記になってしまいましたが
久々の対バンライブで、他の出演者からの刺激も受け、とても良い夜だったのですが、ギターの調整&準備不十分で、歌に集中できなかったというのが正直なところ。
クリアしなければならない課題が山積ですが、試行錯誤を繰り返しながら乗り越えていくしかありません。
ただ、実はエレキの方が向いているオリジナル曲は結構たくさんあるので、イメージ通りの音が出せるようになれば、より豊かな表現が出来るようになるのではないかという期待があります
今回弾いたのはEpiphone Casinoだけでしたが、来月の年末スペシャルライブではGibson FC100Eも用意するつもりです。
だからというわけではないですが、大ちゃんが面白いライブテーマを提案してくれました
これについては既に又吉くんとも共有済みですが、明日、3人でネットミーティングをするので、確定したら、ここで発表したいと思います。
ということで、21日のライブに来てくださったお客様、ありがとうございました
来月19日(月)の「年末スペシャルライブ」は、有観客+配信ライブの予定です。
関東以外の方も視聴できますので、是非、今年最後のライブを、現地 and ネットでお楽しみください!

waits2 at 17:56コメント(0) 

2022年11月22日

昨晩は、吉祥寺Manda-la2にてマンスリー対バンライブでした。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

PB210019セットリスト:
1.風の色
2.まわっているのは
3.スランチェ
4.Fifteen
5.回想列車
6.Violet(新曲)
7.カエルのお嬢さん

久々の対バンライブ、刺激的だっただけでなく、とても勉強になりました。
また、Epiphone Casinoの初演奏でしたが、音質&音量のバランスにかなり苦労しました
声の調子が良かっただけに、悔しい
来月の年末スペシャルは、Gibson & Epiphoneの2本を用意して臨む予定です。
取り急ぎのセットリストということでm(_ _)m

waits2 at 18:58コメント(0) 

2022年10月24日

大変お待たせしました!
10月13日に吉祥寺Manda-la2で開催した最後のマンスリーワンマン配信ライブのレポートを
セットリスト:
PA1300601.Grafton Street('20,10/26,出会い)
2. 量子もつれ('22,7/21,Diamonds in the Rough)
3. 静かだけどにぎやかな('22,6/21,オズの魔法使い)
4. Favorite('20,7/24)
5. はるばる('22,1/17,星に願いを)
6.PAM('22,5/17,アビーロード)
7.シネマのつづき('21,10/18,Growing Up)
8.教えない('21,8/23,世界)
9. You Hear At Night('20,11/30,Hallelujah)
PA13000410. Blue Moment Photography(Solo piano)
11.風の色('21,9/21,カラーズ)
12.季節('22,4/19,Four Seasons)
13.感情('20,12/22,2020年末スペシャル)
14.アホウドリ('21,7/19,夢)
15.一分の一('21,2/26,John Lennon)
16.METRO(新曲/'22,10/13,新参者)
17.二酸化マンガン('22,8/22,三題噺)
18.Forever Young('21,5/17,ストーリーズ)
(カッコ内は初披露日とライブテーマ)

今回は、2020年3月の初配信から今月までの30回のライブで発表してきた新曲たち全30曲から厳選した曲のみでセットリストを組みました!
と偉そうに書きましたが、考えてくれたのは大ちゃんです
今回も最終的な選曲&曲順は、本番で発表という進行で臨みました。
ただ、30曲全てを準備するのは自分が大変なので、事前に20曲に絞ったリストを大ちゃんに提供し、その中からの16曲と、新曲+ソロピアノで組んでもらいました。
大ちゃん、ありがとう!!

11GraftonStreet1.Grafton Street('20,10/26,出会い)
今回、一人で練習をしていて気付いたのは、ほとんどが"僕始まり"の曲だということ
なので、ピアノイントロで曲を伝えることが出来ないので残念...と思っていたら、いきなりピアノイントロでこの曲が始まりました
てっきり最初のMCで大ちゃんが口頭で発表してくれるのかと思っていたので、ビックリでしたねぇ。
こういうサプライズ、大ウェルカムです
気分良く歌わせてもらいました!

2. 量子もつれ('22,7/21,Diamonds in the Rough)
IMG_9118大ちゃんが発表した次の2曲の歌詞の準備をしている間、今回のテーマ「新参者」の話題で大ちゃんがMCをつないでくれました。
演奏回数が少ない"新参曲"たちだけでセットリストを組むことからこのテーマ名にしたわけですが、この日、お店の看板に『<新参者>丸本達也』と書かれていたのが面白かったと
足掛け15年以上出演している新参者、頑張って歌いました

3. 静かだけどにぎやかな('22,6/21,オズの魔法使い)
先月に続いてのエントリーということもあり、少しだけ余裕を持って演奏できたのではないかと思います。
激しい曲は勢いが大切ですが、静かな曲は緊張感と余裕の両方が必要かと。
そういった基本的なアプローチだけでなく、密かに磨かねばならぬ課題に気付けた気がしています

PA130007PA130008

続いては3連曲ですが、ここで今回のセットリストを組む上で心がけた2つのポイントを大ちゃんが話してくれました。
まず一つは、タイトルを見てどんな曲だったかすぐ思い出せるかどうか。(印象が強く残っている曲を優先
もう一つは、こういう曲調の曲はこんな曲調の曲と繋げるのが良いだろうと、曲順を考える上での原点に立ち返ること、だったようです。
ありがたや、ありがたや。
ここのところテーマに即したものばかりだったので、ライブを盛り上げる上で最も重要な各曲の「映え」を意識してのセットリストは基本中の基本ですからね。

Favo4. Favorite('20,7/24)
僕の出だしのテンポが少し速すぎた印象がありましたが、一瞬でも戸惑うとコケてしまう可能性がある曲だけに、始まったら没頭するのみ
もう少し遅ければ、別のスリルやリズムが楽しめる曲なだけに、その辺を毎回楽しめるようにしたいものです。

5. はるばる('22,1/17,星に願いを)
この曲を初披露したライブの前に映画「ピノキオ」を観ました。
子どもの頃にも観たはずなのですが、なんとなく記憶と異なるシーンが多かった気がします。
この曲を歌っている時は、頭の中で『ピノキオ』のシーンがチラチラ浮かんでいます

Daicha6.PAM('22,5/17,アビーロード)
密かにこの曲のイントロのピアノが好きです。
いつか?そろそろ?歌詞の中の「君」を"PAM"に変更しようかなとも思ったりしています。

以上3曲続けてでしたが、続いても3連曲です

7.シネマのつづき('21,10/18,Growing Up)
この曲を発表した時のライブテーマは"Groing Up"
なんとまぁユニークなテーマだったこと。
たしか曲中の主人公の(推定?設定?)年齢順で曲順を決めていったかと。
この曲は、幼い頃の記憶を振り返ってたつもりが、いつの間にか今が重なり、自分の人生なのにまるでシネマのように感じ...『おっと、まだ続きがあるぞ...』という瞬間が誰でもあるんじゃないかと思って書いた曲です。
三拍子ですが、ゆったりの時もあればしっかりの時もあり、最後の方に出てくる、ギター&ボーカルで伸ばしたところに波のようにピアノが加わってくるアレンジがお気にです。

8.教えない('21,8/23,世界)

 人生に答えはない
 あっても教えない

面白いよねぇ
密かに個人的にはピアノの間奏の時に弾くギターのバッキングが好きです。

9. You Hear At Night('20,11/30,Hallelujah)
YouHearAtNight20201130このタイトル、このフレーズが歌詞の中に出てくるわけでもないので、由来を知らなければ「なんで?」と思ってしまいますよね。
初披露の時のライブテーマが”Hallelujah”で、”Hallelujah”の歌詞に出てくる言葉と(強引にw)つながりのあるオリジナル曲をその言葉の登場順で歌い、"You Hear At Night"という(”Hallelujah”に出てくる)フレーズとつながりのある曲としてこの曲を新曲として発表した、とてつもなくユニークな回でした。
コロナ渦で味わされていた閉塞感が、変な形で表出してきたのかもしれませんね。


10. Blue Moment Photography(Solo piano)
PA130088続いては大ちゃんのソロピアノで、4月の「フォーシーズンズ」の時にも弾いてくれたオリジナル曲を再演してくれました。
大ちゃんにとってはまだまだ「新参者」ということでの選曲。
"Blue Moment"とは、黄昏の頃、光の屈折の関係で、一瞬、空が青白く見える滅多にない瞬間←この説明は4月のブログからの引用。
そういうキラキラした瞬間は、演奏をする者だけに限らず、何人も大切にしたいものです

11.風の色('21,9/21,カラーズ)
ソロピアノが終わったので、『さて出番だ』と思いきや、次の曲が始まりました。
実を言うと「風の色〜Prelude」が来るのではないかと予想していたのですが、それとは異なる演奏
??と思っていると、やがてススキ野原を風が渡っていく光景が見えてきました。
そう、いつもとは違う風を最初に吹かせたのでした。
まるでとあるススキの穂先をズームで見せ、かすかに揺れ始めたかと思うと徐々にズームアウトしていきススキ野原の全貌を見せていくかのような演出
僕は客席からステージへと上がり、歌詞を用意して、その風に溶け込むような気持ちで歌いました。

4ren14ren

続いて大ちゃんが選んでくれたのは、4連曲!
いずれも「新参者」の名に相応しい、演奏回数が少ないレア曲ばかり。
逆に気合が入ります!

PA13006512.季節('22,4/19,Four Seasons)
4月の初披露以来2回目の演奏。
正直、歌詞を見てもまっくメロディが出てこないくらい忘れていた曲でしたが、その分、「へ〜」と感心する新鮮な気持ちで歌えました。
個人的には

 アルゴリズムなんか気にしないで
 未来をほどけ

というフレーズが気に入っています

13.感情('20,12/22,2020年末スペシャル)
実はこの曲、作っていた時、『エレキだと表現しやすいんだけどなぁ』と思っていた曲。
そして、今日、我が家にEpiphone casino 1965が届いたので、早速弾いてみたところ、予想通りイメージ通りの表現ができました!
最初はクリーンで、途中歪ましたりしながら、またクリーンに戻ったり←あくまでイメージ、まだアンプでもヘッドホンでも鳴らしていません。
近い将来やってみたい!

PA13006214.アホウドリ('21,7/19,夢)
今は取り外していますが、我が家に防音室がやって来た当初、トラベルウォッチを置いていました。
電池を交換したところ、最初はちゃんと動いてくれていたのですが、すぐ止まってしまいました。
別に落としたわけでも、ぶつけたわけでもないのに...
ただ、トントンとつつくとまた動き始めるのですが...

Aメロの2まわし目に出てくる

 止まったままの時計
 針をつついてみる
 眠りから目覚めみたいに動き始める

という歌詞を書いたエピソードです🕰

15.一分の一('21,2/26,John Lennon)
この曲はジョンをテーマにした時の新曲。
歌詞を見ればちゃんとメロディは浮かぶものの、どんな風にギターを弾いていたか忘れていました
2番Aメロのギターレスでのピアノ伴奏になるとこがカッコいい
以上、新参者4連曲。

IMG_885516.METRO(新曲/'22,10/13,新参者)
残り3曲というところで、さすがにこれはやらなければなりませんよねと、ここで今月の新曲


 剥がれ落ちそうなポスター
 地下鉄へ続く階段の壁
 ニヒルな笑みを たたえた男が
 グラスを僕に差し出してきた

ちょっと不思議系の曲です。
僕の中でモデルとしていた階段は、JR渋谷駅西口からハチ公がいる広場に降りていく階段だったので、ライブの数日前に仕事帰りに写真を撮りに渋谷へ行ったのですが、なくなっていました
Metroo代わりにフライヤーに使った壁は、キャバーンクラブへと降りていく階段です。
こちらの方が曲のイメージには近いんじゃないかと思います。
宙に浮いたグラスを編集するのに時間がかかりました

17.二酸化マンガン('22,8/22,三題噺)
最後の3曲は続けての演奏だったのですが、まったく予想外の選曲でした。
このトリ前の曲が、とても大きな役割を果たしてくれました。

18.Forever Young('21,5/17,ストーリーズ)
ForeverYoungライブ後、大ちゃんから聞いたのは、今回のセットリストを構築するにあたり一番最初に決めたのは、最後に"Forever Young"を持って来ることだったそうです。
そこから、ある意味、逆算しながらの構築。
ゴールは決まっているので、そこに向かって、最高のエモーショナルな誘導を施していったようです。
僕自身はそんなことにまったく気付きも、予想もせず、演奏直前に指定される曲を全力で歌うのみでした。
やがてたどり着いたのが、「二酸化マンガン」でひと暴れした後の静寂。
PA130135"Forever Young"は、このコロナ渦で起きた一番悲しい出来事の後に書いた特別な曲なので、特別過ぎて初披露の時でさえトリ据えることができませんでした。
正直、この曲を歌うにあたっての理想的な情感的距離感がまだわかっていませんでした。
自分が書いておきながら、曲と正面から向き合えていないというか...
しかし、曲の方はその正直な向き合いをずっと待っているような気がしていました。
なのに...
それを知ってか、知らずか、大ちゃんはこの曲を最後に配し、「さ、ビシッと決める時でしょう!」と促してくれたような気がしました。
真正面から向き合うことができ、これまでで最高のパフォーマンスをすることができました。
いや、最高のパフォーマンスを引き出してもらえました
本当にもう、心から、心から、感謝です

last以上、最後のマンスリーワンマン配信ライブでした。
今後のマンスリーライブは、配信のない従来の対バンライブになります。
2020年3月より、毎月、配信を視聴してくださった皆様には大変残念ですが、今月でおしまいということになりました
しかしながら、朗報があります
対バンライブでの配信は終了しましたが、3ヶ月に1度開催してきた又吉くんとのコラボライブはワンマンライブ扱いということで、有観客+配信での開催が可能ということになりました!
ですので、今年最後の年末スペシャルライブは配信ありです!!

ということで、12月の配信ライブ、是非、ご期待ください!

IMG_9082おまけ
さて、チラッと先述したように、本日、
Epiphone Limited Edition Elitist 1965
Casino Vintage Sunburst

が我が家に届きました。
おそらく、来月はこちらを抱えてステージに立つのではないかと思います!
まだ、アンプを通して弾いていてないので断言はできませんが、9割くらいそのつもりです。
もしくは2本用意してのステージになるかもです。
来月のライブ、是非、ご来場ください!

waits2 at 21:22コメント(0) 

2022年10月14日

昨晩、吉祥寺Manda-la2で開催した最後のマンスリーワンマン配信ライブにご来場、ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
今回のライブテーマは「新参者」。
初配信ライブ('20年3月)以降に生まれた30曲(比較的新しい曲たちという意味での"新参者")の中から選んだ17曲+ソロピアノのセットリストを、大ちゃんに組んでもらいました。
昨晩のセットリスト:

1013ワンマンlight1.Grafton Street('20,10/26,出会い)
2. 量子もつれ('22,7/21,Diamonds in the Rough)
3. 静かだけどにぎやかな('22,6/21,オズの魔法使い)
4. Favorite('20,7/24)
5. はるばる('22,1/17,星に願いを)
6.PAM('22,5/17,アビーロード)
7.シネマのつづき('21,10/18,Growing Up)
8.教えない('21,8/23,世界)
9. You Hear At Night('20,11/30,Hallelujah)
10. Blue Moment Photography(Solo piano)
11.風の色('21,9/21,カラーズ)
12.季節('22,4/19,Four Seasons)
13.感情('20,12/22,2020年末スペシャル)
14.アホウドリ('21,7/19,夢)
15.一分の一('21,2/26,John Lennon)
16.METRO(新曲/'22,10/13,新参者)
17.二酸化マンガン('22,8/22,三題噺)
18.Forever Young('21,5/17,ストーリーズ)

カッコ内は、初披露日とライブテーマ。
これまでもナイスなセットリストを何度も考えてくれた大ちゃんですが、昨晩のは秀逸過ぎ
ライブ終了後、『最初に"Forever Young"を最後に持ってる来ることを決めてセットリストを組んだ』、ということを大ちゃんから聞きました。
いわば秘密裏にステージ全体が"Forever Young"に向かって進行されていたわけですが、何も知らない僕はただひたすらに一曲入魂で歌い、最後の最後、『思う存分いっちゃってください!』という言外のメッセージを受け、全集中でベストパフォーマンスをすることができたわけです。
いや、僕がベストパフォーマンスをしたわけではなく、大ちゃんがベストパフォーマンスを引き出した、というのが正確なとこですね。
なんと、アンケートに答えてくださった方、全員がベスト1に"Forever Young"を選んでいました
まだまだアーカイブ視聴できます!
最後の"Forever Young"だけでも視聴価値ありかと
ご視聴はこちらから
視聴可能期間:2022/10/13(木)〜2022/10/19(水)
視聴されたら、是非、アンケート

waits2 at 20:59コメント(0) 

2022年09月21日

先週の火曜日(13日)に吉祥寺Manda-la2にて開催した秋のスペシャルライブ2022のライブレポートをアップしたいと思います。

monokuro1. 嵐みたいな夜(T to Y)
2. See The Light(Y to T)
3. LIMELIGHT
4. 静かだけどにぎやかな(T to T)
5. Edelweiss(D to T)
6. 風の色(T to T)
7. LIFE(Y to Y)
8.Life is...(新曲)
9. beautiful(サプライズ/T to Y)
setli10. PAM(D to T)
11. 二人は(Y to Y)
12. pray(T to Y)
13. Falling Slowly(D to Y)
14. pray(D to D / solo piano)
15.魚が跳ねても(From Y to T)
16.spark(Y to Y)
17.once
18.prism(D to Y)
19 .春
(T:Tatsuya, D: Daisuke, Y:Yasuto)

この日のテーマは、「今、聴きたい、聴かせたい」。
細かな内訳は:
今、僕と大ちゃんが聴きたい、又吉くんの曲(T to Y, D to Y/2曲ずつ)
今、又吉くんと大ちゃんが聴きたい、僕の曲(Y to T, D to T/2曲ずつ)
今、僕ら三人が皆さんに聴かせたい曲(T to T, Y to Y/3曲ずつ, D to D/1曲)
コラボ曲(3曲)
サプライズリクエスト(T to Y/1曲)
です。
今回セットリストを組んでくれたのは、又吉くん。
サプライズリクエストを除いた18曲は事前に共有していたものの、曲順を知っているのは又吉くんだけという、ドキドキ、ワクワク連続の、あっという間の2時間でした。

まずは4連曲
始める直前に又吉くんから、4曲目は「静かだけどにぎやかな」ということだけ伝えられスタンバイ。
arashimitai1. 嵐みたいな夜(T to Y)
又吉くんのギターがイントロを弾き始めます。
本来のテンポではなく、超スローな崩しイントロ。
コードを聞いた瞬間、大ちゃんは即座にどの曲かを判別し、その崩しイントロに呼応したピアノを弾き始めます。
僕も、偶然、この曲を一曲目にセットしていたので、慌てることなくギターを構えることができました。
この曲は僕からのリクエスト。
聴きたいと同時に、コーラスをしたい一曲でした

seethelight2. See The Light(Y to T)

 明日の匂いがたちこめているよ

と歌い始めたのは又吉くんでした
僕は一瞬、何が起こったのかわかりませんでしたw
自分の曲なのに、何の曲か分からず、「あ、See The Lightじゃん!」とiPadの歌詞を準備したところで、Aメロを歌い終わった又吉くんが『後は頼みます』と言う表情で頷いたので、バトンを受け取り、続きを歌いました。
まったく予期していなかったサプライズを2曲目から投下
又吉くん、なかなかの策士です

P91300383. LIMELIGHT
本来なら4カウントで3人が一斉に4小節のイントロを弾き始めるこの曲ですが、僕と大ちゃんは次にどの曲を演奏するかを知らないので、「ワン・ツー・スリー・フォー」と言われたところで呆然とするだけでしょう。
そこで、又吉くんはイントロのコード進行をまず一人で弾き始めました。
4小節あれば、どの曲かの判断と譜面の準備は十分間に合います。
ただ、又吉くんとしては、5小節目から歌に入るのではなく、もう4小節を3人で演奏してから歌に入るという形にしたい。
これを言葉ではなく演奏だけで僕らに伝えることに成功した又吉くん、「よし!」という気持ちで歌い始めたと思います

4. 静かだけどにぎやかな(T to T)
前述した通り、「4曲目はこの曲で」ということは告げられていました。
ただ、この曲はイントロがなく、僕のアカペラから始まります。
なので、頭の中で音程(キー)をしっかり掴んでおかなければならないのですが、そこは又吉くん、この曲と同じキーの曲をこの前に配しておいてくれたのでした
そう、"LIMELIGHT"と同じキーなので、(こっそりギターを弾いて)音を取ることなく、始めることができました。
そこまで配慮してのこの曲順。
やるなぁ、又吉くん
この曲は僕の"聴かせたい"曲で、読書の秋ということと、「『これで生きてゆける そう思えるような物語と出会いたいな』というフレーズが出てくるあの曲を聴きたい」というご要望を以前頂いていたので、それに応える意味でのセレクトでした。

Edel5. Edelweiss(D to T)
大ちゃんからのカバーリクエスト。
Why Edelweiss?という疑問でいっぱいだったのですが、理由はシンプルに「良い曲だから」ということでした。
この曲は昨年1月のテーマ"Sound of Music"の時に初めてカバーさせてもらったのですが、実は大ちゃんもあの時が初演奏だったらしく、譜面起こしをしている時に「よく出来てるなぁ...」といたく感心したのだそうです。あれ以来、個人的にソロピアノで演奏したりするようになったそうで、そのくらいこの曲の素晴らしさに魅せられたようです。
個人的に申し訳ないと思ったのは、この曲の最後の最後、サプライズで又吉くんがコーラスに加わってくれたのですが、キレイなハモだったので、すかさず大ちゃんがこれに反応し、ピアノのテンポを少し落として「フェルマータするなら対応しますよ」という信号を出してくれたのに、僕は結構アッサリな長さで終わらせてしまったのでした
うううう、又吉くん、大ちゃん、申し訳ない

6. 風の色(T to T)
"Edelweiss"を始める前に次はこの曲と又吉くんは大ちゃんだけに伝えていました。
僕はプレリュードを聴きながら、ステージの上で気分を盛り上げていきました。
これからススキ野原が美しくなっていく時期に入っていくということでの僕の"聴かせたい"曲。
自分の曲なのですが、不思議な魅力を感じる曲に成長してくれていってます。
もっともっと深く歌えるようになりたいですね。

7. LIFE(Y to Y)
何曲連続で演奏するかを僕と大ちゃんは事前に共有してもらってなかったので、又吉くんがこの曲のイントロを弾き始めたことで、「まだ続くのね」と譜面の準備をしたわけですが、おそらくこの曲はこのブロックの最後だろうと推察し、僕は心の中でガッツポーズをしたのでした(理由は後述します)
この曲は今年3月の「春のスペシャルライブ」の時にクロスカバーで僕がメインを歌いました。今回はあの時、又吉くんがつけてくれたコーラスパートを僕が担当しました。

Life is...8.Life is...(新曲)
今月の新曲。
ここで又吉くんにサプライズ
この日のセットリストは又吉くんが一人で考えてくれたシークレットセトリだったので、僕と大ちゃんにとっては全曲がサプライズでしたが、又吉くんにとってのサプライズはここまで皆無。
唯一、「新曲だけ、僕の任意の場所で歌わせて欲しい」とジョーカー的扱いにさせてもらうことになっていたので、それをココでお願いすることにしました。
かといって、この時に思いついたわけではありません。又吉くんの"Life"を演奏した後にすることは決めていました。
ただ、ここで新曲を演奏するだけでは、サプライズになりませんよね。
僕が用意したサプライズとは、"リアルリクエスト"です。
この日演奏する予定に入っていない、セットリスト外の又吉くんのオリジナル曲を、ここでリクエストさせてもらいました
ただし、ここではまだどの曲かは明かさず、又吉くんの歌詞の束の中から目当ての歌詞を抜き出し、裏側にした状態で、譜面台にセット。
「これから歌う新曲の後、このリクエスト曲を歌ってください」
歌詞が透けて見えそうでしたが、あえてそこは又吉くんも見ないようにして、舞台袖へ。

two今回の新曲のタイトルは、"Life is..."
1番のサビの歌詞は、

 Life is wonderful
 どんな時でも
 あなたに響け
 Life is so wonderful

そして、2番のサビは

 Life is beautiful
 見上げてごらん
 聞こえるはずさ
 Life is so beautiful
 あなたの声が
 Life...Life... is so beautiful

最後の"beautiful"だけ、リアルリクエストした又吉くんのオリジナル"beautiful"と同じメロディで歌いました。誰も(又吉くんも)気付いてないと思いますが
ここでプチ裏話:
この日、新曲のリハは、又吉くんが加わる30分前に僕と大ちゃんでやっていたのですが、予定より早く又吉くんがスタジオにやって来ました。
どんな雰囲気の曲かを知ってもらうのはOKなのですが、2番の"beautiful"のとこは聴かせたくなかったので、あそこも"wonderful"や"ラララ"で歌ったりしてサプライズ的要素がないようプチな配慮をしたりしたのでした

mata9. beautiful(サプライズ/T to Y)
予想通り、又吉くん、抜群の歌唱でしたね
もちろんリハもなし、何ヶ月ぶりかでこの曲を歌ったと思いますが、これまででベストなのではないかというくらい素晴らしい歌声でした。
そういえば、僕からのリアルリクエスト、又吉くんはどの曲を予想していたのか、聞くのを忘れてしまいました
さて、先述した"心の中でガッツポーズ"の理由ですが、僕としては、"Life"と"beautiful"の間に、僕の新曲"Life is..."を挟みたいと思っていました。
何曲か連続で歌う中で、理想は、そのブロックの最後に"Life"を持って来てくれることだったのですが、見事に又吉くんがそうしてくれたからでした。
曲順は完全に又吉くん任せの上で目論んでいたサプライズだったので、ブロックの最後に配してくれただけでなく、ステージ全体の中盤という絶好の位置にしてくれたことも、ガッツポーズの理由でした。
いやー、持ってますねぇ(誰が?

10. PAM(D to T)
今年5月の新曲で、今回が2回目の演奏。
大ちゃんのリクエストで、そのココロは、7月のテーマ"Diamonds In the Rough"で磨けば光る曲たちにスポットを当てましたが、あれらの曲の如く埋もれてしまうことがないように、との早目の再演の促し
これは"見込みがある曲"との大ちゃんからのお墨付きとも言えるので今後は積極的にセットリストに組み込んでいくことになりそうですね

futari11. 二人は(Y to Y)
12. pray(T to Y)
2曲続けて又吉くんのソロ。
「二人は」は、いつかハモりたいと思っている曲
"pray"は僕からのリクエスト。
かなりの集中と緊張を要する曲だと思いますが、いずれも十分に満たした聴き応えのある歌唱でしたね
Aメロのバッキングが、これまでと異なるアプローチだったのも印象的でした。

falling13. Falling Slowly(D to Y)
前の2曲、僕と大ちゃんはステージを降りて、客席で聞いていたのですが、突然、又吉くんが聞き覚えのあるフレーズをギターで弾き始めました。
MCで説明することなく、「はい、次はこれをやりますよ」という又吉くんからの招集の合図です。
慌てて僕と大ちゃんはステージに上がり、大ちゃんは"Falling Slowly"の前奏を弾き始めました。
完全に不意をつかれたので、本当にビックリ。
又吉くん、サプライズ演出がかなり得意です

pray214. pray(D to D / solo piano)
大ちゃんのソロピアノ。
現地リハの時、沖縄の話題が出たりしたので、「沖縄にまつわる曲になるかも!?」と笑ったりしていたのですが、先の又吉くんの"pray"にインスピレーションを受けて、急遽、大ちゃんのオリジナルの"pray"という曲を披露してくれることに。
他の大ちゃんのオリジナルと少しテイストが異なるように感じました。
構成としての物語りがあるだけでなく、各場面、場面に"言葉"が語られているかのような印象。
タイトルの通り、教会での演奏が似合いそうな曲でした
「こういう曲を書きたい時が来るんだなぁ」という大ちゃんの言葉も印象的でしたね。

15.魚が跳ねても(From Y to T)
大ちゃんがソロピアノを演奏している間、僕と又吉くんは客席で聴いていたわけですが、又吉くんから「次は『魚が跳ねても』で」と僕に耳打ちしてきました。
ギターで
ミ・ド・ミ
と弾きながら客席からステージへと登りました

16.spark(Y to Y)
『魚が跳ねても』のエンディングで又吉くんがステージへ
ギターを抱えたかと思うと、この曲のイントロを弾き始めました。
何曲連続で演奏するかを事前共有していないだけに、僕と大ちゃんは又吉くんにされるがまま
いと楽しけり
その気持で演奏させてもらいました。

17.once
18.prism(D to Y)
19 .春
P9130110最後の3曲はもはや曲順に関係なく、とにかく駆け抜ける気持ちで臨みました。
又吉くんが考えてくれたセットリスト、僕も大ちゃんも大いに楽しませてもらいました。
曲順もですが、曲の伝え方、イントロ、耳打ち等、いずれもファンタスティックだったと思います。
会場のお客様やカメラの向こうの視聴者の皆様よりも、自分たちの方が楽しんでしまったのではないかと不安になるくらい、楽しませてもらいました。
又吉くん、本当にありがとうございました
相当考えて組み上げたセットリストだと思います。
次は何を演奏するのかわからないのは、僕と大ちゃんだけでなくマンダラ2のスタッフの皆さんもだったので、次は誰にカメラを向けるか、スポットを当てるか、常に瞬時に判断しなければならなかったので大変だったと思います。
柔軟に対応してくださり、ありがとうございました。
お陰様で、楽しい夜になりました
次回、3人での演奏は年末スペシャル(12月19日(月))になります。
流れる月日の早さにはほんと呆れるばかりですが、残り3ヶ月間も実りのある、充実した日々にしたいと思っています。
もちろん、来月もマンスリーライブはありますので、どうぞよろしくお願いします!

waits2 at 17:14コメント(0) 

2022年09月14日

昨晩の「秋のスペシャルライブ」をご視聴くださいました皆様、吉祥寺Manda-la2へご来場くださいました皆様、ありがとうございました!
今回、演奏直前までシークレットのセットリストを考えてくれたのは、又吉くん。
もちろん、又吉くんが「僕にやらせてください!」と自薦してきたわけはなく、僕からの依頼を受けてもらったわけですが、いやー、僕も大ちゃんも大いに楽しませる素晴らしいセットリストを案出してくれました!
ありがとうございました!!
こちらがそのセットリスト:

P91301001. 嵐みたいな夜(T to Y)
2. See The Light(Y to T)
3. LIMELIGHT
4. 静かだけどにぎやかな(T to T)
5. Edelweiss(D to T)
6. 風の色(T to T)
7. LIFE(Y to Y)
8.Life is...(新曲)
9. beautiful(T to Y)
10. PAM(D to T)
P913011011. 二人は(Y to Y)
12. pray(T to Y)
13. Falling Slowly(D to Y)
14. pray(D to D / solo piano)
15.魚が跳ねても(From Y to T)
16.spark(Y to Y)
17.once
18.prism(D to Y)
19 .春
(T:Tatsuya, D: Daisuke, Y:Yasuto)

今回のテーマは「今、聴きたい、聴かせたい」。
内訳としては:
今、僕と大ちゃんが聴きたい、又吉くんの曲(T to Y, D to Y)
今、又吉くんと大ちゃんが聴きたい、僕の曲(Y to T, D to T)
今、僕ら三人が皆さんに聴かせたい曲(T to T, Y to Y, D to D)
プラス、コラボ曲たちです。
今回スリリングだったのは、何曲連続で演奏するかを又吉くんが僕と大ちゃんに事前に伝えることなく始めたケースが何回かあったところ
ちなみに、単なる又吉くんの伝え忘れだったのか、意図的なものだったのか、今もわかっていません
さて、今月の僕の新曲"Life is..."についてですが、気付いた方もいらっしゃったのではないかと思いますが、間奏のコード進行にエルガーの「威風堂々」を使わせてもらいました。
もちろん、女王陛下への哀悼の意を込めてです。
演奏後にMCで話すつもりだったのですが、忘れてしまったので、ここでお伝えさせていただきます
ん?どんな曲か聴きたい?
昨夜のライブは9月19(月)23:59までアーカイブ視聴できます

0913lightonce〜秋のスペシャルライブ2022〜
有観客+配信ライブ@吉祥寺Manda-la2
配信料金:2,000円
出演:丸本達也(ボーカル・ギター)
   竹内大輔(ピアノ)
   又吉康人(ボーカル・ギター)
■購入ページこちら(イープラス)

waits2 at 14:52コメント(0) 

2022年09月02日

お待たせしました。
8月22日(月)に吉祥寺Manda-la2にて開催したマンスリーワンマン有観客+配信ライブレポートをアップします。
今回のテーマは"三題噺"
僕選の三連曲と大ちゃん選の三連曲を3ブロックずつご用意しました。
赤が僕選、青が大ちゃん選です:

P82200041.アサギマダラ
2. 風の色
3. 花を飾ろう
4. 星月夜
5. 回想列車
6.Gare de Chasse-sur-Rhone(ソロピアノ)

7.アラン島へゆこう
8.スランチェ
9. Grafton Street
dice
10. オレンジの森
11.パッセイジー
12. C'EST LA VIE

13 .二酸化マンガン(新曲)
14.メランコリック
15.歌うたいの詩

16.絵かきじゃないけれど
17.しあわせ
18.フォトグラファー


この日演奏する曲は事前に共有していましたが、どういった順序で演奏するかはお互い本番までシークレット。
また、交互で進めていくことは決めていましたが、どちらが先攻or後攻にするかは決めていませんでした。
そこで、ジャンケン!ではなく、3月のスペシャルライブ「宴」で使ったサイコロで決めることに
奇数が出たら僕先攻、偶数が出たら大ちゃん先攻で、大ちゃんに振ってもらったところ、ご覧のように1(北海道/奇数)が出ました。
僕先攻の三連曲から"はじまりはじまり〜"

P82200201.アサギマダラ
2. 風の色
3. 花を飾ろう

僕が選んだこの3曲に共通するアイテムは、「風」です。
「アサギマダラ」は何千キロも渡る蝶々なので、言うまでもなく風に乗って飛び渡ります。
ヒラヒラと、飛んでいるのか、飛ばされているのか、わからない彼らを見ていると、
 いっそ風になり
と歌いたくなります
どこでも吹く自由な風はススキ野原(「風の色」)を吹き渡った後、
 冷たい風に吹かれても
というフレーズが出てくる「花を飾ろう」にたどり着きました。
風の視点から、蝶やススキ野原、丘を楽しんでいただきたい、という三連曲。
最後の「花を飾ろう」は、サビのアカペラから始めました。
僕が何を歌うかを知らない大ちゃんは、これまでならペラペラと紙をめくって楽譜を探すことになるわけですが、この日デビューのiPadProで即座に楽譜を開き、僕のアカペラが終わると、いつもと異なる高音域の優しい音でイントロを弾いてくれました。
や、もう、それだけで僕は大感激でしたね

P82200324. 星月夜
5. 回想列車
6.Gare de Chasse-sur-Rhone(ソロピアノ)

大ちゃん選の三連曲。
 夜汽車は走る星月夜の下
というフレーズから始まる「星月夜」。
 回想列車に乗り込んだ
から始まる「回想列車」
 Gare de Chasse-sur-Rhone
は大ちゃんのオリジナル曲で、フランスに実在する駅の名前。
ということで、言うまでもなくこの3曲の共通アイテムは「鉄道」。
まさに大ちゃんらしいセレクト
ソロピアノで何を弾くかは知りませんでしたが、予想通りでした
というかこの流れだと、この曲を聴きたくなりましたね

P82200507.アラン島へゆこう
8.スランチェ
9. Grafton Street

もしも僕が後攻だった場合、このブロックを最初に持ってこようと思っていました。
後回しにしたのは、1曲目を「アラン島へゆこう」でいくのはちょっと勇気が必要かと
ということで、このブロックに共通する場所は、「アイルランド」。
かねてから行きたかったアラン島(イニシュマーン島)を2010年に訪れ、そこに一軒だけあるパブでの出会いから生まれた「スランチェ」、昨年、YouTubeで見つけたアイルランドの首都ダブリンにある"グラフトンストリート"で歌うストリートシンガー(アリーシャーロック)を歌った"Grafton Street"。
僕の脳裏に鮮明に浮かぶアイルランドの景色を視聴者の皆さんにお見せすることはできませんが、「届け!」とばかりに歌いました。
伝わったでしょうか?

オレンジの10. オレンジの森
11.パッセイジー
12. C'EST LA VIE

フランス人作家のサン・テグジュペリの作品「人間の土地」にインスパイアされて書いた「オレンジの森」。
2012年のフランス旅行から帰って書いた「パッセイジー」。
「メルシー」の次に有名なフランス語"C'EST LA VIE"(ほんとか?
ということで、このブロックに共通する"場所"は、「フランス」。
事前に"場所"をお願いしたわけでもないのに、きっちり場所つながりの三連曲を用意してくる大ちゃん、恐るべし
このブロックはすべてピアノ前奏で始まるので、イントロクイズよろしく緊張の中、音を待ちました
曲がわかった瞬間、気持ちがその曲モードにシフトするのがたまらなく楽しい

二酸化マンガン13 .二酸化マンガン(新曲)
14.メランコリック
15.歌うたいの詩

新曲「二酸化マンガン」は、(多分)中学生の頃、二酸化マンガンを使った実験で"触媒"という存在にいたく感激し、自らは変わらなくても、出会った相手に劇的な変化を引き起こす「触媒になる!」と教員になった友人を思い書いた曲:
 愛を歌え〜
小麦色した女の子たちがハミングしていた、どこかで聴いたことのあるメロディは
 僕が書いた歌だった
「歌うたいの詩」はタイトルの通り、このブロックに共通する"人物"は「歌うたい」もしくは「シンガー・ソングライター」です。
落語の三題噺は、お客様から3つのお題をいただき、それらを織り込んだ落語を即興で作っていくものですが、一般的にその三題は、品物、場所、人物の3つとされています。
一応、これにあやかって、「風」、「アイルランド」、と来た後に「シンガー・ソングライター」を持ってきというわけです。
「風に乗ってアイルランドに渡った歌う人」
上手いオチはありませんが、つまりは今の自分って感じになりました

P822005616.絵かきじゃないけれど
17.しあわせ
18.フォトグラファー

大ちゃん選のこのブロックの共通項...僕はまったくわかりませんでした
「絵かきじゃないけれど」はアンリ・ルソーが出てくるので「フランスつながり?」とも思ったり...
「しあわせ」は、先月のテーマ"DIR"に選ばれてもおかしくないくらいレア度が高い曲。しかし、特に注目に値するような人物は登場しない...
「フォトグラファー」には"サルガド"が出てくるものの、"絵かき"ではない(ルソーとの共通点はない)...
つながり不明のまま歌い終わったところで、大ちゃんが発表してくれました。
pianoこの3曲の共通項は「じゃないけれど」。
 「じゃないけれど?」
そう、これは大ちゃんが発見した丸本節。
発見と言うか、前々から気付いていた僕の歌詞の傾向で「〜じゃなくて」「〜」という構文が頻出すると
英語で言えば「not A but B」構文。
たしかに
英語もこの構文好きかも
となると、このブロックは「not A but B」構文を多用する僕という「人物」になっていたとも言えるわけで
事前に「品物」「場所」「人物」で構成して欲しいとお願いしたわけでもないのですが、見事に大ちゃん三題噺の要素を織り込んでくれていました....
いや〜、お、お、恐るべし
「列車に乗ってフランスを巡る"じゃない人"
これまた"自分"ってことになりました
自分の曲を使っての三題噺なので、自分にたどり着くのは不思議なことはありませんが、ここまで似たような構成になるとは
真剣に取り組んでくれた証かと!
改めて、感謝、感謝!!

さて、前述したように、今回は大ちゃんのiPadProデビューでした。
IMG_8567分厚い紙の楽譜でパンパンに膨らんだカバンを担いでくる必要がなくなったわけです
特に今回は、僕が歌い始めてから楽譜を用意しなければならない機会が多かっただけに、瞬時に楽譜が開けるiPadデビューにピッタリなステージになったと思います。
まだまだデジタル化していない楽譜は多量にあるようですが、どんなに取り込んでもタブレットが分厚くなることはありません
これまで、大ちゃんの紙の楽譜は五十音順ではなく、最近やった曲が手前という順番で並んでいたらしいので、楽譜を見つけるのは結構大変だったのですが、今はもう"秒"です!
突然のリクエストにも、即座に応えることができるでしょう
もちろん、スタイラスペンも購入済なので、楽譜への書き込みもスラスラ
いやー、なんか僕まで嬉しくなりました

P8220059今回の三題噺は、先月大ちゃんが考えてくれた「酔いどれ男」「ダメな男」「アヴァロン」の三連曲にいたく感動し、同じ様にストーリーや空気感を想像して楽しめる三連曲を組んでみようという挑戦でした。
もちろん、楽しみ方は聴き手の自由ですが、より豊かに楽しむことが出来た!と思っていただけたなら幸いです。
先月同様、事前にセットリストを共有しなかったので、照明やカメラの切り替えも大変だったと思いますが、Man2スタッフの皆さんが臨機応変に対応してくださり、ありがとうございました。
また、この日はわざわざ広島から友人夫妻が観に来てくれました
「来た甲斐あり!」のライブになるよう頑張りました
懐かしい再会を楽しむこともでき、感謝、感謝の一日でした。
そうこうしている内にもう9月
今月13日は又吉くん参加の"秋のスペシャルライブ"です。
今回も配信+有観客を予定していますので、どうぞよろしくお願いします!

waits2 at 14:36コメント(0) 

2022年08月23日

昨晩のマンスリー配信+有観客ライブ@吉祥寺Manda-la2をご視聴くださいました皆様、ありがとうございました。
今回のテーマは「三題噺」。
P8220057楽しく歌わせてもらいました!

セットリストはこちら:
1.アサギマダラ
2. 風の色
3. 花を飾ろう
4. 星月夜
5. 回想列車
6.Gare de Chasse-sur-Rhone
7.アラン島へゆこう
8.スランチェ
9. Grafton Street
0822light10. オレンジの森
11.パッセイジー
12 C'EST LA VIE
13 .二酸化マンガン(新曲)
14.メランコリック
15.歌うたいの詩
16.絵かきじゃないけれど
17.しあわせ
18.フォトグラファー

まだまだ視聴できます!→こちら
公演期間:2022/08/22(月)〜2022/08/28(日)
是非!

waits2 at 20:17コメント(0) 

2022年08月04日

お待たせしました。
7月21日(木)に吉祥寺Manda-la2にて開催したマンスリーワンマン有観客+配信ライブレポートをアップします。
今回のテーマは"Diamonds In the Rough"
磨けば光るダイヤの原石ならぬ"原曲(DIR)"を発掘しました!(してもらいました

P72100261. 風の色
2. 絵かきじゃないけれど
3. レインボー
4. You Hear At Night
5. Ding Dong
6. むかし話(DIR)
7. C'EST LA VIE
8. Poker Face(Solo Piano)
9. 羽黒トンボ
10 つかまえ手
11. 酔いどれ男
12. ダメな男(DIR)
P721008113. アヴァロン
14. 回想列車
15. まわっているのは
16. ミクロコスモス(DIR)
17. 量子もつれ(新曲)
18. FUN

今回発掘してもらった"DIR"は3曲。
これまでの演奏回数が5回以下のオリジナル曲(80曲over)の中から大ちゃんに発掘してもらいました。
セットリストを考えてくれたのも大ちゃんです
演奏する曲目は事前に共有していましたが、曲順を僕が知るのは演奏直前だったので、本番中、ずっとドキドキ、ワクワクでした!

セットリスト構成:
定番曲:13曲(Tatsuya選)
DIR:3曲(大ちゃん選)
ソロピアノ:1曲
新曲:1曲

1. 風の色
イントロクイズよろしく、大ちゃんのピアノで曲が発表されました。
大ちゃんが弾いたフレーズは、厳密には「風の色」のイントロではなく、また「プレリュード〜風の色」のイントロとも異なるものだったので、一瞬、『え!?何の曲?』となりましたが、流石に数小節で分かりました
2のみ2. 絵かきじゃないけれど
「風の色」のイントロを演奏する直前に、大ちゃんは「絵かきじゃないけれど」のプレートを2曲目のところに貼りました。
この時点で、僕はまだ1曲目が何か知りませんでしたが、2曲目はMCを挟まず僕始まりでこの曲を演奏することを知らされたわけです。

なぜでしょう....楽しい
この曲の後のMCで、今回のテーマ"Diamonds In the Rough"について説明しました。

3. レインボー
4. You Hear At Night
5. Ding Dong
3曲続けての演奏。
僕も忘れていたのですが、大ちゃんがMCで言ってた通り、「レインボー」は、かつては結構頻繁に演奏していたのですが、ある時期からまったく演奏しなくなり、最近また演奏するようになりました。ある意味、半DIR的存在の曲で、この日発掘するDIRたちが目指すべき姿かもしれないということで、まずはこの曲をもってきたようです。
続いての2曲は「激しさ」「優しさ」「楽しさ」が詰まった定番曲。
これらを目指しましょうとの曲順。
いずれも僕始まりの曲なので、直前に発表してもらい、演奏しました。
なお、「レインボー」の歌詞には「ダイヤモンド」が出て来るということで、定番曲に入れました

むかし話6. むかし話(DIR)
今回、大ちゃんに発掘してもらったDIR#1
2015年3月が初披露で、なんとその時以来の2回目の演奏。
発掘理由としては、僕が書く曲の中にメルヘンチックな作品が時々見受けられる...これらは丸本節の一つではないかと。
この作品も、そのシリーズの一つとしてやってみても良いのではないかとの発掘
この曲は、にぎやかでもなく、それほど軽快でもなく、ほんわかな感じの曲なので、セットリストの中でどのような役割を担わせるのが良いのかがわからない...というのがこれまであまり演奏しなかった理由なのかなぁ、と。
ただ、大ちゃんが言う通り、こういったメルヘンチックな曲は他にも結構あるので、確固たる丸本節の一つとして認識し、積極的に取り組んでいくべきだなと思いました
そして生まれましたね、大ちゃんの名言:
「勇気を持ってやればいい!」
7. C'EST LA VIE
「むかし話」に続いてこの曲のイントロが聞こえてきました
たしかに、こういった曲と繋げば、「むかし話」が浮くことなく、かつ映えました
そう、「むかし話」が映えただけでなく、"C'EST LA VIE"も映えたかと!(←これ大事!)

P72100738. Poker Face(Solo Piano)
この曲は、しっかりセットリストに入っていて、リハまでやったのに、本番直前にボツになったことが何度もある曲なんだそうです。
非常によくわかります!
そう、こういった曲たちにスポットを当てようというのが今回のテーマなので、"まさに"という選曲!
勇気を持ってやってくれましたね
ただ、演奏後、『もしかするとこの"Poker Face"以前、ここでやったことがあるかもしれない!?』という疑惑が大ちゃんの中に浮かんできました。
つまり、そのくらい何度もセットリストの当落線上に現れては消えていたということでしょう。
調べたところ、初演奏でした
羽黒前9. 羽黒トンボ
"Poker Face"の前のMCで、次の次の「つかまえ手」は発表されていたのですが、次は何が来るのかわからない、空白の状態でした。
ギター・ボーカルで始まるこの曲ですが、サビパートをイントロ風にアレンジしたピアノが聞こえてきました。
まさにイントロクイズなのですが、本来このイントロはないわけですから、一瞬「え!?」と思いながら歌詞の用意をしました
ただ、何の曲かわからないのに、そのイントロを「いい曲だなぁ」と思った自分がいました
10 つかまえ手
これは事前に教えてもらっていたので、僕のカウントでイン!
「羽黒トンボ」もこの曲も、アルバム"The Catcher"に収録されている曲だからでしょう、この取り合わせはとてもナチュラルでした

hokagaii3曲演奏後のMCで、アルバム収録曲に何度もノミネートされながら、何度もボツになった僕のオリジナルは「スマイル」と大ちゃんに告白。
「ありますよね」でも、それは「その曲が悪いわけじゃなくて、他がイイから」だと大ちゃん。
出ましたね、この日、2つ目の名言
常に前向き

11. 酔いどれ男
3曲続けての演奏で、この曲はイントロでの発表。
思ったよりイントロが短いので、歌詞の準備がギリギリでした。
この次に「ダメな男」をやることは先に発表されていたので、なんとなく少し明るい「酔いどれ男」だった気がします
ダメな12. ダメな男(DIR)
DIR#2
今回のライブテーマを大ちゃんに伝えた時、真っ先に思い浮かんだのがこの曲だったそうです。
発掘作業にあたり、大ちゃんが掲げた方針は、タイトルを見ただけでどんな曲だったかパッと思い浮かぶかどうか。そういう曲は生き残る資格があるはずと
この曲を最後に演奏したのは2011年(7月25日)。
なんと11年前。
にも関わらず、真っ先にこの曲が頭に浮かんだというのですから、そりゃもう、絶対に再生させなければならない曲でしょうw
『いつアルバムに入るのだろう?忘れてるのかな?』と思ってたくらい、ある意味、大ちゃん、イチオシの曲だったようです。
いやー、大ちゃんがそう思っていたことを知れただけでも、今回の企画は大成功でしたね!
ちなみに、この曲の初披露は、大ちゃんと一緒にやるようになる前の2004年10月でした。
アヴァロン13. アヴァロン
この曲のピアノイントロが聞こえてきて、シビレました
「ダメな男」との落差が強烈で、素晴らしかった
今回のライブで、僕が一番感動したブロックがこの3曲でした。
3曲目にこの曲が控えていることを知らなかったのも大きかったと思います。
能天気な「ダメな男」の後、ページをめくると「アヴァロン」ワールドが待っているとは、まったく予想していませんでした。
まさに曲順の妙
この3曲には物語がありました
この曲順ならではのドラマが感じられました
大ちゃんが考えてくれたこのブロックの衝撃が、次回のライブテーマにつながりそうです

ちなみに、CDに収録されている「アヴァロン」はイントロがなく、ギターレスのピアノオンリー。
ライブでは、ギター・ボーカルで始めるパターンもあったりするのですが、今回はピアノのイントロで曲を知り、冒頭はピアノとボーカルの掛け合いのようなニュアンスを含めながらの展開となりました。
大ちゃんのピアノが発する微妙な信号に反応しながら歌っていったわけですが、リハではそんな空気を微塵も漂わせてなかったので、故に感じられた新鮮さがありました
本番での展開を念頭に何も知らない僕とのリハ、誰とも共有できない大ちゃんの苦労を、本番で僕は知ったわけです
いやー、感謝、感謝でございます

ミクロコスモス14. 回想列車
3曲続いての演奏ですが、大ちゃんは事前のMCで17曲までを発表しました。
まず最初に発表したのが、16曲目のDIR#3「ミクロコスモス」
ここで大ちゃんから問題
「だとしたら、丸本さんなら、新曲をどこに入れますか?」
 悩みましたw
 かなり悩みました。
悩んだ結果、僕が出した答えは「15曲目」。
ブー、不正解
大ちゃん理論でいくと、その位置はDIRと新曲が続くことになるので、今回のテーマがぼやけてしまう。
なので、新曲は今回のテーマDIRが完結した後の17曲目に持ってくるべし!
「ひろゆき」ばりの明快なロジックで根拠を述べてくれました
そういった話をしてリラックスした後の「回想列車」は、いつもよりどこか軽やかな雰囲気で走り始めたと思います
15. まわっているのは
定番中の定番ということで、頭を空っぽにして自由に歌いました
ミクロコスモス16. ミクロコスモス(DIR)
DIR#3
不覚にも、この曲を発掘した理由を大ちゃんに聞くのを忘れてしまいました
ただ、今回、最後のピアノソロのコード進行に大ちゃんがテコ入れをしてくれました。
なので、『ここをこう磨けば新たな輝きを放つ曲になるのではないか』という具体的なブラッシュアップを受けた曲と言えます。
「まわっているのは」という大定番曲の後でも"締め感"を漂わせるくらいに仕上げられたというのは、この曲にとって、とても大きな自信(←擬人化)になったと思います。

量子もつれ17. 量子もつれ(新曲)
今月の新曲です。
直前まで別タイトルだったのですが、リハの後に変更しましたw
「量子もつれ」の意味ですが、難しいので超ざっくりと説明します
わからなくても気にしないでください。(僕もわかってないので)
2つの"もつれた量子"のスピンを測定すると、一方がアップなら、もう一方は必ずダウンになっているそうです。(量子とは極小の"粒"と思ってください。スピンとは回転なわけですが、ま、"ある動き"と思ってください)
コインの表と裏で例えるなら、一方の「表」が上になっていたなら、もう一方は必ず「裏」が下になっているという関係性、これが、もつれた量子、ということのようです。
とりあえず、これについては「そういう関係性のものがあるのね」という程度の理解でよろしいかと。
で、ポイントは、その2つのもつれた量子は、どんなに遠く離れていても、一方が「表アップ」なら、もう一方は必ず「裏ダウン」になるのだそうです。
瞬時に。
というか、同時に。
つまり、光よりも速く、情報が交換されている(伝わっている)ということになります。
相対性理論では、光の速度を超えるものは存在しないはずなのに!
「量子もつれ」の正体や仕組みは置いといて、超光速で伝わる何らかの"術"があるというところに僕はロマンを感じるわけで、「以心伝心」なるものが実在するなら、それは音波でも電波でもなく"量子もつれ"のようなものではないかと思ったりするわけです。
楽しい^^
世界はわからないことだらけですが、あるがままで受け止めて、「いとおかし」と楽しみたいものです
18. FUN
最後はこれで突っ走りました

IMG_8482以上18曲、楽しく歌わせてもらいました。
今回の"DIR"発掘およびセットリストの構築は、すべて大ちゃんにやってもらったので、もう感謝しかありません。
色々準備をしてもらったので、僕がすることは、ひたすらフレッシュな気持ちで歌うこと。
お手本は『水曜どうでしょう』の大泉洋でしょうか。
何が起こるかわからないロケで彼は豊かなリアクションを見せますが、僕は心のリアクションを歌に乗せよう!そう思って臨みました。

今回発掘されたDIRは
「むかし話」「ダメな男」「ミクロコスモス」
の3曲でした。
「勇気を持ってやる」という名言(by大ちゃん)も生まれ、とても収穫が多いライブだったと思います。
また、「酔いどれ男」「ダメな男」「アヴァロン」のブロックから、次のライブテーマのヒントを得ることもできました。
近々発表したいと思いますので、楽しみにしてください!

ということで、ご視聴くださいました皆様、マン2スタッフの皆様、そして大ちゃん、ありがとうございました!
今回収穫したものを次のライブに活かしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!


waits2 at 19:58コメント(0) 

2022年07月22日

昨夜のマンスリーライブ@吉祥寺Manda-la2をご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
お陰様で、とても楽しいライブとなりました。
昨晩のテーマは、"Diamonds In the Rough"(DIR)。
磨けば光るダイヤの原石ならぬ"原曲"(DIR)の発掘!
演奏回数が5回以下のこれまであまり陽の目を見てこなかった曲たち(80over)の中から、DIRを3曲ほど大ちゃんに発掘してもらいました。
発掘だけでなく、セットリストの構築も!:

P72100271. 風の色
2. 絵かきじゃないけれど
3. レインボー
4. You Hear At Night
5. Ding Dong
6. むかし話(DIR)
7. C'EST LA VIE
8. Poker Face(Solo Piano)
9. 羽黒トンボ
10 つかまえ手
11. 酔いどれ男
12. ダメな男(DIR)
IMG_848613. アヴァロン
14. 回想列車
15. まわっているのは
16. ミクロコスモス(DIR)
17. 量子もつれ(新曲)
18. FUN

今回発掘された"DIR":
むかし話(2015年3月/2015年3月/1)
ダメな男(2004年10月/2011年7月/3)
ミクロコスモス(2017年7月/2021年1月/5)
カッコ内は、(初披露月、最後に演奏した月、演奏回数)
各曲とも、見事な輝きを放ってくれました
自分で言うのもなんですが、昨夜は上記DIRだけでなく、全曲ハイクオリティなパフォーマンスを披露できたと思います
名言「勇気を持って!」(by大ちゃん)も飛び出しました
来週水曜までアーカイブ視聴できますので、是非

0721Lightアーカイブ視聴可能日:7月21日(火)
 〜7月27日(水)23:59

出演:丸本達也(ボーカル・ギター)
   竹内大輔(ピアノ)

配信料金:2,000円

■アーカイブ配信ページはこちら(イープラス)



waits2 at 10:59コメント(0) 

2022年06月24日

お待たせしました!
6月14日(火)に吉祥寺Manda-la2にて開催したニューアルバム"FUN"リリース有観客&配信ライブのセリフレポートをお届けします。

P6140056
セットリスト:
1. Introduction〜FUN
2.フワリ
3. Grafton Street
4. TOM
5. 花を飾ろう
6. 秘密
7. いちゃりばちょーでー
8. パッセイジー& All You Need Is Love
9. LIMELIGHT
10. 仮想ナル(新曲)
P614009511. 回想列車
12. solo piano 〜Monte Fiesole
13 Prelude〜風の色
14. 風の色
15. Heart of Gold
16. You Hear At Night
17. Fifteen
18. 春
19. once
20. FUN

この日のライブは、事前に行った収録曲順予想の解答を発表しながら進行していきました。
当初は、収録曲順でセットリストを組もうかと思っていたのですが、新旧&緩急が織り交ぜられるよう収録曲順という縛りをなくし、収録曲を演奏した後に曲順を発表していくことにしました。
アルバム収録曲は11曲ですが、1, 8, 11曲目は事前に発表していたので、残りの8曲を予想してもらいました。
ステージに下のブラックボードを用意し、演奏した収録曲のタイトルを貼って発表していきます。
ちなみに、右手の画像は大ちゃんと又吉くんの予想曲順です。

IMG_8286IMG_8298


1. Introduction〜FUN(FUN#01)
"FUN"のイントロダクションということで、これは最終曲"FUN"のエンディングの一部を名刺代わりにお聞かせするものです。
自分たちで演奏するつもりだったのですが、
「音源を流せば良いのでは?」
という大ちゃんのアイデアに急遽切り替え

2.フワリ(FUN#02)
この曲を録音して驚いたことは、この曲の長さが3分もなかったことです。
勢いよく飛び出せたのではないかと思います。

grafton3. Grafton Street(FUN#03)
2曲続けての演奏。
そしてこの曲順は、FUNの収録曲順そのままでした。
もちろん、発表したのはこの曲を演奏した後。
大ちゃんは2曲とも正解。
又吉くんはいずれもハズレたということで、一気にモチベーションが
その又吉くんに、今回初めてこの曲にコーラスを入れてもらいました
やはり音が厚くなると、余計な力が抜けて楽しむことに集中できます

3talk4. TOM
今回、CD収録曲と「春」、"LIMELIGHT"、"once"(これらは僕の希望)以外の曲は又吉くんに選んでもらいました。
かつて僕が「又吉くんの声に合いそうなんだよなぁ」と話したのがこの曲だったので、又吉くんの中で思い入れがあるからとのこと。
そう、繊細で優しい又吉くんの声はこの曲にフィットすると思います

5. 花を飾ろう
この曲も又吉くん選で、選曲理由としては、「単純にこの曲がめっちゃ好きだから」と。
なんとまぁ嬉しい
1番は僕が、2番のAメロは又吉くんが歌ってくれました。
Bメロやサビにコーラスを加えてくれて、より華やかな印象になったのではないかと思います
自分の曲を別のシンガーが歌っているのを聴くのって、嬉しいんよね。

秘密6. 秘密(FUN#04)
7. いちゃりばちょーでー(FUN#07)
この2曲は以前から又吉くんがコーラスしてくれていた曲。
そういうこともあり、リラックスして演奏できました。
そして、演奏順は収録曲順とは異なり、「秘密」は4曲目、「いちゃりばちょーでー」は7曲目でした。
又吉くんはこの曲がビンゴで、大ちゃんはここまで全曲正解です!

8. パッセイジー& All You Need Is Love
この曲も又吉くんに選んでもらいました。
不覚にも、選曲理由を又吉くんに聞くことを忘れてしまいました
ううう、聞きたかった

P61400149. LIMELIGHT
この曲は3人で書いた曲。
大ちゃんが提供してくれたコード進行に、僕と又吉くんで歌詞とメロディを付けて仕上げた曲です。
そうそう、今回、初めてライブに来てくださった方がお二人いたのですが、お二人共がこの曲を気に入ってくださったようです!
「"FUN"に収録されていないのが残念...」とおっしゃってたのですが、この曲を収録したライブアルバム"once"もしっかり持ってきていたので、こちらも購入していただきました
やはり、アルバム収録曲を演奏するというのは、大切なこととだなと
有観客ライブ、勉強になります

10. 仮想ナル(新曲)
この曲と次の曲は僕と大ちゃんのデュオで。
『仮想ナル』なんて言葉、聞いたことないですが、なぜかこんなタイトルになってしまいました。
影響があるとすれば、『華麗なる(ギャツビー)』という言葉かもしれませんが、意味的なつながりは一切ありません
スクリーンショット 2022-06-24 9.46.49
これから仮想現実世界はますます進化していくのではないかと思います。
既に音や映像のデジタル化はかなり進んでいます。
触感や嗅覚も、需要が本気で高まればあっという間にデジタル化できるんじゃないかと思います。
五感の後は、感情さえも可能になるかもしれません。
感情も!?
それって、とんでもないことですよね。
でも、本当にそういうことも可能にナルの?
の、「ナル」ですw
曲を聞いたとしても、そんなことを歌っているような印象はないと思いますが
僕の勝手な印象で...今の若者たちは自分の若い頃より、遥かに人間が出来ていると感じています。
まるで、来たるべき未来に対して着々と準備を整えているかのように。

P614007111. 回想列車(FUN#10)
今回、歌い始める前に列車の走行音(SE)を入れました。
ピアノの横の台にiPadを用意し、走行音が入った音声ファイルを大ちゃんがタップして再生。
鉄道ファンである大ちゃん、「僕がやりますよ!」と振り向いたら駅員の制服でも着ているのではないか!?というくらい超積極的
用意した走行音の長さは1分くらいで、僕が早めに歌い始めれば、Aメロ後の短いピアノ間奏のバックにも走行音が残ります。
一応、それを目指して早めに歌い始めたところ、しっかりピアノのバックに走行音が鳴っていました。
密かに大ちゃん、ワクワクしていたと思います
そして、これはもう偶然でしかないのですが、そのAメロ後のピアノが2小節目に入る直前に電車の「ガタンゴトン」が絶妙に裏から入ってて、狙っても出来ないような見事なシンコペーションができていました!
ちなみに、列車の走行音、CDにも入っています

P614005112. solo piano 〜Monte Fiesole
この日のライブは、リリースライブであると共に、僕と大ちゃんのデュオ15周年記念ライブでもありました。
その"15"にちなんでソロピアノで大ちゃんは自身のオリジナル曲であるこの曲を弾いてくれました。
理由はこの曲を作ったのが15年前なので。
いやー、そんなにも時間が経っていたのかと、とても驚きました。
この日の大ちゃんのピアノ、絶好調だったのですが、特にこの曲の演奏はピカイチでしたね!
今まで何度も聞いたことがあるこの曲ですが、僕が聞いた中では一番だったと思います
力みが一切なくて、とにかく自由で、演奏しているというより、描いているという感じ、インプロビゼーションもしっかりあって、音の微妙な波動が見えるくらいでした。アッパレ!

13 Prelude〜風の色(FUN#08)
"Monte Fiesole"の後半、風を感じたのは僕だけでしょうか?
この曲の前触れのような風がたしかにありました。
その風をしっかり受けてのこの前奏曲。
僕の頭の中には、はっきりススキ野原が見えました。

14. 風の色(FUN#09)
kazenoiroPreludeの意味は「前奏曲」なので、その次の曲はやはりこの曲ですね。
ある意味、サービス問題という感じで、大ちゃんも又吉くんも正解でした。
又吉くんにコーラスで加わってもらったのは初。
ギターもきっちり弾いてくれたので僕は楽をさせてもらいました。
ちなみにCDに収録されているこの曲、とても良いです。
どこがどう良いのかを説明するのは難しいのですが、不思議な高揚感があり、気分があがります。
ここまで大ちゃんの予想はパーフェクト。
さあ、残る2曲は!?

fullsong15. Heart of Gold(FUN#5)
大ちゃんの予想は6曲目でしたが、この曲は5曲目。
残念...パーフェクトならず。
この曲も又吉くん初参加で、良い感じのコーラスをしてもらいました!

16. You Hear At Night(FUN#6)
大ちゃんの予想は5曲目で、正解は6曲目でした。
それにしても、8曲の内6曲正解という恐るべし正答率!
この曲も又吉くん初参加。
変則なリズムで展開も変わっているこの曲ですが、違和感なく演奏してくれたのは流石です。

1517. Fifteen
大ちゃんとのデュオ15周年ということで、15つながりの曲を探したところ、懐かしのこの曲がありました
久しぶりに演奏しましたが、あらためてエネルギッシュな曲だなぁと
懐かしい感動が押し寄せてきました
それにしても、あれからもう7年も経っているとは驚きです

18. 春
19. once
「春」は本当に良い曲だなぁ、"once"は皆で輪唱できるようになったら本当のアフターコロナだな、と思いながら歌いました

FUN_SmalSizeJacket20. FUN(FUN#11)
トリはこの曲で〆させてもらいました
大ちゃんのピアノ、炸裂してましたね。

以上20曲、ありがとうございました!
今回の"FUN"リリースライブ、ご来場&配信で視聴してくださった皆様、ありがとうございました。
前述した、この日、初めてManda-la2に来たというお客様は大ちゃんのファンで、いつか僕らのライブを観たいと思っていたらしく、今回は有観客ということご来場くださいました。
楽しんでくださったようで、本当に嬉しい限りです。
来月も有観客の予定ですので、是非また、来てもらえると嬉しいです。
また、開演直前に曲順予想をしてご来場してくださったお客様も、ありがとうございました
曲順予想の結果ですが、8曲中6曲正解のトップは大ちゃん。
5曲、4曲正解は誰もいなくて、
3曲正解したのは、3名で、又吉くんと、Man2スタッフの山田さん、そして、店長でした
つまり、ほとんどの皆さんが2曲以下ということで、この予想がいかに難しかったかおわかりいただけるかと...
ご応募いただいた皆様、心から感謝申し上げます
Manda-la2でCDをご購入いただいた皆様、ありがとうございました
また、ネット経由でご購入いただいた皆様も、ありがとうございました
そろそろご自宅に届く頃ではないかと思います。
意外にも複数枚注文してくださった方が多くて、感謝、感謝です
擦り切れるまで聴いてやってくださいませ
もちろん、まだまだご注文、受け付けております!
是非!こちらで!

先月から今月にかけてレコーディング、ミックス、デザイン、発注、等々に追われる日々を乗り切り、なんとかリリースライブまで漕ぎ着けました。
なんとなく一区切りできた感じで、多くを学べた気持ちがしています。
来月のテーマもぼんやりと頭の中に浮かんでいるので、これをなんとか面白くできたらなと思っています。
改めましてご視聴いただいた皆様、Man2スタッフの皆様、又吉くん、大ちゃん、ありがとうございました!
来月(21日)もよろしくお願いします!

waits2 at 15:15コメント(0) 

2022年06月15日

昨夜の"FUN"リリースライブ@Manda-la2をご視聴&ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
お陰様で、とても楽しいライブとなりました。P6140145

セットリスト:
1. Introduction〜FUN
2.フワリ
3. Grafton Street

4. TOM
5. 花を飾ろう
6. 秘密
7. いちゃりばちょーでー

8. パッセイジー& All You Need Is Love
9. LIMELIGHT
P614010010. 仮想ナル(新曲)
11. 回想列車
12. solo piano 〜Monte Fiesole
13 Prelude〜風の色
14. 風の色
15. Heart of Gold
16. You Hear At Night

17. Fifteen
18. 春
19. once
20. FUN

曲順予想をしていただいた皆様、ありがとうございました!!
上記の赤字と青字の曲がFUN収録曲で、赤字は事前に曲順を発表していた曲、青字は曲順予想をしていただいた曲です。
当初は、収録曲順に演奏していこうかと思っていたのですが、そうなるとセットリストを大ちゃんと又吉くんに共有した時点で曲順が分かってしまうことになるので、収録曲を演奏した後に何曲目収録かを発表していくことにしました。
予想代表として、大ちゃんと又吉くんの予想と照らし合わせながら発表していきました。
こちらが二人の予想と結果です!

IMG_8298IMG_8296


8曲中、大ちゃんはなんと6曲も的中!!
又吉くんは、3曲しか当たらなかったといじけていましたが(新キャラ登場!)、実は大ちゃんの6曲ビンゴが異常に凄いだけで、次に多かったのは3曲ビンゴで、又吉くん含め3人ほどいらっしゃいました。

まだまだアーカイブ視聴できます。
チケットはこちら(イープラス)

ライブを視聴した方は、是非、こちらのアンケートを!

waits2 at 19:45コメント(0) 

2022年05月18日

昨晩、吉祥寺Manda-la2で開催したマンスリー配信ワンマンライブをご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
今回のテーマ「アビイ・ロード」で組んだセットリストを楽しく歌わせてもらいました!
こちらが昨晩のセットリストです:

IMG_86581.FUN
2.折れ線グラフ
3.新しい日々
4.Slante
5.ゆやゆよん
6.BOOZE CRUSE(ソロピアノ)
7.はるばる
8.つかまえ手
9.You Never Give Me Your Money(カバー)
10.スーパーヒーロー
11.酔いどれ男
12.PAM(新曲)
13.回想列車
14.Heart of Gold
15.Ding-Dong
16.Forever Young
17.カエルのお嬢さん

ソロピアノは6曲目("I Want You)、カバーは9曲目の"You Never Give Me Your Money"、新曲は12曲目の"Polythene Pam"からインスピレーションを受けて作った"PAM"という曲でした。
IMG_8659自宅から『アビイ・ロード』のLPレコードを持参しました。
やはり、この大きなジャケットは、存在感がありますねぇ。
40年以上前に広島市内の「第一産業」で買ったLPが、マンダラ2のステージに展示されているというのも、なかなか感慨深いです。
今回のセットリストで一番粋なつながりだったのは、"Octopus's Garden"と「ゆやゆよん」だったかと
詳しくは、後日アップするであろうライブレポートをお楽しみに!
もしくは、まだまだ2022/5/23(月)23:59まで視聴可能ですので、是非、こちらから!

waits2 at 01:04コメント(0) 

2022年04月25日

4月19日に吉祥寺Manda-la2で開催したマンスリーワンマン配信ライブのレポートをアップします。
ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました。
二人この日のテーマは「フォーシーズンズ」(四季)ということで、これまで毎月発表してきたオリジナル曲約140曲を、初披露した季節に従って4つに分類し、各季節のベスト4(4☓4=16曲)プラス、今月の新曲とソロピアノの計18曲というセットリストを演奏しました。
今回その16曲を最終的に選んだのは、僕ではなく、大ちゃんです。
そして、最大のポイントは、その16曲をライブ本番で発表しながら進行するというところ!
大ちゃん以外、誰も、そう僕も、その16曲を知りません。
ただ、140曲から16曲を選ぶのは大変なので、事前に32の候補曲リストを僕が用意し、その中から選んでもらいました。
そのリストはこちら
そして、最終的に大ちゃんが選んだセットリストがこちらです:

setlist1.季節(新曲)
2.Ding-Dong(春)
3.ナイーヴ(春)
4.回想列車(春)
5.トマトスープ(春)
6.新しい日々(夏)
7.魚が跳ねても(夏)
8.教えない(夏)
9.FUN(夏)
10.Blue Moment Photography(ソロピアノ)
11.Grafton Street(秋)
12.パッセイジー(秋)
13.You Hear At Night(秋)
14.風の色(秋)
15.羽黒トンボ(冬)
16.花を飾ろう(冬)
17.C'EST LA VIE(冬)
18.はるばる(冬)

1.季節(新曲)
まずは今月の新曲。
今回、新曲をどこに持ってくるか悩みましたが、無事「季節」という曲が出来たので、今回のテーマの紹介がてら、一曲目が相応しいだろうと判断しました。
なので、この曲だけ、僕の意向を反映させてもらって一曲目に
まずは新曲で四季を意識してもらい、今回の趣旨をMCで説明し、2曲目以降、大ちゃんの発表を楽しんでもらいました!

 あなたは何を残してゆくのか
 優しく 音もなく 季節よ...


ちなみに、新曲を一曲目に歌ったのは今回が初でした。

さて、ここから大ちゃんの発表が始まります
今回はこちらの小道具を用意しました

blackboard選曲マグネット対応のブラックボードと曲タイトルを印刷し短冊型に切ったマグネット用紙です。
この短冊をブラックボードに貼り付けながら曲を発表していきます。

春41曲目の新曲と9曲目のソロピアノは確定ということで、その他の曲を順に発表していきます。
まずは「春」ですが、なんと大ちゃん、一挙に4曲を発表しました
面白かったのは、大ちゃんがどの曲を選ぶのかを、僕だけでなく、マンダラ2のスタッフの皆さんにも予想していただいていたので、大ちゃんが曲タイトルを発表するごとに、あちこちから「あー」というため息(ハズレたのでしょうw)が漏れ聞こえてくるのでした

P4190024さて、どの曲を演奏するかがわかったところで、僕はiPadに収めた歌詞の並べ替えをしなければならないわけですが、その間、大ちゃんが選曲理由等のMCをしてくれました。
一応、選曲の主たる基準は、大ちゃんが"個人的に好きな曲"ではあるものの、そうはいってもライブなので、やはり全体の流れや展開を考慮しながら選曲&曲順を決めてくれたようです。

2.Ding-Dong(春)
イントロこそ誰もが知ってる"キンコンカンコン"という鐘の音ですが、実はイントロ以外の色んな場面に、あのエッセンスをいい感じに散りばめているので、そこが聞き所!という弾き手自らの曲解説をいただきました!
そうなんです、この曲は、妙に子どもが好いてくれる傾向が強いのですが、その要因は、大ちゃんのあのアレンジのお陰だと僕は思っています
ちなみに、この曲、僕は予想していなかったので、当日リハでも現地リハでも、まったく合わせていないぶっつけ本番でした

3.ナイーヴ(春)
この曲もイントロのフレーズが繰り返し出てくるような工夫があります。

4.回想列車(春)
これはシンプルに大ちゃんが「電車好きだから」という理由だったり

5.トマトスープ(春)
この曲に限らずですが、基本1番と2番は同じコード進行ではあるものの、ピアノは違う動きをすることで見える景色を変えているところを楽しんでいただけたらと。

4曲続けての演奏、いずれもフレッシュに感じながら歌えて、とても良かったと思います

夏2続いては「夏」の発表ですが、ここで大ちゃん、トリッキーな演出を考えてくれました。
「夏」の1曲目と3曲目(全体の6と8曲目)はMCで発表するものの、2曲目と4曲目(全体の7と9)は、大ちゃんが弾くイントロでどの曲かを僕が判断し、それから歌詞を用意して臨むというもの
いやー面白い!スリル満点
もちろん、わずか数秒の間に準備して!というわけではなく、準備できるまで前奏を弾き続けてくれるので焦る必要はないのですが、イントロでこれから自分が歌う曲を知るというのは初めてなので、ほんとワクワクでした

6.新しい日々(夏)
これは僕が予想していた曲でもあったので、この曲が持つ世界観をしっかり描こうという気持ちで歌いました。
かなり良い出来だったのではないかと思います。

P41900477.魚が跳ねても(夏)
さあ、大ちゃんのイントロを待ちます。
この時、僕が覚悟していたのは、候補曲の中でピアノで始まる曲、"FUN"。
ここか、もしくは、9曲目のいずれか...
しかし、その他の曲については、まったく予想が付きませんでした。
で聞こえてきたのが...

ミ〜
ミ〜

まさか、まさかの「魚が跳ねても」のイントロ。
いつもは自分がギターで弾くイントロなので、『ピアノだとこう聞こえるのか...』と感心しながら準備...
このミドミフレーズを大ちゃんはAメロのバックでも弾いて、新しい景色を作ってくれてましたね。
予想していた曲ではあったのですが、ピアノ始まりじゃない曲なので、なくなったかと思っていただけに、驚きました。
これまたフレッシュに、気合い十分で歌いました。

P41900558.教えない(夏)
これは自分始まりの曲なのですが、僕はこの曲が選ばれていたことをすっかり忘れてしまっていたので、改めてリストで確認し、臨みました。
僕の「夏」予想は、この曲だけ外れだったのですが、選ばれて光栄でしたね。
この曲はちょっとリズム自体が独特で、またBメロが変拍子?で歌詞の詰め込み方も変わっているので、演奏する側と聴く側の印象がかなり違う曲なんじゃないかと僕は勝手に思っていますw
個人的には3番の

 世界は溢れている役には立たないもので
 意味を求め過ぎる都会

を歌った後に迫るようにのぼってくるピアノが大好きです
あそこは毎回ワクワクしますね

9.FUN(夏)
この曲は予想通りでした
キレキレのピアノに乗り遅れないよう頑張りました!
大ちゃんのアレンジ解説も面白かったですね。
密かに最近弾き方を変えていたということで、前奏のベースラインのフレーズをBメロにも適用できるよう音を探し編み込み、よりあのフレーズが曲全体を貫く感じに仕上げてくれていたようです(伝聞形w)
これら「夏」の選曲は、基本、「弾いてて楽しい曲たち」ということでした。
嬉しい限りです。

P419005910.Blue Moment Photography(ソロピアノ)
今回のライブテーマ「フォーシーズンズ」は、実は、曲のイメージではなく、曲を初披露した月に応じての分類だけに、季節というより、曲を思いついた場面や"瞬間"が本来のテーマなのではないか!?と解釈を拡げ、大ちゃんのオリジナル曲である"Blue Moment Photography"を弾いてくれました。
"Blue Moment"とは、黄昏の頃、光の屈折の関係で、一瞬、空が青白く見える滅多にない瞬間で、その現象が確認できるのは緯度が高いエリアで、日本ではなかなかお目にかかれないそうです。
昨年、大ちゃんはコロナ渦ということで、少人数編成の演奏機会が多く、一音一音に互いが敏感に反応しながら演奏し、予想外の展開が生まれたりするのが面白く、心地よいと感じる瞬間が多かったそうです。
そういった"瞬間"に対する想いやイメージを描いた曲ということで、軽やかな感じが新鮮で良かったですね。
激しい"FUN"の直後ということもあり、より軽快な印象が際立ったかと
自らの呼吸を整えながら、会場の空気も一変させる、またコンセプト的にもナイスチョイスだっと思います。

Grafton11.Grafton Street(秋)
「秋」の1曲目はこの曲で、2曲目はまたMCでは発表せず、大ちゃんのイントロで発表することに。
選曲理由としては、大ちゃん、この曲のリズムが好きなようです。
イントロのギターは頭を打つだけのシンプルなものですが、徐々にリズムの正体が判明してくる感じが面白いと思ってもらえたのかも?
2番のAメロのアレンジは大ちゃんのアイデアで、微妙にハネている感覚を出すと同時に、ちょっとモタレ気味のニュアンスが絶妙で、あれは楽譜で書かれていたとしても実際の演奏を聞かなければ意味合いが理解できないんじゃないかと思います(←楽譜読めないくせに語りよるw)
ちなみにこの曲を予想したのはPAの藤井さんだけでした。

12.パッセイジー(秋)
ピロンというピアノの3音で僕は即座にこの曲と分かりました!(当たり前)
この曲も、本来は僕のギターストロークから始まる曲だけに、完全に予想外の曲でした。
そう、この曲はスタッフも誰も予想していなかった唯一の曲でした。
しかしながら、大ちゃんのこの曲に対する評価はとても高く、数あるオリジナル曲の中で異彩を放つ一曲!と。
また、音的に良い感じというだけでなく歌詞についての評価も高かったことを知り、嬉しい限りでした
もしもタイトルが「アーノルド」だったらアーノルドしか浮かばないけど、「パッセイジー」であることでパリが浮かぶという解説も、新しい"気付き"をいただきました!

you hear13.You Hear At Night(秋)
続いて大ちゃんがMCで発表したのはこの曲。
「最初に聴いた時、何が何だかわかんなかった」と大ちゃん
4拍子が8分の7に変わったりと、わけわかんなくて初めて聴いた時、かなり当惑したものの、その面白さが味わえるのは、最初の1回だけ!ということを考えると、聴く方から、その貴重な機会を奪うことにならないよう、最初はギターだけでその謎のリズムを味わってもらい、途中から全体の構成が理解できるようなアレンジを考えたのが面白かった、という解説が面白かった
なるほど!自分らが心地良いようにというだけでなく、聴く人のためのアレンジね!
目からウロコ

14.風の色(秋)
この曲もピアノイントロで発表
流石にこの曲が来ることは予想していました
しかし、「秋」で僕が当てたのはこの曲だけ
それにしても、この曲のために大ちゃんが作ってくれた前奏曲は本当に素晴らしい。
最初の1小節で、いや2拍だけで、ススキ野原の光景が目の前に浮かびます。

羽黒15.羽黒トンボ(冬)
いよいよ冬に入っていきます。
MCで発表したのは、この曲のみで、次の2曲はイントロ発表。
やり慣れた曲ですが、毎回、新しい描き方や発声にチャレンジしながら臨んでいます。
今回、良かったのではないかと

16.花を飾ろう(冬)
羽黒トンボが終わり、しばしの静寂の後、この曲のイントロが聴こえてきた時は、それだけで感動しました。
ライブも終盤に入り、喉もしっかり出来上がっていたので、いつもよりさらに余計な力が抜けた感じで歌えました。

冬217.C'EST LA VIE(冬)
この曲もピアノイントロで発表
しっとりな曲が2曲続いた後だけに、端切れの良いピアノイントロが映えましたね
自分のテンションもナチュラルに上がりました
ちなみに、視聴していたまっちゃんから「C'EST LA VIEやって!」というメッセージが飛んでいたようです
画面の向こうでコール&レスポンスをやってくれていたかと!

「冬なのに、バラエティに富んだというか、華やかな曲が...いや、冬だからこういった曲が生まれたのかな?」という大ちゃんの洞察が面白い

はるばる18.はるばる(冬)
最後の一曲は、2月の新曲で、またしても予想外の曲でしたね。
選曲理由としては、最近やった中で印象的だったというのと、最後に相応しいかな、ということでした。

P4190086いやー、それにしても楽しい企画でした!
自分だけでなく、スタッフの皆さんにも予想をしてもらったのが、良かったと思います。
それにしても、どうしてこんなに面白かったのか...
32曲の候補から自分が好きな曲を選ぶのは、何も面白くないでしょう。
しかし、今回は大ちゃんが何を選ぶかを予想するわけなので、普段の大ちゃんの弾きっぷりを自分自身がどのくらい理解しているかが試されているような感覚があり、面白かったのではないかと。
スタッフの皆さん、当たれば「ほらごらん!」と胸を張り、ハズレると、信じられないくらいガックリしていました
また、季節ごとというのも良かったようです。
「春」はダメだったけど、次の「夏」は!と気持ちを切り替えて発表を待つことが出来たようです。
myyosou今回、何の懸賞もなかったのにあれだけ盛り上がったということは、6月のレコ発ライブでは何かしら商品を用意し、発表の仕方等を工夫して、盛り上げられたらな、と思います。
はて、何を予想してもらうのが良いかな...
ちなみに、こちらが今回の僕の予想で16曲中8曲正解でした→

ということで、「フォーシーズンズ」(四季)最初から最後まであっという間で、楽しくパフォーマンスさせていただきました。
ご視聴いただいた皆様、スタッフの皆様、大ちゃん、ありがとうございました!
来月の配信ライブは17日です。
後日、テーマを発表させていただきます!

ちなみに、今回のライブ、今夜23:59まで視聴できます!
まだの方、お急ぎください
■販売ページはこちら(イープラス)

waits2 at 14:57コメント(0) 

2022年04月20日

昨日のライブテーマ「フォーシーズンズ(四季)」は、いわば「季節しばりのベスト16by大ちゃん」といった感じになっていたので、どの16曲が選ばれるのか、僕だけでなくマン2スタッフの皆さんも一緒に予想して楽しみました。
かるーい気持ちでお願いしたのですが、意外や意外、大ちゃんが発表する度に、スタッフの皆さんは仕事を忘れ(?w)、どよめいていました
ということで、皆さんの予想と結果を表にしてみました。

listof

赤字が大ちゃんが選んだ曲。
Tは自分で、8曲ビンゴで確率はちょうど5割。
スタッフさんの中で最も正解率が高かったのは、10曲ビンゴのN=店長!
これはもうお見事!ですね
しかも店長は開演前に回答を提出してもらっていたので、手元にリストはなかったにもかかわらず、自分がどれを選んだか全部覚えていたようで、大ちゃんの発表に一喜一憂していたようです
他のスタッフの皆さんは、16曲中それぞれ、F=6, K=9, Y=8という結果で、最も少なかったFさんはいつもPAを担当してくださっている藤井さん
ある意味、最も曲を理解しているのに!と笑いを掻っ攫いました。(ちなみにMは妻)

それではここで、この表を見ながらいくつか考察を:
P4190022◎全員が予想した曲はあった?
いいえ、全員が予想した曲はなくて、最多は5人予想の曲は6曲:
「歌が聴こえる」、"FUN"、「魚が跳ねても」、「風の色」、"C'EST LA VIE"、「花を飾ろう」
これら5曲の内、4曲はビンゴでしたが、「歌が聴こえる」だけ選ばれませんでした。
これは僕の推測ですが、現地リハで「歌が聴こえる」を演奏したのですが、これがやたらカッコよかったんですよ
なので、皆さん「これ、やるぞ!」と思ったのではないかと思います

◎誰も予想しなかった曲はあった?
1曲だけありました。
「パッセイジー」
誰も予想していなかったのに、しっかり16入りしていました!
最も意外だった曲ということになりますが、ライブMCで、大ちゃんがその魅力を最も語ってくれたのはこの「パッセイジー」でした

P4190034◎一人だけ予想してビンゴだった曲はある?
「トマトスープ」と"Grafton Street"の2曲。
これは気持ち良かったようです

◎意図的?偶然?
演奏回数にご注目ください。
各季節で最も演奏回数が少ない「回想列車」「教えない」「風の色」「はるばる」の4曲すべてが選ばれていました。
意図的なのか、たまたまなのかは大ちゃんのみぞ知るところ

それにしても、この企画、思いの外、盛り上がりました。
直前までどの曲を演奏するのかわからないというのは、スリリングなだけでなく、とても新鮮な気持ちで曲と向き合うことができました。
また、曲の発表の仕方も、大ちゃんが色々と工夫をしてくれて、本当の直前に、いや、直前どころか、イントロクイズみたく、大ちゃんのイントロで曲を判断して始める曲もあったりと、とても楽しませてもらいました。
だからでしょうか、演奏も歌も、ここ最近の中で、最も良い感じだったんじゃないかと思います

まだまだ視聴できますので、是非!
■販売ページはこちら(イープラス)

公演期間:2022/04/19(火)〜2022/04/25(月)

アンケートはこちら

waits2 at 20:37コメント(0) 

2022年04月19日

setlist本日の配信ライブをご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
滅茶苦茶楽しいライブになりました
本日のセットリストは、こちら→
僕だけでなく、マンダラ2のスタッフの皆さんも大ちゃんが選ぶ16曲予想に参加してくださり、想像以上に盛り上がりました
皆さんの予想の正答率等については、近日中に紹介したいと思います!
ご視聴くださいました皆様、マン2スタッフの皆様、そして、大ちゃん!ありがとうございました!!

取り急ぎの感謝&ご連絡ということでm(_ _)m

waits2 at 23:55コメント(0) 

2022年04月04日

今年2月のライブテーマは、「ヒーローズ」でした。
自分にとってのヒーロー&ヒロインを紹介し、彼ら彼女らにつながる曲を歌うというもの。
そのヒーローたちの中に、「赤毛のアン」が入っていたのですが、つながる曲として、アイルランドのバスカー"Allie Sharlock"ちゃんに感銘を受けて書いた"Grafton Street"という曲を歌いました。
主人公が"元気ハツラツな女の子"という弱めのつながりでしたが、先日、妻がこちらの記事を見つけ、教えてくれました。

『大学卒業式「心に響く学長の挨拶」はコレ!』
という記事の中で、京都大学の湊長博総長は、新たな旅立ちへのワクワク感を次のように表現していました:
********
「100年以上前に発表されたカナダのモンゴメリー夫人による小説『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーの言葉を送っておきたいと思います。
『I love bended roads. You never know what may be around the next bend in the roads.』
私は曲がり角のある道が大好きだ。次の角を曲がったら、一体どんな景色なのか、どんな人と出会いどんな出来事が待っているのか、わくわくする、といったところでしょう」....
********

GraftonStreet20201026"Grafton Street"という曲の中には、次のようなフレーズが出てきます:

 ほら 聴こえてくる
 あの角の向こうから


さらに


 さあ 踊るようなステップで曲がれあの角を


もちろん、上記のアンの発言を覚えていて作ったわけではありませんが、おそらく、"曲がり角の向こうにワクワクがある"という感覚は、アンの感性を引き継いだものではないかと推測されます
それほど弱いつながりではなかったかと

さて、今月19日(火)のライブテーマは、「フォーシーズンズ」(四季)です。
どういった趣向のものかは、後日、こちらで発表しますので、お楽しみに!

waits2 at 14:50コメント(0) 

2022年03月21日

先週の「春のスペシャルライブ」の「エピソードトーク」コーナーで、又吉くんが話してくれた映画"WAVES"を観た。
wavesnoAmazon のPrime Videoを検索してみたところ、嬉しいことにヒット
序盤....重かった。
どんどんどんどん重くなっていくので、胸が締め付けられたが、途中、主人公が入れ替わってから(兄→妹)、少しずつ好転&再生していく
演出がかなり個性的だった。
シーンの切り替えの音楽や暗転が、微妙に長かったり、タイミング的に急だったり、しかしそういった工夫が観る者をしっかりと物語へと引き込んでいた。
映画鑑賞後、又吉くんのエピソードトーク&"pray"を聴くという、贅沢な楽しみ方をさせてもらった。
そうそう、主人公たちの父親、どこかで見た覚えがあったのだが、"This is US"のランダル役の俳優スターリング・K・ブラウンだった!この父親の性格が少しランダルに似ていることからのキャスティングだったに違いないと推測


waits2 at 22:13コメント(0) 

2022年03月18日

3月14日(月)に吉祥寺Manda-la2にて開催した「春のスペシャルライブ」をご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
お陰様でとても楽しい「宴」となりました!

セットリスト:
P31400681. Piano Man(T&Y/cover)
2. スランチェ(T)
3. いちゃりばちょーでー(T)
4. beautiful(Y)
5. spark(Y)
6. 酔いどれ男(T)
7. spirits(Y)
8. 回想列車(T/新曲)
9. フワリ(T/エピソード1)
10. pray(Y/エピソード2)
11. Carnaval(D/エピソード3)
P314005012. prism(Y)
13. LIMELIGHT(T&Y)
14. once(T&Y)
15. 春(T&Y)
16. Imagine(T&Y/Cover)

3月恒例の春のスペシャルライブということで、僕と大ちゃん、又吉くんの3人で「宴」(Utage)をテーマに、軽くお酒をいただきながら、楽しいライブをさせていただきました。
開演前からグラスを傾け、いつもとは違うレイアウトで臨んだ様子については、こちらで紹介しました。
配信ライブならではのカメラアングルが楽しんでいただけたのではないかと思います。
色々と工夫してくださったMan2スタッフの皆さん、感謝、感謝です

それでは恒例のセルフレポートを

1. Piano Man(T&Y/cover)
harpテーマが「宴」ということで、一曲目はこの曲から始めました。
酒場に集った様々な人々をピアノマンが音楽でもてなす楽しげな様子を描いたビリー・ジョエルの名曲。
良い感じだったのではないかと思います。
僕と又吉くんが交互でボーカルをとるので、カメラのスイッチング、大変だったと思いますが、ハンディカメラを含め、楽しげな雰囲気を伝えてくれていました。
自分も久しぶりにブルースハープを吹きました。

2. スランチェ(T)
P3140063改めて「スランチェ」とはゲール語で、意味は「乾杯」
カメラの向こう側の皆さんと一緒に乾杯をした後、スタート。
一番は又吉くんにお願いしました。
いい気分で酔がまわってくれました。

 はじめましての代わりに
 乾杯しよう スランチェ


3. いちゃりばちょーでー(T)
一応、今回はお酒につながる曲たちでセットリストを組んだわけですが、この曲は歌詞的にはお酒のフレイバーはありません。
しかし、「宴」を楽しむのがとっても上手なイメージがある沖縄に敬意を払い沖縄テイストのあるこの曲で楽しませてもらいました。

4. beautiful(Y)
P3140076
 それなりに働いて
 おざなりに酒を飲む

というフレーズがあることからのリストイン。
又吉くん、いい感じでしたね。
やはり、ガソリンが入ると沖縄の血が騒ぐのでしょう

5. spark(Y)

 Everywhere dance with me, baby

踊りましょう!ということで、僕と大ちゃんも加わって3人で楽しませてもらいました。

6. 酔いどれ男(T)
P3140156「スランチェ」から"spark"までMCを挟まず一気に、そして、この「酔いどれ男」から新曲の「回想列車」まで一気に演奏しました。

 酔いどれ男が今宵も独り
 片隅の小さなテーブルで
 月を肴に飲んでいる
 木の葉の影を浴びて


7. spirits(Y)

 教えてあげる魔法のSpirits
 ここじゃ誰もが主役になれるのさ

spiritは、日本語では「精神」の意味で使われることが多いですが、「お酒」という意味もあります。
意外にも、お酒にまつわる曲が多いですね、又吉くん。
もしかすると、飲みながら曲を書くことが多いのかもしれませんね

8. 回想列車(T/新曲)
回想列車今月の新曲です。
「かいそうれっしゃ」と聞くと「回送」という文字が思い浮かぶと思いますが、「回想」です。

 回想列車に乗り込んだ
 最後尾にはいつもの車掌さん
 窓の外 流れる月日
 ほろ酔い気分で揺られて行こう

次の駅では懐かしい面々が乗り込んで来るのですが...さて、『この列車、どこへ向かうのだろう?』とぼんやり考えていた頃、NHK BSプレミアムの『アナザーストーリーズ』で「ジョン・レノン そして“イマジン”は名曲になった」が放送され、その番組で"Lennon Wall"の存在を初めて知りました。
レノンファンを自負していた自分ですが、恥ずかしい限りです。
"Lennon Wall"とは、プラハのフランス大使館前にある壁で、ジョンが殺された後、誰かがジョンの絵と歌詞を落書きをしたのが始まりで、どんどん壁は落書きで埋め尽くされ、やがて自由化の象徴のような存在になったそうです。くわしくはこちらを。
実は、番組が放送される二日前に大ちゃんと又吉くんに、セットリストの最後に"Imagine"を演奏することを提案し、快諾してもらっていたので、まるでそのご褒美のようなタイミングでした。
となると、回想列車が向かう場所はプラハ!?と思われるかもしれませんが、そうではありませんでした。
いつか実際に聴いてください

ということで、ここまで駆け足でやって来ました
次は、初の試み「エピソードトーク」コーナーです。
各自2つずつエピソードとそれにまつわる曲を用意し、どの順番でどのエピソードを話すかは、サイコロの目で決めるというもの。
ただし、時間の都合上、話すのは各自1つのみ。
つまり、1つはボツです
menuエピソードタイトルは次の6つ:
1.PAY IT FORWARD(TATSUYA)
2.THE TUNNEL OF LOVE(TATSUYA)
3.あれから7年(DAISUKE)
4.あれから1年(DAISUKE)
5.WAVES(YASUTO)
6.孤高(YASUTO)
もちろん、本人以外、エピソードの内容とどの曲を演奏するかは知りません。

9. フワリ(T/エピソード1)
saikoroまず最初に僕がサイコロを振りました。
出た目は1。
エピソードタイトルは、"Pay It Forward"。
実はこれ米国映画の原題で、邦題は「ペイフォーワード」。
上京してから一年後、大学一年が終わった春、僕は寝袋1つを背負ってバイクで四国一周をする旅に出かけました。
徳島から南下した初日の夜、室戸岬で出会った若者二人と満天の星空の下で開いた宴のお話をしました。
映画"Pay It Forward"は、「自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡す」というお話ですが、これとほぼ同じことを映画より16年も前に室戸岬で体験したというお話。
先月の「ヒーローズ」で「フワリ」を歌った時に話せなかったエピソードを披露し、「フワリ」を歌いました。
今回は又吉くんのコーラスありで

10. pray(Y/エピソード2)
P3140184大ちゃんが振ったサイコロの目は、5。
これは又吉くんが用意した"WAVES"というエピソードです。
偶然にも、"WAVES"も映画のタイトルでした。
ミュージカルともちょっと違う、しかし音楽を全面フィーチャーした映画で、ストーリーもとても良く、"pray"を作る上で大きなきっかけとなった作品ということでした。
お話を聞いた後に聴いた"pray"は、やはり味わい深かったですね。

11. Carnaval(D/エピソード3)
又吉くんが振ったサイコロの目は、3。
3回目なので、既に話した僕と又吉くんの目が出る可能性が高いと思っていましたが、大ちゃんの目が一発で出ましたね
P3140111エピソードタイトルは、「あれから7年」。
7年前ということは、2015年。
2015年というと、僕の場合、黒田のカープ復帰ですが、大ちゃんの2015年は、"Voyaging"というアルバムをリリースした年で、Daisuke Takeuchi Trio名義の作品はこれ以来リリースしていないそうです。
これにはちょっと僕も驚きました。
次々リリースしてきた印象でしたが、Tri4thがメインだったか...。
"Carnaval"は、"Voyaging"の9曲目に収録されている曲。
大ちゃんいわく、"アカデミックなアプローチで作った曲"ということで、それを知った上で聴くと、これまた各音の意味が違って響いて面白かった
もちろん、楽曲の楽しみ方は、人それぞれで良いわけですが、バックグラウンドを知って聴くとやはり広がり&深みがありますね。

初の「エピソードトーク」、皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
ボツになったエピソードも楽曲も用意してくれたお二人に感謝

12. prism(Y)
P3140099ここからは3人での演奏。
駆け抜けましたね。
僕らはただ演奏するだけでしたがが、後で映像を観たところ、カメラのスイッチングが躍動的で、わずか4台とは思えない印象の映像にしてくれていました。

13. LIMELIGHT(T&Y)
この曲も駆け抜け系。
ハンディカメラは1台だけなのに、本当に頑張ってくれていました。

14. once(T&Y)
P3140119僕と又吉くんで輪唱するこの曲ですが、PAとスイッチングを担当する藤井さんが曲の展開を完全に把握しているのはとても大きいです。
場面場面で、先回りしてスイッチングしてくれていました。
感謝&感謝

15. 春(T&Y)
この日の又吉くん、絶好調でしたね。
この曲だけでなく、全曲良かったです
この曲の前の最後のMCで、次がこの日最後の曲として演奏を始めました。
なので、エンディングもそれっぽい雰囲気になっていたと思います。
ところがどっこい、まだ終わりません...

16. Imagine(T&Y/Cover)
P3140089又吉くんのアカペラで始めました。
2回目のAメロの前にピアノの前奏を入れるというアレンジも、良かったと思います
世界がこんなことになっているだけに、この曲は染みましたね。
僕らが出来ることといえば、このくらいのことですが、「想い」には力があると僕は信じています。
それこそ、物理的な力があると。

以上16曲、エピソードトークのため、いつもより少ない曲数でしたがが、とても楽しい宴になりました。
無観客配信ライブだからこそ可能な、互いに向き合って演奏するレイアウトの提案をしていただき、Manda-la2スタッフの皆様には、心から感謝申し上げます
また、エピソードトークを用意してくれた大ちゃん、又吉くんに、感謝&感謝です。
まだまだ先が見えない日々は続きそうですが、負けません
来月もしっかり歌います

まだこのライブは視聴できます!
once〜春のスペシャルライブ2022〜0314
是非!!
こちらより
視聴できるのは、
〜2022/3/20(日)23:59
までです!
お早めに

waits2 at 23:39コメント(0) 

2022年03月16日

3月14日(月)に開催した「春のスペシャルライブ」は、いつもとちょっと違う趣向で行いました。
まずは、オープニング。

openingslante3

P3140050テーマが「宴」(Utage)ということで、客席の中央にテーブルを用意してもらい、開演10分くらいから宴をスタート

そして、最も大きな違いは、ステージレイアウト。
通常は3人ともステージの上に立ちますが、今回はステージの上はピアノだけで、僕と又吉くんは、ステージを降りた客席の上手と下手で、3人が互いに向き合う形で立ちました。

layoutmenuyo

もう一つは、「エピソードドーク」。
「すべらない話」みたく、サイコロを振って出た目のエピソードを話し、それにまつわる曲を歌うという企画。
一人2つずつエピソード(曲)を用意しましたが、実際に話す(演奏する)のは、1つだけなので、1つはボツということになります
サイコロこれまで話したことがないエピソードをたっぷり話してからの演奏なので、この3曲だけで30分くらい時間を使うことに
写真のようなメニューとサイコロキャラメルを用意
サイコロを振る時は、ハンディカメラがしっかりアップで撮ってくれました。
感謝
harpオープニングで映っていたブルースハープは飾りではありません。
一曲目の"Piano Man"で、久しぶりに吹きました。

once〜春のスペシャルライブ2022〜0314
まだまだ視聴できますので、是非!!
こちらより

waits2 at 23:58コメント(0) 

2022年03月14日

「春のスペシャルライブ」@Manda-la2をご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
こちらが、本日のセットリスト:
IMG_85661. Piano Man(cover)
2. スランチェ
3. いちゃりばちょーでー
4. beautiful
5. spark
6. 酔いどれ男
7. spirits
8. 回想列車(新曲)
9. フワリ(エピソード1)
10. pray(エピソード2)
11. Carnaval(エピソード3)
12. prism
13. LIMELIGHT
14. once
15. 春
16. Imagine(Cover)

ライブ終了時にアンケート内のセットリストを用意するつもりでしたが、遅れてしまいましたm(_ _)m
準備が整いましたので、こちらより是非、ご協力、お願いします!

once〜春のスペシャルライブ2022〜0314
まだまだ視聴できますので、是非!!
こちらより

waits2 at 23:25コメント(0) 

2022年03月04日

大変長らくお待たせしました!

P2210108先月21日(月)に開催したマンスリーワンマン配信ライブ@吉祥寺Manda-la2のセリフレポートをアップしたいと思います

1. スーパーヒーロー
2. はるばる
3. 教えない
4. アホウドリ
5. Favorite
6. マイノリティ
7. 歌が聴こえる
8. Bud Powell(Solo Piano)
P22100909. Working Class Hero(Cover)
10. Ding-Dong
11. Grafton Street
12. スランチェ
13. フワリ
14. Heart of Gold
15. 風の色
16. 抱きしめる人(新曲)
17. ワスレンサンナ

IMG_7934今回のテーマは「ヒーローズ」。
自分にとってのヒーロー、ヒロインたちを紹介しながら、彼、彼女らにつながるオリジナル曲を歌いました
今回は、右図のようなリストを用意→
左に並んだ「スポーツ」「ドラマ」「漫画」「音楽」「小説」「作家」「偉人」「名もなき」は、ヒーローズを分類した8つのジャンル。
シールの下には、各ジャンルのヒーローズの名前と彼、彼女らにつながる曲のタイトルを隠しています。
曲間のMCで、大ちゃんにシールをはがしてもらいながら、各ヒーローについての説明をしました。
大ちゃんは演奏する曲順は知っていますが、各曲が誰(どのヒーロー)につながるものかは知りません。視聴者の皆さんと共に「へ〜、なるほど」と反応してもらいながら進行してもらおうという趣向
後半は、みのもんたばりにはがすのが上手になっていました
ご足労に感謝&感謝


01スーパーヒーロー1. スーパーヒーロー(スポーツ/衣笠祥雄)
ヒーローといえば、やはりこの方、鉄人衣笠祥雄
まずはこの曲で"少年スピリット"に戻らせてもらいました!

2. はるばる(スポーツ/ゼッケン67)
僕と同世代の方ならご存知の方も多いのではないかと思います"ゼッケン67"
舞台は1964年の東京五輪。
陸上男子1万メートル決勝でぶっちぎりのビリでゴールしたセイロン(現スリランカ)代表のカルナナンダ選手のエピソードを紹介しました。
小学4年の国語の教科書に載っていたお話で、「何着だろうと関係ない、最後まで走り切ることの大切さ、美しさ」を学びました。
ライブの2日くらい前に、『子どもの頃に感動した人...いたんだがなぁ...誰だっけ....あ!!』と思い出しリストイン!
1月の新曲だったこの「はるばる」は、『何があっても最後まで諦めない』というメッセージが込められた曲でしたが、何のことはない、"ゼッケン67"で教わったことでしたね。
今、何気なくググったところ、なんと、全文が載っているサイトがありました。
こちらの18-19ページにありますので、お時間のある時に、是非!

P22100423. 教えない(スポーツ/羽生結弦)
この曲は、

 報われないかもしれないのに
 あいつはいつでも走ってる

というフレーズから始まります。
当初、羽生結弦選手は候補に入っていなかったのですが、北京五輪のフリー演技の後、「報われない努力だったかもしれないですけど...」という発言を連発していたので(単に何度も放送していだけだと思いますが)、急遽のリストイン
本人は自分と戦っていただけかもしれませんが、多くの人をワクワクさせてくれましたね!
ちなみに、1番の歌詞の続き、

 知らぬ間に刷り込まれた
 限界との戦いの日々の向こう側
 誰かが叫んでいる

4Aと格闘していた羽生くんとつながっています。これは偶然

4. アホウドリ(ドラマ/サンダーバード)
"サンダーバード"はたしか「国際救助隊」という名称を持っていたはずですが、国連のような公のものではなく、モノ好きな家族が勝手に頑張っているという設定に驚いた記憶があります。
数ある乗り物の中で、一番人気はやはりサンダーバード2号
理由は、コクピットへの乗り込み方が無意味にカッコよかったのと、発射台へ向かう時、一斉にヤシの木が倒れたりするのにワクワクしたからではないかと。
P2210022それにしても、製作者たちは、あれらのシーンを見て、世界中の子どもらがどんなにワクワクしていたか、知っていたのでしょうか?
勝手な想像ですが、別に彼らは子どもらを喜ばせようとしていたのではなく、純粋に自分たちがワクワクすることを作っていたのではないかと
鳥(バード)という超希薄なつながりで「アホウドリ」を選曲
でも、サンダーバードの基地のどこかにアホウドリが生息していそうな気もします
ちなみにこの大ちゃんの写真は、ピアノの向こう側にあるカメラに向かって、先のリストを見せながらシールをはがしてくれているところです(写っていませんが)

5. Favorite(ドラマ/ウルトラマン, 仮面ライダー)
子どもにとってのヒーローといえば、やはりこの2大巨頭でしょう。
怪獣、戦隊、今はナチュラルに存在していますが、何なんでしょうねw
ちなみに、5つの母音の内、「あ!」「うっ」「えー!?」「おー!」の4つはちゃんと日本語として意味や使用する場面が存在しますが、唯一日本語として使われていない「イー」に目をつけたのでしょう、ショッカーたちは、常に「イー!イー!」と言ってましたね。
実を言うと、自分の島では、「いー」もしっかりした使用場面があり、日々、かなりの頻度で使っていました。
もう一つちなみに、「あな」も使っていました。(古文の「あな」とは異なる意味で
恥ずかしながら、この曲とのつながりは「変身」です

 変わり続けるeveryday
 昔の歌の意味さえも


06マイノリティ6. マイノリティ(ドラマ/刑事コロンボ)
テレビドラマの主人公といえば、見た目がかっこよくて、爽やかで、何でもスマートにこなす人物ですが、コロンボはそれまでの主人公たちとは全くタイプが違うヒーローでした。
見た目はスマートとは程遠く、どんくさくて、しばしば犯人に馬鹿にされたりするのですが、とぼけた雰囲気で「家のカミさんがねぇ」とか言いながら自分のペースに巻き込んでいき、最後は怒涛の推理で犯人を圧倒するという新しいヒーローを見せてくれました。
面白かった。
ところで、皆さんは『ベルリン天使の詩』という映画をご存知でしょうか?
1987年公開のフランスとドイツの共同作品で、コロンボを演じていたピーター・フォークが出演しているのですが、なんとピーター・フォーク役で出演しているのです!
そのピーター・フォークはどんな人物かというと、人間だけど、実はかつて天使だったという人物です
なるほど、刑事コロンボがあんなに魅力的だったのは、元天使だったからか、となんとなく納得するような粋な設定ですね。
機会があったら是非、観てみてください、良い作品ですよ

 天使みたいに軽やかに


7. 歌が聴こえる(漫画/ブラックジャック)
漫画界からの唯一のリストインは、ブラックジャックです!
自分が小学5年生くらいの頃、少年チャンピオンで手塚治虫の「ブラックジャック」の連載が始まりました。
明らかに他の漫画とは異なるテイスト、面白さを味わっていたのを覚えています。
この作品と巡り合ったのが絶妙の年齢だったのかもしれないですね。
天才外科医ということで、入院患者が主人公のこの歌とつなげました

8. Bud Powell(Solo Piano/音楽/チック・コリア)
P2210057大ちゃんのソロ・ピアノコーナー。
数あるヒーローの中から大ちゃんが選んだのは、チック・コリア。
そしてこの曲は、チック・コリアが憧れていたBud Powellの曲、ではなく、チック・コリアが憧れていたBud Powellに捧げた"Bud Powell"という曲だそうです。
いやー、とっても軽快で、気持ちの良い演奏でしたねぇ
もちろん曲が良いというのもあるのでしょうが、とにかく演奏のノリが良くて、次の曲にスタンバっていた僕ですが、こっそり踊ってました
大ちゃん自身、文字通り"音"で"楽"しんでましたね

9. Working Class Hero(Cover/音楽/John Lennon)
09Working Class Hero僕の音楽代表は、やはりJohn Lennon
Johnの曲で"ヒーロー"といえば、この曲になるかと。
この前の大ちゃんの"Bud Powell"がノリノリだっただけに、スナフキンばりのマイナー前奏との落差たるや
テーマを大ちゃんに伝える時、大抵の場合、やりたいカバー曲も一緒に伝えるのですが、今回は伝えませんでした。
というのも、この曲をやりたいのですが、ピアノと一緒にやりたい!という願望が生まれたからです。
この曲をご存知の方は、『ギター一本弾き語りの代表のような超シンプルなこの曲に、ピアノ!?』と思われるかと。
おっしゃる通り。
なので、大ちゃんにお願いする時、オリジナル音源へのリンクと、自分がアレンジして歌った音源の両方を提供しました。
大ちゃんもオリジナルを聞いた瞬間、「これ、ピアノ要らないじゃん!」と思ったそうですが、僕の音源を聞くと、「あ、なるほど、ああ弾いて欲しいのね」と、これまた瞬時に理解してくれたようで、完璧なアプローチを披露してくれました
ピアノありの"Working Class Hero"なんて、僕は聴いたことありませんが、とても良かったと思います。
原曲をご存知の方は特に共感していただけたかと!

10. Ding-Dong(小説/シャーロック・ホームズ)
10Ding-Dongシャーロック・ホームズといえば、英国の推理小説作家コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズシリーズ」の主人公。
見事な推理で次々と難問を解決していくホームズは、これまた新たなヒーローでした。
バラバラに点在するヒントを注意深くつなげていくと犯人にたどり着く推理小説は、明快さを好む小学生には気持ちが良かったのでしょう。
そうか、コロンボの前は、ホームズだったかぁ。
ロンドンつながりでDing-Dongを歌いましたが、今回はいつものビッグベンとは異なるこちらの画像をインポーズしてもらいました。
2008年に英国を旅した時に立ち寄ったベイカー街(ホームズが住んでいたアパートの住所)にあるベイカー・ストリート駅の通路に描かれていたホームズのイラストです!

11GraftonStreet11. Grafton Street(小説/赤毛のアン)
自分が『赤毛のアン』を読んだのは高校生の時だったので、アンの感性はとても新鮮に感じました。
今、NHKのBSプレミアムで『アンという名の少女3』というドラマが放送されていますが、かなり原作を脚色しているので面白みは少し異なるものの、アンを演じている女優がとても上手なので、楽しく観させてもらっています。
アンの魅力は、彼女の目を通して見える世界。
捉え方、受け取り方一つで、世界は変わります。
ヒロインということで、アイルランドの大道芸人の聖地グラフトンストリートで13歳から歌い始めた女性シンガー"アリー・シャーロック"ちゃんのことを歌ったこの曲を歌いました。

12. スランチェ(作家/司馬遼太郎)
作家の候補は他にも多数いたのですが、大好きではあってもヒーローとはちょっと違うかなぁと、何人もボツになったのが残念です
司馬遼太郎さんといえば『竜馬がゆく』のような歴史小説が有名ですが、紀行文も結構書いていて、その中の『アイルランド紀行』の影響を多分に受け、僕は英国やアイルランドへ旅することになりました。
そのお陰でこの曲が書けたわけなので、司馬さんはやはりヒーローであり、恩人でもあります。

14フワリ13. フワリ(偉人/坂本龍馬)
歴史上の偉人となると、やはり坂本龍馬ですね。
作家と偉人とジャンルは異なるものの、司馬さんの次に竜馬と続けられたのが密かに嬉しかった
僕が『竜馬がゆく』を読んだのは18歳の頃だったかな。
「生まれてきたからにはこのくらい自由奔放に生きんと!」と思ったものです。

 世界を救うヒーローになりたいわけじゃない
 誰よりも面白いことやりたいだけ

というフレーズで始まるこの曲。
竜馬っぽさが感じられるのは、偶然ではなく、常に念頭にあるからだと思います。

14. Heart of Gold(偉人/モハメッド・アリ)
ヘビー級チャンピオンであるモハメッド・アリに捧げた曲なので、当初、スポーツにカテゴライズしていました。
ただ、よくよく考えてみると、僕が彼を尊敬しているのは、ボクサーとしてというより、リング以外での彼の戦い振りであるというところから、「偉人」カテゴリーに入れさせてもらいました

15風の色15. 風の色(名もなき/バイクの青年)
"バイクの青年"?誰?仮面ライダーもどき?
「名もなき」ヒーローとは、世間的にはまったく有名ではないものの実在するというカテゴリー。
バイクの青年とは、僕が小学生の時、一緒に遊んでいた従兄弟が流血を伴う大きな怪我をして倒れたところに、偶然バイクで通りがかった青年で、バイクを投げ飛ばすかのようにして止まったかと思うと、すぐさま倒れていた従兄弟の元に駆け寄り、これまた偶然通りがかったタクシーを呼び止め、病院へと運んで行ったヒーローです。
島なので、流しで走っているタクシーなんかありません。
なのにあの時、偶然青年(島の方ではありませんでした)が登場し、一仕事終えて戻ろうとしていたタクシーがこれまた偶然通りかかり、ものの2分くらいの間に、映画よりも劇的なミラクルが起こるところを僕は目撃しました。
『あんな大人になりたい』と思わせてくれたあの青年は、本物のヒーローでした。
風のように現れ、風のように去っていった、ということで、「風の色」を歌わせてもらいました。

16抱きしめる人16. 抱きしめる人(新曲/名もなき/ヒロイン)
今回の新曲。
「名もなき」に分類しましたが、この曲の主人公のモデルは、無名ではない有名な悲劇のヒロインです。
冬季北京五輪で悲劇のヒロインとなった選手たちへ捧げる曲になりました。
五輪が終わっても、物語は続きます。
どんなに輝かしい栄光も、どん底の悲劇も、「これから」にとっては単なるプロローグでしかありません

17. ワスレンサンナ(名もなき/あなた)
"ワスレンサンナ"とは広島弁で、標準語で言うところの「忘れないで」。
2012年1月が初披露の曲なので、10年前の曲ですね。
17ワスレンサンナさだまさしは『主人公』という曲で

 自分の人生の中では
 誰もがみな主人公

と歌っていますが、
僕はこの『ワスレンサンナ』で

 ワスレンサンナ ワスレンサンナ...
 あの日初めて一人で 観た映画を
 あなたの中に眠る数えきれないストーリー
 あなたは あなたの ヒーローなんです

と歌っています。
ま、ストレートに、そういうことです

IMG_7949以上17曲、楽しく歌わせてもらいました。
自分が好きなヒーローたちの話をした後に歌うからか、ワクワクしながら歌えました。
全曲、なんと言うか、清い心で臨むことができたと思います。
強引なつながりの曲もありましたが、ま、テーマはあくまで選曲のアイデアなので、その辺はご容赦を
ちょっと強引なつながりだとしても、演奏前に普段とはちょっと異なる気持ちで臨むと、曲の調べも、手応えも、意味さえも異なって響いてくるので、とても面白いのです。
面白いと感じているのが演奏する自分たちだけでなく、視聴者の皆さんやマン2のスタッフの皆さんもそうであったなら幸いです。
オンタイムで、あるいはアーカイブでご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!!

来月、ではなく、今月14日は又吉くんが加わっての春のスペシャルライブです。
今月のテーマ等、またこちらでアナウンスさせていただきますので、よろしくお願いします!
See you then!


waits2 at 23:59コメント(0) 

2022年02月22日

昨夜は、こんな小道具を用意した

IMG_7934昨夜のライブテーマは「ヒーローズ」ということで、自分にとってのヒーロー&ヒロインを紹介しながら、彼らとつながる曲たちで、セットリストを組みました。
当たり前ですが、大ちゃんはどの曲を演奏するかは知っています。
が、その曲たちが、誰(ヒーロー&ヒロイン)につながっての選曲かは知りません。
そこで、ヒーローズを8つのジャンルに分類し、ヒーローズの名前と曲タイトルをシールで隠したリスト(写真)を大ちゃんに預け、曲間のMC時にみのもんたのごとくシールを剥がし、「なるほど!」、「誰?!」、「これ、強引過ぎません?!」といった反応をしてもらいながらステージを進行していきました

最終的にはこのようになるわけです↓

IMG_7949「ゼッケン67」、「バイクの青年」、「ヒロイン」は説明が必要ですが、僕と同世代なら「ゼッケン67」は知っている方も多いかと。
配信ならではの演出(というほどのものではありませんが)で楽しみました。

waits2 at 23:51コメント(0) 

2022年02月21日

本日のTatsuyaマンスリーワンマン配信ライブをご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!!
テーマが「ヒーローズ」ということで、カバー曲はジョン・レノンの"Working Class Hero"を歌いました。
with Pianoで!
ぶちええ感じになったかと!
まだまだ視聴できますので、是非、こちらから!!
公演期間:2022/02/21(月)〜2022/02/27(日)

丸本達也/マンスリーワンマン配信ライブFeb,20220221small
こちらが取り急ぎのセットリスト:
1. スーパーヒーロー
2. はるばる
3. 教えない
4. アホウドリ
5. Favorite
6. マイノリティ
7. 歌が聴こえる
8. Bud Powell(Solo Piano)
9. Working Class Hero(Cover)
10. Ding-Dong
11. Grafton Street
12. スランチェ
13. フワリ
14. Heart of Gold
15. 風の色
16. 抱きしめる人(新曲)
17. ワスレンサンナ

観たよ!という方、是非、こちらのアンケートを!


waits2 at 23:21コメント(0) 

2022年01月27日

P1170070大変お待たせしました。
先週の月曜日に吉祥寺Manda-la2にて開催したマンスリーワンマン配信ライブのセルフレポートをアップします
以下は、今回のテーマ「星に願いを」"When You Wish Upon A Star"の歌詞とその中に隠されたセットリストです。
歌詞内のリンクをクリックするとその言葉とつながりのあるオリジナル曲(ページ内リンク)へ飛びます。


WHEN YOU WISH UPON A STAR

When a star is born
They receive a gift or two
One of them is this
They have the power to make a dream come true

When you wish upon a star
Makes no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you

If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do

Fate is kind
She brings to those who love
The sweet fulfillment of
Their secret longing

Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dreams come true



1. When You Wish Upon A Star(Cover)

まずは今回のテーマ曲「星に願いを」を歌唱。
ディズニー映画「ピノキオ」のテーマ曲ということで、一応、何十年振りかで映画を観ました。
見直したつもりが、もしかすると初だったかも!?
子どもの頃、観たのは紙芝居だったかもしれない
ちなみに、ディズニープラスとはまだ契約していないので、Amazonプライムで字幕版ではなく吹替版を鑑賞
よく知っている名曲ですが、歌ったのは初。
実際に歌うと、さらに良さが染みました。

2. みずうみ(When You Wish Upon A Star)


 "星に願いを" みずうみに青空を

というフレーズが曲の最後の方に出てきます。
作った当時、「星に願いを」をテーマにしたライブをする日が来るなんて思いもしなかった。
タイトルつながりでセットリストイン。

3. Forever Young(born)

ForeverYoung僕が知っている「星に願いを」の歌い出しは、"When you wish upon a star"ですが、今回、事前に色んなバージョンを聞いて、"When a star is born"というバースから始まるバージョンの存在を知りました。
この中に"born"という言葉があることから、今回、このテーマに決めたと言っても良いでしょう
昨年5月に「ストーリーズ」をテーマにしたライブで初披露したこの曲"Forever Young"は、あの時以来の2回目の演奏。
5月のライブを視聴してくださった方はご存知かと思いますが、この曲を贈った彼は亡くなってしまいました....が、なんと昨年11月、彼の娘が誕生したのです
この嬉しいニュースを皆さんと共有するため、今回このテーマに決めたのでした。
この曲の最後に出てくる

 物語はまだ終わらない Forever Young

という歌詞に疑問を感じていた方がいらっしゃったかもしれませんが、これは彼女の妊娠を知っていたからです。
彼の娘の誕生こそが「物語がまだ終わらない」理由でした

4. 風の色(the power)

P1170063
 光る 生まれたての"力"で

昨年11月の「オーディション」ライブで大ちゃんが作ってくれた前奏曲に続いて、本編を歌いました。
これはもう発表しちゃって良いと思いますが、先週の金曜日のレコーディングで、前奏曲とこの曲をしっかり録音しました
楽しみにしてください!

5. レインボー(dream come true)


 「"叶わない夢なんてないさ"」あいつが言っていた
 「裸の声が出せたなら 夢の方からやって来る」

実を言うと、今回のテーマ「星に願いを」は、昨年7月のテーマ「夢」と近いところがあるので、できるだけ重ならない選曲を心がけたのですが、やはり「叶う、叶わない」となると、この曲は外せないですね。
7月のブログを読み返してみると、「目標」と「夢」について自分はこう書いていました:
********
いわゆる努力すれば実現できるものは、目標。難易度に関係なく。
一方、夢は、努力や実力だけでは届かない、ちょっとした幸運や誰かの好意があって初めて実現できるもの
********
いいですねぇ、難易度ではなく、幸運や好意が絡んでいるかどうか
歌唱について...これまでと異なるアプローチをしました。
鼻へ抜く量を少し多めにしたところ、かなり楽に歌えました。
この曲に限らず、他の曲もそう心がけたのですが、ただ、楽に歌うことがゴールではありません。
何も考えずに安定したピッチで、自由自在に歌えるようになるど!

6. You Hear At Night(makes no difference who you are)

YouHearAtNight20201130"Makes no difference who you are"を直訳すると、「あなたが誰であっても変わりはない」。つまりは「誰でも!」という意味ですが、これにつながる言葉として選んだのは

 "あなたは誰でもない"

「あなたが誰であっても」と「あなたは誰でもない」って、似た言葉を含んだフレーズというだけで、意味的には全然イコールではないのですが
それにしても、「あなたは誰でもない」って、よく考えると変な文章ですよね。
2020年11月の"Hallelujah"ライブの時の新曲だけに、"ハレルヤ方式"第二弾である今回のセットリストに入れられたのは、密かに嬉しかった。

7. こゝろ(hear)


 誰もが持っている "こゝろ こゝろ"

この曲も新しい発声にチャレンジしたところがあったのですが、良い感じだったと思います。

8. 流れ星(come to you)


 流れ星に乗って "やって来た"ばかりの君

「星に願いを」というテーマだけに、この曲はセットリストに入れたかったのですが、「星」つながりでなく「やって来る」つながりで入れられたのは嬉しかった
徐々にテンポアップしていくこの曲、僕は自分のペースで上げていくだけですが、大ちゃんは完全に僕に合わせて変化してくれます。そのナチュラルぶりには毎回驚かされるのですが、今回も完璧でしたね

9. Nefertiti(Solo Piano)

10.Pinocchio(Solo Piano)

P1170078今回、大ちゃんはソロピアノを2曲演奏してくれました
両曲とも作曲者は、Wayne Shorterですが、これらの曲を収録しているのは、マイルス・デイビスの「ネフェルティティ」というアルバム。
"Nefertiti"は1曲目、"Pinocchio"は6曲目に収録されています。
大ちゃんの解説によると、この"Nefertiti"は、"ジャズなのに一切アドリブがない"というのが特徴らしいです。
「何?この曲?アドリブは?」と戸惑いながら聴いていた記憶があるそうで、当時にしてみれば、相当前衛的な試みだったのではないか、と。
まずはこの曲を聴いてもらってからの"Pinocchio"へという構成でした。
ちなみに、この"Pinocchio"は、ディズニー映画ではなく、原作の「ピノキオ」からインスピレーションを得て作られた曲のようです。
ただ、これらの曲を演奏するのは、正直「怖い」と大ちゃんは言ってましたね。
この辺はジャズプレイヤーならではのところかと。
おそらく、プレイヤーとしての力量や曲の解釈力が問われてる感じがあるのでしょう。
そんな曲に果敢に挑んでくれたというのが僕としては嬉しいところです
ここまでのライブの流れとは異なる空気を吹き込んでくれました!
音と、さらには、ジャズの歴史と向き合うような演奏、味わい深かったですね
ありがとう、大ちゃん!

11. アホウドリ(dream)

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 儚い雲ばかり 見上げてきたからか
 叶わない"夢"の方が 美しいと思ってた

アホウドリ目線の言葉から始まるこの曲は、昨年7月のテーマ「夢」のライブで初披露した曲です。
今回が2度目の演奏
「夢」つながりの曲はたくさんあるということで、"夢"代表

12. パッセイジー(star)


 僕らはパッセイジー
 この"星"のパッセイジー

"この星"とは地球、つまりは惑星なので、本来は"Star"ではなく"Planet"なのですが、敢えて
この前の「アホウドリ」からピアノでパリにつないでもらいました

13. べイリー(fate)

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 "運命"はいつも 偶然の振りをして
 優しい歌を 残してゆく

「運命」つながりでセットリスト入りしたこの曲ですが、「遙か遠くの誰かの"願い"」というフレーズがあることにさっき気付きました。"願い"つながりも可能だったのですね
この曲、あまり印象的ではないかもしれませんが、個人的に好きな曲なんですよね。

14. スランチェ(kind)


 時の流れは "優しく"もある

今回「星に願いを」カバーするまで、歌詞の中に"Fate is kind"というフレーズがあることを知りませんでした。
で、「スランチェ」の「時の流れは優しくもある」というフレーズ、どこか似た感覚があると感じます。
表現がではなく、なんというか、見つめ方?
なんか嬉しい

15. やっほー(brings)

やっほー
 初めて海を見たあなた
 手を伸ばしていくつかの雫を
 口元に"運ぶ"と顔を歪め

今回、不思議なことに?アンケートでこの曲が高評価でした。
なぜだろう?と思いながら映像を見てみると、「やっほー」のディレイが成功していただけでなく、絶妙のタイミングで山の画像がスーパーインポーズされていました
なるほど、オペレーターさんの勝利ですね
感謝です

16. 秘密(secret)


 見慣れた街 輝かせる
 "秘密"を手に入れるんだ

MCでも話したように、この"secret"は名詞ではなく"秘密の"という形容詞ですが
そして、この「秘密」は、どちらかと言うと英語の"secret"のもう一つの訳語「秘訣」という意味合いの方が近いのかなとも思っています

17. つかまえ手(out of the blue)


 リアクション間違っちゃったみたい
 "突然" 君は泣き出した

この曲を単独で演奏することは滅多にないのですが、今回は珍しく
つまりは、大抵の場合、前後に演奏する他の曲の影響を受けてこの曲を演奏するわけですが、単独で演奏すると「こうなるのかぁ」と思いながら演奏しました
変な話、ライブの流れの中で乗っかったグレイハウンドバスとは異なる、単独で乗った気持ちでした

18. はるばる(新曲)(sees you through)

はるばる
 夜空が包んでくれる
 何もかも"お見通し"

今月の新曲です。
お風呂上がりでつぶやいたメロディをタネに作り上げました。
毎度のことながら、完成したのはライブ前日。
「星に願いを」の歌詞の後半に「お見通し」という言葉が出てきます。
よく残っていてくれました

IMG_8469以上18曲。
正直、気持ち的には、3曲目の"Forever Young"がピークになってしまったところもあり、少し尻すぼみになった印象もあるかもしれませんが、このゆるい波紋が続く感じが「星」っぽくて良かったのではないかと思います
「星に願いを」がテーマでしたが、なんやかんやで「星」がテーマだったような気がします
この日も無観客の配信ライブでしたが、ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
マンダラ2のスタッフの皆様、そして大ちゃん、今年もよろしくお願いします!
このライブが月曜日、金曜日はレコーディングと、先週は充実の一週間でした。
2022年は始まったばかりですが、良い年になるんじゃないかと思います。
来月のライブは21日(月)。
テーマ、開演時間等、まだ未定ですが、着々と準備をしていきたいと思います。
まだまだ全世界的に厳しい日々が続きそうですが、負けずに行きましょう

waits2 at 22:10コメント(0) 
LIVE Schedule
@吉祥寺Manda-la2
春のスペシャルライブ
2024年3月26日(火)
4月の対バンライブ
2024年4月15日(月)
Tatsuyaワンマンライブ
2024年5月8日(水)
Tatsuya's 7th アルバム
"FUN"
14th, Jun, 2022 released
ご購入はこちら↓
"LIFE"収録曲
「花を飾ろう」MV

"Utautai"収録曲
「こゝろ」PV

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